記事にアフィリエイト広告を含みます

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8 (16) - Core i9-13900HXとGeForce RTX4080/RTX4090を搭載するハイエンド・ゲーミングノート。安くはないけどコスパは高いです

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8(16)
レノボがゲーミングノート「Legion Pro 7i Gen 8 (16)」を発売しました。先日紹介記事を掲載した「Legion Pro 5i Gen 8 (16)」の上位モデルという位置づけで、CPUはCore i9のみ、外部GPUもGeForce RTX4080以上、という高いスペックになっています。もちろん安価ではありませんが、システムスペックから見て割安な価格になっています。

スポンサーリンク

なお、Legion Pro 5i Gen 8 (16)についてはこちらの紹介記事をご覧ください。
Lenovo Legion Pro 5i Gen 8 (16) - 最新CPUとGPUを搭載し、装備も充実の16インチゲーミングノート、価格もお買い得です!

1.Legion Pro 7i スペック

スペック表

  Legion 770i
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core i9-13900HX
GPU NVIDIA GeForce RTX4080/RTX4090
Laptop GPU
RAM 16GB/32GB(最大32GB)
ストレージ 512GB/1TB M.2 PCIe NVMe SSD
1TB M.2 PCIe NVMe SSD追加可
光学ドライブ なし
ディスプレイ 16インチIPS(2,560 × 1,600)240Hz
ネットワーク Wi-Fi6E(802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力・PD対応)、USB3.2 Gen1 Type-A × 4、オーディオジャック、HDMI、LAN(RJ45)
カメラ Webカメラ(1080p)
バッテリー 99.9Whr(約5時間)
サイズ 363.4 x 262.2 x 22-25.9 mm
重量 2.8 kg

バリエーションモデル

・Core i9/RTX4080/32GB/1TB
・Core i9/RTX4090/32GB/1TB
※左からCPU/GPU/RAM/SSD
※注文時にシステム構成のカスタマイズが可能

スポンサーリンク

コメント

冒頭記載の通り、Legion Pro 7iは「ハイスペック構成専用モデル」と言えます。CPUは第13世代(Raptor Lake)のCore i9-13900HXのみで、Core i5とかCore i7の設定はありません。Core i9-13900HXは24コア32スレッド、PBP55Wで最大ターボパワー157Wと、ノートPC用のIntel Coreプロセッサーとしては最高水準の型番で、Passmarkが公表しているベンチマークスコアは46,443と、第12世代までのCoreプロセッサーではお目にかかったことのない数値になっています。

GPUも最新型番のGeForce RTX4080/RTX4090で、RTX4070以下の設定はありません。

RAMとSSDは標準で32GB/1TBですが、カスタマイズによりRAM16GB、512GB SSDも選択できます(この場合は製品価格が安くなりますが、CPUやGPUの型番を考えるとおすすめできません)。また、SSDについては空きスロットがあり、カスタマイズで1TBを追加できます。

ディスプレイは16インチで解像度は2,560 × 1600(アスペクト比16:10)、リフレッシュレートは240Hzと高速です。このディスプレイは発色品質も高く、HDR400、100%sRGBに対応し、輝度も500nitと明るいものになっていますので、動画編集や高度な画像加工などのクリエイティブワークにも使えます。

2.Legion Pro 7i 筐体

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8 (16)
外観は従来のLegion 770iとあまり大きく変わっていないように感じられますが、細部の形状が異なっており、筐体サイズも違います。ディスプレイ面は上下左右ともベゼル幅が細く、画面占有率も93.6%です。

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8 (16)
天板です。素材は「50%リサイクルアルミ&マグネシウム」です。ヒンジがやや前方に取り付けられているところなどは「Legionらしい」デザインですね。筐体色は「オニキスグレー(黒っぽいグレー)」となり、Legion 770iの「ストームグレー(やや薄いグレー)」から変更されています。

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8 (16)
キーボードは「84 キー(テンキー含まず)、JIS 配列、Per-Key RGB バックライト・キーボード」と開示されています。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列のみです。また、バックライトはPer-Key RGB(個々のキーのバックライト色を任意に変更できる)です。このキーボードは「Legion TrueStrikeゲーミングキーボード」と名付けられており、製品ページに詳細な説明はありませんでしたが、おそらくキーマッピングの変更やキーボードマクロの設定も可能と思われます。

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8 (16)

クリックで拡大します

側面・背面と入出力ポートの配置です。USBポートが合計で6つ(うち1つがThunderbolt 4)もある、というのがすごいですね。他にも有線LANポートやHDMIがあり、拡張性が高い仕様だと思います。ただし、SD(microSD)カードリーダーはありません。

3.Legion Pro 7i 価格など

Lenovo Legion Pro 7i Gen 8 (16)はレノボ直販サイトで販売中で、3月26日現在の価格はRTX4080モデルが税込み390,258円、RTX4090モデルが税込み467,456円です。「ノートパソコンの値段」としては高いですが、システムスペックからみると他社製品と比較してかなり割安だと思います。

先にご紹介したLegion Pro 5i Gen 8も最新CPU/GPUを搭載しており、価格も20万円前後なので、個人的に「5iのほうが一般人向けだよなあ」とは思います。この7iのほうは最新のAAAタイトルをレイトレーシングONかつ最高画質でプレイしたい人、外付けで大型の4Kモニターを接続したり、マルチモニターでゲームをしたい人向けでしょうか。でも予算が許すのなら、ぜひ使ってみたい製品ではあります。

4.関連リンク

Legion 7i Gen 8 16(Intel):Lenovo

スポンサーリンク