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Lenovo ideapad 120S - 11.6インチ、カラフルで軽快なイメージの低価格モバイルノート!

Lenovo ideapad 120S
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。そう言えばここのところ「クラウドブック」的な新製品をあまり見なくなりましたよね。クラウドブックという用語に明確な定義はないんですけど、ウインタブでは「AtomかローエンドのCeleron/RAM2GB/32GB eMMC」とかの、ミニマムなスペックかつ低価格の小型ノートパソコンのことをこう呼んでいます。低価格で手軽に使えるのはいいんですけど、このくらいのスペックだとしっかり用途を絞り込まないといろいろ不自由があります。Windows 10も定期的な大型アップデートで少しずつ多機能化し、OSとして重くなりつつありますから。

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今回紹介するLenovoの最新11.6インチモバイルノート「ideapad 120S」、スペックはクラウドブックよりもはるかに高く、そんなに高速ではないにせよ、かなり幅広い用途で快適に使えそうな製品です。でも、すごく製品イメージがすごく軽快なので、「クラウドブック」という言葉を連想してしまいました。

1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Celeron N3350
RAM: 4GB
ストレージ: 256GB SSD / 500GB HDD
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
ネットワーク: 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
カメラ: インのみ30万画素
入出力: USB3.0 Type-C、USB 3.0 × 2 、HDMI、オーディオ、microSDスロット
バッテリー稼働時間: 7.2時間(HDD)/9.2時間(SSD)
サイズ: 288 x 200.9 x 17.7 mm / 重量1.15 kg(SSD)/ 1.27 kg(HDD)

CPUはCeleron N3350で、Atomの開発が終了した現在ではエントリークラスのモバイル製品をカバーするApollo Lake世代のものです。ただ、性能の方は過度の期待は禁物で、Atomと大差ないくらいですね。

RAMは4GB、ストレージは500GB HDDと256GB SSDを選べます。モバイル製品にHDDはちょっとなあ、と思うウインタブですが、32GB eMMCなんかが使われるよりは500GB HDDのほうがずっと便利だろうと思います。タブレットではなくノートPCなので、32GBとかだとちょっと厳しいですよね。もちろんSSDのほうを選べばすごく快適に使えると思います。

ディスプレイは11.6インチでHD解像度です。Lenovoのスペック表にIPSという表記がないため、IPS液晶ではないと思われます。入出力ポートは結構充実していて、USBポートが合計で3つ、HDMIもあります。SDスロットがMicro規格だったり、LANポートがなかったり、というのはありますが、価格帯からして納得できる内容だと思います。

また、この製品はHDDモデルとSSDモデルでバッテリー稼働時間と重量が異なります。しかも、無視できないくらいの差になっていることに注意が必要です。外出先で使うということを念頭に置けば、SSDモデルのほうがいいでしょうね。また、HDDよりもSSDのほうが物理的に故障しにくいというのもあります。

2.筐体

Lenovo ideapad 120S カラバリ
いつもの製品紹介と異なり、最初にカラーバリエーションから。この製品は「デニムブルー」「ミネラルグレー」「ブリザードホワイト」「バレリーナピンク」の4色があります(ただし、バレリーナピンクのみ9月23日現在で未発売)。この製品の情報を確認して「クラウドブック」をイメージしたのはこのような軽快なカラーバリエーションがある、というのが大きいです。

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また、スペックのところで説明したHDDモデルですが、「ミネラルグレー」のみの設定となります。SSDモデルは全色選べます。

Lenovo ideapad 120S 正面
筐体はごくシンプルなデザインです。ベゼルはそんなに細くないですけど、ブラックになっていて、締まって見えますね。筐体素材は不明ですが、おそらくプラスティックだと思います。

Lenovo ideapad 120S 180度開口
また、ヒンジは180度開口します。

Lenovo ideapad 120S 天板
天板もシンプルです。ただ、これは「ミネラルグレー」だと思いますが、天板のみ濃色になっています。ブルーとピンクも同様に、天板のみ少し濃色、キーボード面などは淡色となります。

Lenovo ideapad 120S キーボード
キーボードです。この画像は英語配列になっていますが、日本向けには日本語配列のものが用意されます。キーは下部がラウンドした形状になっていますし、配列も良さそうですよね。11.6インチなのでキーピッチは少し狭いと思われますが、画像を見る限り使いやすそうに感じます。

Lenovo ideapad 120S 側面
側面とポート類です。上に書いたとおり、USBはType-Cを含み合計で3つありますし、HDMIもフル規格のものがついていますので、ビジネス利用の際でもそんなに不満はないと思います。有線LANとかD-subが必要な場合はUSB Type-Cの多機能ハブが必要になりそうですけど。

3.価格など

Lenovo ideapad 120Sは9月22日に発売され、Lenovo直販サイトでの9月23日現在のクーポン価格はHDDモデルが税込み38,351円、SSDモデルが税込み48,352円となっています。なお、いつも書いてることですが、Lenovoの直販サイトでは週末もしくはセール(しょっちゅうやってます)で購入するようにしましょう。定価で買ってはいけません。

やはりこの製品は「クラウドブック」と呼ぶには失礼かと思います。CPU性能がそれほど高くないので、処理速度に過度の期待は禁物ですが、ノートパソコンとして必要な構成をしっかり満たしていると思いますので、幅広い用途に使えると思います。記事中にも触れましたが、この製品を購入するならSSDモデルにしたいところですよね。

4.関連リンク(Lenovo)

ideapad 120S

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コメント

  1. 日本語入力 より:

    こういうThe・シンプルなデザイン大好きです。(何故か日本企業は絶対やらない)
    どうやら10月にpentiumモデルが出ていたみたいですね。日本向けはoffice無しと付属でそれぞれ81A400DGJP、81A400DFJP。amazonにも載ってました。

    個人的にはモバイル機にHDDはそもそも論外だし、256GBのSSDも過剰な気がします。このクラスのPCでやる事なんてたかが知れてるでしょうし。
    pentiumモデルは128GBなので何故それを先に出さなかったと…