こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ウインタブを運営していると、珍しい機能がついていたり奇抜なデザインのタブレットやPCに目が行ってしまいます。中国タブレットなんかは、なんだかんだ言っても面白いと感じる製品が多いので、紹介記事を書いていて楽しいのですが、そういうものばかり見ていると、たまに「普通の」がたまらなく魅力的に思えてきます。
今回紹介するLenovoの「ideapad 100」は「すごく普通」なノートPCで、発売当初から気になっていましたが、サイズが15.6インチでウインタブの守備範囲から少しばかりはみ出していることもあり、紹介記事を書いていませんでした。しかし、年末商戦となり、実売価格もかなり下がってきたことにより、製品の魅力が強くなったように思われますし、自分としてもこの製品が気になって仕方ないので、記事にすることにしました。
【レノボ・ショッピング限定販売】ideapad 100
1.スペック
補足します。ideapad 100にはCPUと製品版Officeの付属有無によって4つのバリエーションがあります。上位モデルのCPU「Intel Core i3-5005U」は最新のSkylakeではなく、第5世代Broadwellです。また、下位モデルの「Celeron 3215U」もBroadwellの製品ラインですが、ごく新しいもので、まだベンチマークスコアなどは入手できません。ですが、Celeronとしては高性能であることが期待されます。
RAMは標準で4GB、最大で8GBとなっており、このサイズだと簡単に自分で増設できるはずです。ストレージはHDDで500GBですから、まあ普通ですね。ディスプレイ解像度も15.6インチサイズではありますが1,366 × 768ですから実用上は問題ないにせよ、特にキレイということはないでしょう。サイズも重さ2.3 kgだと気軽に持ち歩くような代物ではありませんね。それだけに無線LANは5GHz帯に対応してほしかった気もします。
CPUにCore i3を選べばノートPCとしてそこそこのレベルにはなりそうですが、あんまり処理速度うんぬんを語るような製品ではなく、普段使いを快適に、という方向性だと思います。
2.筐体
デザイン上のアクセントは、というと、天板くらいでしょうか。色が塗られているわけではないのでそんなに派手じゃないですけど、個人的にはソリッドな無地でもよかったかな、と思います。
キーボードです。15.6インチサイズなのでテンキーもついていますね。アイソレーションタイプのキーで、余計なギミックは皆無です。個人的には右側、特にShiftキーの位置とEnterキーの大きさが気になりますが、慣れてしまうとかなり使いやすそうに見えます。パームレストも大きいので、入力時の手の位置も安定しそう。というか、このあたりから私は気合いを入れてチェックするようになりました。こういうプレーンな雰囲気が好きなんです。
ヒンジ部分です。普通といえば普通ですが、画像の質が高いんでしょうか、シンプルで魅力的に感じられませんか?
入出力ポート類は左側面に集中しており、右側面には光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)が配置されます。USB3.0がひとつ、USB2.0がひとつ、あとは有線LANポート(RJ45)とHDMIですね。このサイズだともうひとつくらいUSBポートがあってもよかったかな、と思います。
筐体前後面です。普通すぎて何を書いていいかわからなくなります。前面の左側にステイタスインジケーターがあり、その下にSDカードスロットが見えます。
3.価格
Lenovo ideapad 100は11月17日にLenovo直販サイト限定モデルとして発売され、価格は下記のとおりです。
80QQ00BCJP(Celeron、Officeなし): 54,000円
80QQ00BAJP(Core i3、Officeなし): 69,660円
80QQ00B9JP(Celeron、Officeあり): 75,600円
80QQ00BBJP(Core i3、Officeあり): 91,260円
※すべて税込み価格です
が、直販サイト限定モデルということは、量販店の顔色をうかがう必要もなく、クーポンセールの対象になりやすいわけですね。この記事を書いている2015年12月8日時点で適用されている割引価格は
80QQ00BCJP(Celeron、Officeなし): 39,420円
80QQ00BAJP(Core i3、Officeなし): 49,459円
80QQ00B9JP(Celeron、Officeあり): 59,724円
80QQ00BBJP(Core i3、Officeあり): 69,358円
となります。Officeなしの2モデル、かなりグッとくる価格じゃないですか?もともとはすごくプレーンな筐体デザインに魅力を感じたんですけど、3万円台とか4万円台という価格を見てしまうとかなりヤバいことになります。
先日マウスコンピューターの「LuvBook B」の記事を書いていて、私自身のノートPCでのメイン作業(テキスト入力と簡単な画像加工)を考えると、LuvBook Bのスペックで十分だよなあ、と思ったのですが、それに1万円弱足すとideapad 100の下位モデルが買えます。そうするとディスプレイもさらに一回り大きくなるし、CPUのスペックも上がるし、HDDだけどストレージ容量に不安もなくなるし…と。で、さらにもう1万円足すとCPUがCore i3に格上げされる、ということになりますね。いや待てよ、それにあと1万足すと…、とどんどんエスカレートしていって、最終的にドスパラのゲーミングノートPC(15万円?)になったりするんですよね。テキスト入力メインの作業なのに。
私の場合は、最初にしっかり用途と予算を決めて、どんなことがあっても予算はオーバーさせない、という固い意思がないとPCは買えませんね。去年だって、すでに8インチタブレット(ASUS VivoTab Note 8)を持ってるにもかかわらず、どうしても我慢できずに同じ8インチサイズのThinkPad 8を買ってしまったし…。危険ですわ。
ちょっと脱線してしまいました。Lenovo ideapad 100、すごくプレーンで過不足のない製品なので、飽きずに長く使えそうです。あと、実売価格も絶妙というか、文句なしに割安感があるし、本当に魅力的だと思います。
コメント
ノートパソコン全般もこうやって紹介してくれると嬉しいです(`・ω・)ゞ
こんにちは、コメントありがとうございます。御意!もともとノートPCも好きなんですよね。
Celeron 3215UはBraswellじゃなくてBroadwellですよ
トシさん、こんにちは、コメントありがとうございます。いつもお世話になります。記事のほうは修正しました。大変助かりました。ありがとうございます。
たまたま訪問しました。
この価格帯ではまだまだDVDドライブとハーフHDが主流なのですね。
パソコンのレビュー見やすくて参考にさせていただきます。
こんにちは、コメントありがとうございます。ここはタブレットとかの小型デバイスを得意とするサイトなんですが、今後ノートPCの方にも力を入れていきます。今後ともご意見、ご感想などありましたらお気軽にコメントいただけますと幸いです。