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PIPO X12 - 10.8インチの珍品PCにまさかの新型キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

PIPO X12
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。日本中でおそらくウインタブだけが激しく推している中華のおもしろPC「PIPO X10」ですが、読者のみなさんからはほとんど注目をあびることもなく、おそらくセールスのほうも順調とは言えないだろうと予想しています。しかし、ここにきてまさかの「新型」登場です!「PIPO X12」という製品で、外観とかスペックはX10とほとんど変わらないのですが、一段と面白さを増していますよ!なお、PIPO X10についてはウインタブで実機レビューおよび読者レビューをしていますので、この製品についてよく知らない、という人はまずこちらをご覧ください。
PIPO X10 - 使い道を考えるより先に使ってみたらすごく気に入った件(実機レビュー)
PIPO X10 - 10.8インチの超個性派、これがリビングPCの最適解(読者レビュー:natsukiさん)

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1.スペック

OS:  Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 10.8インチIPS(1,920 x 1,200)
通信: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
入出力: USB3.0、USB2.0 × 3、microSD、HDMI、D-sub、LAN(RJ45)、オーディオジャック、microSD、DC-IN
バッテリー: 10,000 mAh
サイズ: 255 x 173 x 70 cm / 1,020 g

この製品は「やたらと分厚いタブレット」と表現するのが一番妥当だと思います。あるいは「小型のオールインワンPC」と言ってもいいかもしれません。OSはWindows 10で、従来機X10(正確にはX10 Pro)に存在しているAndroidとのデュアルブートはありません。CPUはAtom Z8350のまま据え置かれ、RAM4GB/ストレージ64GBというのも従来機X10から変更はありません。

ディスプレイサイズは10.8インチと、タブレットとしては大型で、IPS液晶の解像度1,920 × 1,200で、もちろんタッチ対応です。一見すると従来のX10と一緒に思われますが…、

PIPO X12
じゃーん!1,024段階の筆圧に対応する手書き入力が可能となり、スタイラスペンも同梱されます。スタイラスペンの描き味については実機に触れていないのでなんとも言えませんが、同じPIPOの「W1 Pro」という2 in 1にもよく似たスタイラスペンが同梱されていて、このスタイラスペンをライターのnatsukiさんが細かくレビューというか「何とかしよう」と必死に努力された様子が記事になっています。
PIPO W1 Pro - 独自のデジタイザーペンをできる限り調整してみる(実機レビュー:natsuki)

結論として、PIPO W1 Proではそこそこの改善ができたものの、本格的なイラスト用途には少し厳しい、ということになっています。このX12でもワコムデジタイザーが使われているとは考えにくく、手書き性能については過度の期待はしないほうがいいだろう、というのが現時点でのウインタブの見解です。ただし、「この筐体で手書き入力って楽しいだろうなあ」とは思います。

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PIPOのXシリーズは独特の筐体構造になっていて、それは特に「入出力ポートの充実」につながります。この製品では合計4つのUSBポート(うち1つは3.0)、HDMI、LAN(RJ45)を備え、さらにX12となってD-subまで追加されました。拡張性に関してはそこら辺のノートPCよりも上で、デスクトップPC並みです。

あと、X10からの変更点として、Wi-Fiがa/ac規格に対応したこと、バッテリーが6,500mAhから10,000mAhに強化されたこと(ただし、X10 Proからの変更はありません)が挙げられます。

2.筐体

PIPO X12
筐体については従来機X10からの変更点はほとんどありません。というか変わったところが確認できません。

PIPO X12
唯一背面にD-subが追加されたことくらいですかねえ…。

PIPO X10 ライター記事
PIPO X10 膝の上
PIPO X10 ガムテープで角度調整
PIPO X10 縦使い
これらの画像は私とライターのnatsukiさんがいろんな使い方を試しているところです。サイズが大きいので、電車の中などで使うのには向きませんが、自宅でキーボードとマウスをつないでデスクトップPCとして使ったり、膝の上に乗せてタブレットのように使ったり、画像はないですけど「寝タブ」として使ったりと、結構楽しく使えます。

PIPO X12
スペック表にサイズは記載されていますが、もう一度説明するとこんなサイズ感です。厚さ70 mmって論外でしょ?でもこれでいいんです。

3.価格など

PIPO X12は中国の通販サイト「Banggood」で「Under Restocking」となっており、現状は入荷待ちです。「近日発売」という理解でいいと思います。まだ参考レベルですが、価格は227.99ドル(25,573円)です。

また、従来機X10 Proについては現状「投げ売り」に近い価格になっていまして、151.99ドル(17,018円、クーポンコードd02efb)となっています。X10 Proは入出力ポートにD-subがないこと、Wi-Fiがa/ac規格に対応しないこと、そして筆圧対応のスタイラスペンが付属しないこと、というのはありますが、はっきり言って手書き入力に興味がないのであればX10 Proを安く買う、というのも賢いと思います。

このシリーズはウインタブで激しく推していることもあり、何とか実機レビューをやってみたいですね。

4.関連リンク(Banggood)

PIPO X12
PIPO X10 Pro

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コメント

  1. 匿名 より:

    ペン使えるなら電話機の横に置きたい

  2. 匿名 より:

    激しくおもしろいっ!
    けど、用途が全く思いつかない・・・

  3. zarabu より:

    こういう変態的なPC好き
    セレロンで2.5インチのHDDが載せられるモデルが出たら買っちゃうかもしれない

  4. natsuki より:

    めっちゃ気になる!
    魅力の拡張性がさらに!
    ペンの使いどころも、なかなか想像しがたいですが、使ってみればあらたな便利さに目覚めるのがこのシリーズですから。確かに、電話メモは、いいかもしれません。

    中華のお約束で、掲載場所によって微妙に情報が異なっていますが、重さは、850gとも発表されていますね。どう見てもほぼ同じ筐体で、スペックアップして軽量化できたのならたいしたものです。もっとも、PIPO X10も、当初寸法と重さの数値はムチャクチャでしたから(おそらくPIPO X9の数値だった)、この辺は現物見ないとなんともですが。

    ソース↓
    https://www.banggood.com/PIPO-X12-64GB-Intel-Cherry-Trail-Z8350-Quad-Core-10_8-Inch-Windows-10-TV-Box-Tablet-With-Stylus-p-1190999.html
    http://www.pipo-store.com/pipo-x12-mini-pc.html
    http://www.pipo.cn/En/index.php?m=Product&a=show2&type=2&id=420

  5. プロ より:

    昔黒電話に掛かっていた布製のカバーを掛けたくなりますね…

  6. NIA より:

    待ちに待ってたこいつが来たゼ!!X11では無くX12w出来れば128GBにデュアルブートなんてして欲しかったところですがw1024階調のお絵かきPCになって帰ってきました!!もう完全にトレース台ですねw・・・まあ、これに関しては不安もあるんですが。ウチのJUMPERさんがWIN10アップグレードの度、WACOMのペンドライバーが怪しくなっています。まあ、新たにドライバー入れ直せば良いわけですが・・・少し、面倒くさい。同じような現象出てきたらヤダなあ。

  7. えびのしっぽ より:

    ・・・X12ときたか笑
    とりあえずX10Noteを買えなかったのでこれには飛びつきます。
    ApolloLakeモデルも出して欲しいですねぇ

  8. NIA より:

    ・・・X11在るやんw
    GOLE 1 Plusタイプっぽいので目立たなかったのか同じ頃にでたのか・・・ウチ的にデュアルブートなのでアリかもw
    X7(持ってるw)に液晶ついてたらなあ・・・と思ってたのがまんま出てますw