ONE-NETBOOK社の日本正規代理店テックワンがONEXPLAYERのAMD版を発表しました。ONEXPLAYERは7インチサイズの「mini」も同時に発表されており、これで8.4インチのIntel版とAMD版、7インチのIntel版と、3つのモデルになりました。
AMD版は基本的にCPUのみが変更されており、筐体は従来モデルと変わりませんので、ここでは変更点と価格についてご案内します。なお、従来モデルのONEXPLAYERについてはウインタブで実機レビューをしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
ONEXPLAYERの実機レビュー - これってWindowsタブレットでは…?個性に溢れたゲーミングコンソール風Windows端末!
※現行のIntel版はONEXPLAYER 1Sという名称で、レビュー機とはCPUの型番が異なります
1.ONEXPLAYER AMD版 概要
スペック表
ONEXPLAYER AMD | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 4800U AMD Ryzen 7 5700U |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 16GB(LPDDR4x 4266MHz) |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(PCIE3.0×4) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 8.4インチ(2,560 × 1,600)タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB 3.2 Type-C × 2、USB 3.0、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | なし |
バッテリー | 15,300mAh / 58.9Wh |
サイズ | 288 x 130 x 21 mm |
重量 | 819 g |
バリエーションモデル
・Ryzen 7 4800U
・Ryzen 7 5700U
※CPU以外のスペックは同じです
コメント
OSの表記について、テックワン運営のONE-NETBOOK日本公式サイトの表記に揺れがあります。製品紹介ページでは「Windows 11 Home」、購入ページでは「純正Windows10、純正Windows11へのアップグレード対応」と記載されていました。出荷時期を考えると、おそらく最初からWindows 11になっているのではないかと思います。
CPUはAMD Ryzen 7でモバイル用第3世代の4800Uと第4世代の5700Uを選択できます。なお、いずれもZen2アーキテクチャで、Zen3ではありません。
参考までにPassmarkが公表しているベンチマークスコアを掲載しておきます。ただ、これはあくまで「Passmarkというベンチマークの結果」でしかなく、ゲームプレイを前提としたものとは言えませんので、コメントは控えます。お好みのブランドと価格をにらみつつ決める、という感じでしょうか。
RAMは16GB、ストレージは1TB SSDです。12月20日現在、8.4インチのONEXPLAYERについてはIntel版(ONEXPLAYER 1S)、AMD版ともRAMとストレージのバリエーションはありません。16GB/1TBのみです。
ディスプレイは8.4インチのIPS液晶で解像度は2,560 × 1,600ですが、解像度1,280 × 800にもネイティブ対応しますので、負荷の高いゲームをプレイする場合は解像度を落としてのプレイが可能です。あと、なにげにこのディスプレイは100%sRGBだったりもします。ただし、リフレッシュレートについては説明がなく、おそらく60Hzと思われます。
筐体については変更がありません(12月17日開催の発表会でも説明がなく、筐体画像を確認しても変更点が確認できませんでした)。ただし、CPUがRyzenになったので、Intel版に装備されているUSB 4ポートがUSB 3.2に変更されています。
2.ONEXPLAYER AMD版 価格など
ONEXPLAYER AMD版はONE-NETBOOK日本公式サイトで販売(予約販売)中で、12月20日現在の価格は下記のとおりです。参考までにIntel版とmini版の価格についても記載しておきます。
Ryzen 7 4800U:129,980円
Ryzen 7 5700U:149,490円
Core i7-1195G7:149,400円
mini/512GB:139,590円
mini/1TB:146,520円
mini/2TB:166,320円
※税込み価格
※AMD版とminiは先行予約価格
※Intel版はウインターセール価格
また、ウインタブ読者向けに上記価格から2,000円OFFとなるクーポンをいただいております(12月30日まで有効)。購入手続きの際にクーポンコード「WLW7RJ06HA」をお使いください。
発表会の席上、テックワンの中林社長が「129,980円というのは相当に頑張りました!」と言われていました。ONEXPLAYERは決して安価な製品ではありませんが、Ryzen 7 4800U版であればいくぶん手が届きやすいかな、と思います。
3.関連リンク
ONEXPLAYER AMD版:ONE-NETBOOK日本公式サイト
One-Netbook公式ストア 商品一覧:ONE-NETBOOK日本公式サイト
※クーポンコード「WLW7RJ06HA」で2,000円OFF(12月30日まで)