ONEXPLAYER 2 Pro － コントローラーを分離でき、多彩な使い方ができるゲーミングUMPC、Ryzen 7 7840Uモデルが日本発売です！

ONE-NETBOOK社の日本正規代理店、テックワンがゲーミングUMPC「ONEXPLAYER 2 Pro」の国内発売を発表しました。ONEXPLAYER 2 Proは従来のONEXPLAYER 2のマイナーチェンジ版で、CPU性能が向上しています。また、ONEXPLAYER 2 Proは他社競合製品とは一味違う構造になっていて、ゲーマー以外の人にも気になる製品です。

なお、ONEXPLAYER 2 Proは既存モデルONEXPLAYER 2からの変更点が多くはなく（しかし大事なところが変わってます）、筐体もほぼ同一と思われますので、この記事では主に既存モデルからの変更点、および価格についてご説明します。既存モデルについてはこちらをご参照ください。
ONEXPLAYER 2 － コントローラーを取り外せるゲーミングUMPC、12月19日9時からクラウドファンディング開始！

1.ONEXPLAYER 2 Pro 概要

スペック表

バリエーションモデル

・16GB/1TB
・32GB/1TB
・32GB/2TB
　※左からRAM/SSD

コメント

ONEXPLAYER 2からの変更点は「CPU」です。Ryzen 7 6800U（Zen3+/RDNA2アーキテクチャー）からRyzen 7 7840U（Zen4/RDNA3アーキテクチャー）になりました。Ryzen 7 7840Uは最新のゲーミングUMPCのほとんどが搭載しており、「ゲーミングUMPC用としては最高性能かつスタンダード」な型番です。

また、ONEXPLAYER 2シリーズはディスプレイサイズが8.4インチと大型で、解像度も2,560 × 1,600と高精細です。先日ご紹介したAYANEO KUNも8.4インチディスプレイを搭載していますが、このサイズだと視認性が向上するものの、どうしても筐体が大きくなってしまいます。実際、ONEXPLAYER 2 Proの横幅310 mmというのは13.3インチのモバイルノートとほぼ同じです。

しかし、ONEXPLAYER 2 Proは左右のコントローラー部分を分離することができます。また、後述しますが専用のキーボードも用意されます。この結果、

ゲーミングUMPCとしてだけでなく、「普通のUMPC」とか「8.4インチサイズのWindowsタブレット」などの使い方ができます。…まあ、他社のゲーミングUMPCでも同じことはできるんですが、コントローラーを分離することによって（ゲーム以外の利用シーンで）見た目も使い勝手も良くなるんじゃないか、と思います。

多彩な使い方をアシストしてくれるオプション群です。画像右上のワイヤレスジョイスティックコネクターを使えば分離したコントローラー部分がワイヤレスのゲームパッドに早変わりします。また、4,096段階の筆圧に対応（Microsoft Pen Protocol 2.0）するペン入力もできます。

個人的に試してみたいのがこれ、キーボードを接続して「普通のUMPC、超コンパクトなSurfaceタイプ2 in 1」形態ですね。この「見た目」ならビジネスシーンでも違和感がありません。

2.ONEXPLAYER 2 Pro 価格など

ONEXPLAYER 2 Proは8月19日の発売予定で、ONE-NETBOOK日本公式サイト、ハイビーム公式オンラインストア、Amazon.co.jp、ハイビーム公式オンラインストア、ハイビーム秋葉原本店・大阪なんば店にて予約販売が開始されています。

で、価格なんですが、8月17日までの期間、「本体価格が5%OFF、さらに専用カバーキーボードをプレゼント」という特典が受けられます。

7月28日現在の予約価格（5%OFF後）は下記の通りです。

・16GB/1TB：149,150円
・32GB/1TB：169,100円
・32GB/2TB：178,600円
　※税込み価格

話題のROG Allyと比較するとワンランク高価、という印象です（ROG Allyは16GB/512GBで109,800円）。しかし、ONEXPLAYER 2 Proには少し余計にお金を支払う価値は十分にある、と個人的には思いますねー。

3.関連リンク

ONEXPLAYER 2 Pro：テックワン 製品紹介ページ
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