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OneXFly F1 Pro - 使いやすいサイズ感はそのままに、CPUとディスプレイが大幅にパワーアップしたゲーミングUMPC

OneXFly F1 Pro
天空がゲーミングUMPC「OneXFly F1 Pro」の国内正規版を発表しました。このジャンルではおそらく「激戦(ASUSのROG Allyシリーズがあるので…)と思われる7型サイズ」の製品です。従来モデル「OneXFly」はウインタブでも実機レビューしていますが、ニューモデルOneXFly F1 ProはCPUとディスプレイが大幅に強化されています。

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従来モデルのOneXFlyのレビュー記事(ライターのかのあゆさん担当)はこちらです
ONEXFLY レビュー - Ryzen 7 7840U搭載でRAM/SSDもたっぷり!競合機よりも小さくて軽いゲーミングUMPC

1.スペック表

  OneXFly F1 Pro(国内正規版)
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 8840U
Ryzen AI 9 365
Ryzen AI 9 HX 370
外部GPU なし
RAM(メモリ) 32GB/64GB(LPDDR5x-7500MHz)
ストレージ  1TB/2TB/4TB SSD(M2.2280 PCIe 4.0 ×4)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 7インチOLED(1,920 × 1,080)タッチ, 144Hz
ネットワーク Wi-Fi6E、Bluetooth 5.2
入出力 USB4 Type-C × 2、USB3.2 Type-A、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ なし
バッテリー 48.5Wh/12,600mAh(3.85V)
サイズ 263.6 × 98.25 × 22.6 mm
重量 599 g

2.バリエーションモデル

・Ryzen 7 8840U/32GB/1TB
・Ryzen AI 9 365/32GB/1TB
・Ryzen AI 9 HX 370/32GB/2TB
・Ryzen AI 9 HX 370/64GB/4TB

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3.コメント

冒頭にも書きましたが、従来モデルからの変更点は主にCPUとディスプレイです。従来モデルの搭載CPUがRyzen 7 7840Uであったのに対し、OneXFly F1 ProはRyzen 7 8840U/Ryzen AI 9 365/Ryzen AI 9 HX370の3本立てとなりました。このうちRyzen 7 8840Uは7840UのNPU性能を強化したものなのでゲーミングの性能については大差ないですが、Ryzen AI 9 365とRyzen AI 9 HX 370はCopilot+ PCの要件を満たす高いNPU性能に加え、内蔵GPUも強化されていますので、ゲーミング性能も向上しています。

RAMとSSDに大きな容量を設定するのがOneXPlayer製品の特徴で、OneXFly F1 Proでも「16GB/512GB」という容量のモデルは設定されません。まあ、PCゲームの場合は容量100GB越えのコンテンツが珍しくありませんし…。

OneXFly F1 Pro
ディスプレイは従来モデルの「7型IPS液晶、リフレッシュレート120Hz」から「7型有機EL、リフレッシュレート144Hz」にグレードアップされました。解像度は1,920 × 1,080(FHD)と変わりませんが、152%sRGB・112%DCI-P3の色域と開示されています(おそらくカバー率ではなく面積比かと思いますが、それでも高品質です)。

また、ここは従来モデルから変更がないようですが、スピーカーがHARMANチューニングというのも大きいですよね。

OneXFly F1 Pro
あと、ここも従来モデルから変更がないものの、ポートが充実している、というのがOneXFlyの大きな優位点だと思います。WindowsのゲーミングUMPCは「高性能なパソコン」でもあるので、ポート数は多いに越したことはありません。また、USB4ポートも備えているのでONEXGPUシリーズなどのGPU BOX(eGPU)との接続も可能です。

4.価格など

OneXFly F1 Proは2025年1月10日の発売で、One-Netbook公式ストアやAmazon.co.jp、ハイビーム各店舗で予約販売がスタートしています。価格は下記のとおりです。

・Ryzen 7 8840U/32GB/1TB:148,000円
・Ryzen AI 9 365/32GB/1TB:188,000円
・Ryzen AI 9 HX 370/32GB/2TB:218,000円
・Ryzen AI 9 HX 370/64GB/4TB:268,000円

また、予約特典もあります。

OneXFly F1 Pro
OneXFly F1 Proは筐体に名入れ(名前じゃなくても大丈夫です)ができる構造ですが、この名入れが無料でできます。ぜひ獲得しておきたい特典ですよね。

Ryzen AI 300シリーズに大容量のRAM/SSD搭載ということで、さすがにお値段は少々お高めになりますが、このモデルチェンジにより、激しく魅力アップしたんじゃないかと思います。

5.関連リンク

OneXFly F1 Pro:One-Netbook公式ストア
OneXFly F1 Pro:ハイビーム
OneXFly F1 Pro:Amazon

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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