5月下旬からプレオーダーが開始される予定のOne Netbook One Mix 3。現行モデルのOne Mix 2Sが大ヒットしていることもあり、読者の関心も高いUMPCだと思います。最近中国メーカーの間で流行っているプロモーション手法は「クラウドファンディング」と「ティザー(製品情報を小出しにしてなかなか全貌を明らかにせず、顧客の関心を煽る手法)」ですが、One Netbookはティザーのほうがお好きなようで、今度は製品画像が送られてきました。
トップ画像がそうなんですけど、完全無地のブラック筐体で、かなりの薄型に仕上がっていることがわかります。これはこれで非常にカッコいいと感心してしまいました。
これは現行モデルのOne Mix 2Sの画像です。このようにOne Mixシリーズは天板にロゴマークなどの装飾を施しておらず、完全無地なんですが(限定モデルなどはこの限りではありません)、個人的にはゴテゴテしていない筐体デザインのほうが好きなので、One Mix 3でもこの路線を維持してほしいなあ、と思っていました。
当然まだプロトタイプ(試作品)のはずですから、これが市販デザインになるのかはわかりませんが、ぜひそうなってほしいところ。
こちらは今回公開されたものではなく、少し前の画像です。One Mi 3はディスプレイサイズが7インチから8.4インチにサイズアップされ、そのぶんタテ・ヨコサイズが大きくなるものの、かなりの薄型化を実現しています。
こうしてみても薄さが目立ちます。現行モデルのOne Mix 2Sから大きなイメージチェンジを遂げたと思います。
これが公式のスペック表です。少し前に公開されたものですが、ちょっとだけ確認しておきます。「注目の」CPUに関しては現行モデルから据え置き、というのが現時点でわかっていることです。現行モデルでも最近Core i7-8500Yが追加されましたので、発売までにより高性能なCPUが搭載される可能性はありますが、いまのところはCore m3-8100Yのみです。
RAMは8GB(現行から据え置き)、ストレージは256GBもしくは512GB SSD(現行は基本256GB、限定モデルなどに512GBのモデルあり)ですが、ストレージに関しては拡張用のM.2 スロットが装備されます。
最も大きく変わるのがディスプレイで、現行の7インチから8.4インチにサイズアップされ、解像度も2,560 × 1,600と大きく向上しています。
サイズはこんな感じです。
One Mix 3: 204 × 129 × 14.9 mm / 659 g
One Mix 2S: 182 × 110 × 17 mm / 518 g
現行モデルから一回り大きくなりました。個人的には特に気にしません(むしろ歓迎です)が、ライターのかのあゆさんは「UMPCは7インチだからいいんですよ!8.4インチだと興味が薄れます!」などと言ってました。このへんは人それぞれの感想があるんでしょう。
ということで、少しずつ情報が集まってきたOne Mix 3。本当はキーボードレイアウトなんかを知りたかったのですが、今回は画像が公開されていません。この流れだと来週くらいにはキーボードの画像も公開されるかな、なんて思いますねw
ただ、一番知りたいのはやはり「価格」です。もともと初代のOne Mixは非力なCPU(Atom Z8350)ながら、中国の通販サイトで5万円くらいで購入ができました(その後はもっと価格が下がっています)。それがCore m3を搭載するOne Mix 2Sになって7万円台になり、性能アップを歓迎する反面、価格の上昇が少し気になっていました。
おそらくOne Mix 3は現行のOne Mix 2Sからさらにワンランク価格が上昇するんでしょうね。それだけのスペックアップを果たしているので仕方ないとは思いますが、購入に躊躇してしまうようなことにもなりそうです。続報を待ちましょう!
関連リンク
One Netbook One Mix 3のスペック表を入手しました。8.4インチにサイズアップしていますが、いまのところCPUはCore m3のまま!
コメント
12Vに対応しないUSB PDアダプタでも充電できますか?
ウインタブさんでは無いですけど、One Mixの1と2の両方持っている者です。
それら過去の経験からお話しさせていただくと、ACアダプターはPC本体に付いてきますので別に用意する必要は無いですよ。
中国通販では、日本のコンセントに差せるようにプラグアダプターをオマケしてくれたりします。
付属のACアダプタで充電できるのは当たり前であって、他のメーカーのアダプタやモバイルバッテリーでも充電できるところにUSB PDの利点があるので、その点が知りたいのです。
当たり前であって
意見を言ってくれた人に対して、かなり失礼やな。
他のメーカーのアダプタやモバイルバッテリーでも充電できるところにUSB PDの利点があるので、その点が知りたいのです。
なら最初からそう書けや。あなたの文章からはそういう論点は読めないぞ。USB PDアダプターと自分で書いとる、どこにモバイルバッテリーなんて書いてある?
君アホ過ぎやろ 全部説明されないと分からん奴が偉そうな長文書くなよ この質問者は最新のPD規格が12V対応してないから質問してるんや
「support 5/9/7 chager」とあるので、スペック上は、5VのPD対応でない給電も含めて期待はしていいと思います。ただ、実際どうなるかは実機次第でしょう。
また、純正でないアダプターやモバイルバッテリーが「PDとして認識するか」「規格通りの出力が出るか」などは、アダプター/モバイルバッテリー側の問題もあるので、一般的に保証するのは難しいでしょう。実際問題、Ankerとかの大手ならまず信頼できるとは思いますが、相性があるときはあるようなので。
参考までに、初代GPD Pocketは通常の5Vモバイルバッテリー、Anker製USB PDアダプターともに充電可能です。メーカーは違えど、同等の技術が使われていると仮定すれば、期待はできそうです。
✕「support 5/9/7 chager」
○「support 5/9/12V charger」
失礼しました。
発売前の製品に対してサードパーティーが使えるか?と聞く方が無理難題ですよ。
答えられるのはスペックシートに書かれている対応規格や数字だけです。
あなたこそ「当たり前」を理解していないように見受けられますよ。
発売前製品のことなんてスペック表のことしかわからないのに質問してくるのもどうかしてると思うが、ついてきた電源使えますよ、って当たり前のこと答えるほうもあれな感じがするけどね
現時点では5/9/12VCharger対応って言ってんだから、大丈夫じゃないの?充電効率悪いだろうけど、としか言いようがないわな
18WのPD対応モバブで使えるようになれば嬉しい。
M.2拡張ポートですが、SSD拡張専用なんでしょうか?
WAN(LTEモデム)対応だと嬉しいのですが、物理的に収まっても、使えないものなんでしょうか?
Support LTE module by M.2と書いてあるので対応してそうな気が。
スペック表の内容からすると、増設用のM2スロットはSSDはSATAのみ(NVMe不可)だけどUSB3.0接続のEM7455とかだったら利用できるという事かな。
SIMスロットとアンテナどうするんだろう?無理やり増設スロットに入れてもメタル筐体だとゲインが上がらない気がするんだけど。
アンテナだけでも事前に配線してくれているのか、LTEモデルが別に発売予定?
simスロットは、M.2モデムを載せられる(いわゆる下駄を履かせられる)SIMスロット付きカードが存在するので、なんとかなるかと思いますが、ご指摘の通りアンテナがないと意味ないですよね。
まぁ、それも自分で内部に這わすこともできますが、筐体の素材や這わせられるアンテナの配置にも影響受けますし。
筐体自体が小さいので、どちらにしてもゲインがあがらずに、圏外になることが多そうな気がしますね。
3Sで16GBのメモリ積んだらスペースの関係でM.2スロットさせ無くなったとのこと