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こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。中国メーカー（あるいはブランド）でタブレットを手がけていないところとしては以前実機レビューをしたBeelinkがありますが、MeeGoPadも同様にミニPCを専門に扱っています。そのためウインタブでは記事にする機会があまり多くありません。ただ、個人的にはBeelinkとMeeGoPadはなんとなくイメージがいいんですよね。
で、今回はMeeGoPadの新しいミニPC「T09」を紹介します。CPUのスペックは高くありませんが、こだわりポイントのある製品だと思います。
1.スペック
OS： Windows 10 Home 64ビット
CPU： Intel Atom x5-Z8350
RAM: 4GB
ストレージ： 32GB
ディスプレイ： なし
ネットワーク： 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力： USB 3.1 Type-C、USB 2.0 × 2、microUSB、HDMI、LAN（RJ45）、オーディオ、microSD
バッテリー： なし
サイズ： 156 x 82 x 16 mm / 50 g
例によってスペック表は一部信用できん内容（重量50g！）になってますが、信用できそうなところから…。OS、CPU、RAMは中国の標準的な10インチ以上のタブレットと同等クラスです。Atom Z8350にRAM4GBということであればPCとして軽めの作業をするのに問題はないと思います。ちょっと残念なのがストレージで、これが64GBあれば安心でしたよね。
この製品のセールスポイントは「USB 3.1 Type-C」ポートを装備していることです。
こんな感じで製品ページでも強くアピールされています。中国のUSB Type-C対応製品は規格が3.1ではないことが多いのですが、さすがにこれだけ強調しているのなら大丈夫でしょう。
それともうひとつ、この製品は薄型筺体（重量50 gというのはさすがにありえないはずですが…）にも関わらず冷却ファンを装備しています。
この点もメーカー側でかなり強くアピールしていますし、ファンだけでなくヒートシンクなどの筺体構造でも万全の発熱対策を施しているようですね。
2.筺体
筺体はシンプルな感じがしますが、かなりの薄型です。これならTV BOXとしても使い勝手もいいかもしれませんね。また、上部にある穴は（ちょっと自信ないですけど）通気口と思われます。初めて見たときは「スピーカーかな」と思ったんですが、冷却ファンがついているということですから…。
すみません、底面の画像がついていないのですが、便宜的に展開図といいます。この展開図を見ると、他のミニPCのようにポート類てんこ盛り、という感じではありませんね。フルサイズUSB 2.0ポートが2つにmicroUSB（給電専用）、あとは反対側にUSB Type-Cが見えます。
3.価格など
MeeGoPad T09は中国の通販サイトで販売中で、12月22日現在の価格はBanggoodが139ドル（16,636円）、Gearbestが154.54ドル（16,054円）、geekbuyingが162.99ドル（約19,200円）となっています。なんかGearbestの円建て表記がおかしいような…。だって1ドル103.88円ですよ。ちなみにみずほ銀行の12月22日のドル円TTM（仲値）は117.73円です。
記事中も触れましたが、この製品、どうせならストレージ64GBにしてほしかったなあ、と思います。そうすると若干価格が上がってしまうでしょうけどね。でも冷却ファンもついていますし、筺体も薄型なので、製品そのものはなかなか魅力的なんですよね。
4.関連リンク
MeeGoPad T09：Banggood
Meegopad T09：Gearbest
MEEGOPAD T09：geekbuying