今回記事にしている「Jumper」というメーカーの製品をウインタブで紹介するのは初めてです。英語の公式サイトがあり、中国語サイトとの比較ではちょっと情報が古いようなのですが、確認してみるとかなり多くのWindows タブレットをリリースしているようです。製品の品質については未知数ながら公式サイトにしっかり企業情報を開示していますし、ちゃんとしたメーカーなんだろうなあ、とは思います。ちなみに深センに本拠を置いています。
それで、紹介するのは11.6インチ2 in 1「EZpad 5s Flagship」という製品なのですが、Surfaceにインスパイアw されたようで、なかなかいいデザインです。
1.スペック
OS: Windows 10
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 11.6インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth
カメラ: イン2MP /アウト5MP
入出力: USB3.0 × 1、USB 2.0 × 2、miniHDMI、DC-IN、オーディオ、microSD
サイズ:
(タブレット): 299.5 x 185.8 x 10.5 cm / 重量 960 g
(キーボード): 情報なし
バッテリー: 8,500mAh
※キーボード付属
補足します。CPUはCherryTrailのAtom Z8300、RAMは4GB、ストレージ64GBとこのサイズの中国タブレットとしては普通ですが、日本で買える同クラスの製品と比較するとうらやましくなるレベルです。ディスプレイはSurfaceにインスパイアされたモデルにしては横長ですが、十分高精細だと思います。
入出力ポートはかなり充実していて、USBポートが合計3つ(うち1つはUSB3.0)あり、HDMIも備えます。そのせいもあってかサイズはちょっと大きめで、特にタブレットの重量960 gというのは11.6インチサイズとはいえ、ちょっと重いですね。
2.筐体
タブレット本体にはキックスタンドがついていて、パッと見るとSurfaceによく似ています。製品画像を確認してみて、キックスタンドは少なくとも2段階の角度調整が可能です。
残念ながら付属キーボードのサイズや重量がわからないのですが、本体にキックスタンドがついていることから、かなりの薄型軽量になっていると思われます。でもまあ、本体だけで960 gありますからねえ…。
ポート類などのレイアウトです。入出力ポートがかなり充実しているのがわかります。また、microSDスロットはキックスタンドの裏側にあるのが面白いところ。スピーカーの配置もいいですね。音質はわかりませんが、この配置だとステレオ感がよく出るでしょう。
3.価格と発売時期
Jumper EZpad 5s Flagshipは中国の通販サイト「GEARBEST」でプレセール(予約販売)中で、プレセール終了は3月14日となっているので、配送はそれ以降に開始されます。価格は355.33ドル(43,261円)です。
中国の10インチタブレットの場合、このくらいのスペックで2万円台前半、というのが多いのですが、この製品はサイズが11.6インチあり、キーボードが付属するため、若干価格が高く感じます。しかし、筐体デザインは悪くありませんし、使い勝手もSurfaceっぽくなると思うので、選択肢としてはいいかもしれませんね。
4.関連リンク
Jumper EZpad 5s Flagship 2 in 1 Ultrabook Tablet PC:GEARBEST
※海外の通販サイトで買い物をする場合は通販サイトの取引ルールをよく確認してからにしましょう。