GPD WIN 4の国内正規販売が開始されました。正確には「国内価格が決定し、予約販売がスタートした」ということで、出荷開始は5月初旬頃となっています。GPD社の日本正規代理店である株式会社天空が運営するGPD Directおよびハイビーム公式ストアで予約注文ができます。
なお、GPD WIN4については、以前紹介記事を掲載済みです。詳しくはこちらをご覧ください。この記事では国内正規版のバリエーション展開と価格についてご説明します。
GPD WIN 4 - 物理キーボードを搭載する6インチゲーミングUMPC、INDIEGOGOでクラウドファンディング開始!
スペック表
GPD WIN4 | |
OS | Windows 11 Home(Steam OSをサポート) |
CPU | AMD Ryzen 7 6800U |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB/32GB(LPDDR5) |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB M.2 PCIe4.0 SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 6インチIPS (1,920 x 1,080) タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2(LTE) |
入出力 | USB4 Type-C(40Gbps)、USB 3.2 Gen2 Type-C(フル機能、10Gbps)、USB3.2 Gen2 Type-C(充電専用)、microSDカードリーダー |
カメラ | なし |
バッテリー | 45.62Wh |
サイズ | 220 × 92 × 28 mm |
重量 | 598 g |
バリエーションモデルと価格
【本体】
・RAM16GB/512GB SSD:136,000円
・RAM16GB/1TB SSD:150,000円
・RAM32GB/1TB SSD:171,000円
・RAM32GB/2TB SSD:189,000円
※税込み価格
※16GB/512GBモデルは筐体色ホワイトのみ
【オプション品】
・クレードル:6,000円
・LTEモジュール:12,880円
・クレードル
※税込価格(本体とセットで買う場合の割引価格です)
※本体・オプション品とも先行予約価格です
コメント
基本的に12月28日に掲載した記事「GPD WIN 4 - 物理キーボード内蔵のゲーミングUMPC、国内正規販売が決定しました。GPD Directで先行予約もスタート!」からスペックやバリエーション展開は変わっていません。ただし、先行予約の期間(おそらく出荷開始日まで予約可能と思われます)、本体は通常価格から4,000円OFFとなります(上記掲載の本体価格は割引後のものです)。
また、予約金1,000円を支払い済みの人は上記価格から1,000円が差し引かれ、通常の製品ページではなく、別途GPD Directから購入方法についての案内が届くとのことです。
GPD WIN4は他社のゲーミングUMPCよりも小さい6インチサイズのディスプレイを搭載し、CPUにRyzen 7 6800Uを、またRAMとSSDも大容量を選択することができるハイスペック機です。そして、「スライド式物理キーボード」を搭載している点が他社製品とは明らかに異なる特徴と言えます。
…物理キーボード、実用性はともかくとして、「これがついているから買うのだ!」という人も多そうですよね。
また、「ぜひ一緒に欲しい」クレードル(ドッキングステーション。これがあればGPD WIN4に周辺機器を接続し、デスクトップPCのようにして使えます)やLTEモジュールも本体と同時に発売され、しかも本体と同時購入で割引価格になる、というのも大きな魅力です。
GPD Directおよびハイビーム公式ストアで製品を購入すると、天空による国内1年間保証がつき、さらに保証期間経過後も筐体(スティックなど)の物理的な破損やバッテリー交換などの修理を実費対応してくれます。ゲーミングUMPCは決して安価な製品ではないので、国内の会社にしっかり面倒を見てもらえるというのは安心ですよね。