GMKがミニPC「NucBox K4」を発売しました(日本のAmazonでも購入できます)。CPUにRyzen 9 7940HSを搭載する高性能な製品で、先行して販売されているNucBox K1/K2の上位モデルです。
1.GMK NucBox K4 概要
スペック表
GMK NucBox K4 | |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen 9 7940HS |
GPU | なし |
RAM | 32GB(DDR5 5600、最大64GB) |
ストレージ | 1TB SSD(M.2 2280, PCIe4.0、最大2TB) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | なし |
ネットワーク | Wi-Fi6(ax)、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB4 Type-C(40Gbps)、USB3.2 Gen2 Type-A × 2、USB2.0 Type-A × 2、HDMI × 2 、LAN(RJ45)、オーディオジャック |
カメラ | なし |
バッテリー | なし |
サイズ | 不明 |
重量 | 不明 |
※このスペック表はベアボーンモデルを考慮していません
バリエーションモデル
・ベアボーン(OSなし、RAM/SSDなし)
・RAM32GB/1TB SSD
コメント
NucBox K4にはOS/RAM/SSDを搭載しないベアボーンモデルもありますが、ここでは取り上げません。
OSはWindows 11 Pro、CPUはRyzen 9 7940HSです。ノートPC用の型番ですがZen4アーキテクチャ採用でPassmarkスコアは31,695(6月28日現在のPassmark公表値)と高く、内蔵GPUもRDNA3アーキテクチャのRadeon 780Mなので、グラフィック性能にも期待ができます。
NucBox K4は筐体内部へのアクセスが容易です。上部(天板)を取り外すとすぐにRAMスロット、SSDスロット(M.2 スロット)が見え、DIYでのパーツ交換ができます。購入時の構成はRAM32GB/1TB SSDのみですが、とりあえずは十分かなと。しかし、他社のミニPCによくある2.5インチドライブベイはありません。
前面・背面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で5つ、伝送速度40GbpsのUSB4ポートも搭載しています。また、HDMIポートも2つ搭載しており、USB4(Type-C)とあわせ、最大3画面に4K出力が可能です。
2.GMK NucBox K4 価格など
GMK NucBox K4はGMK公式ストアとAmazonで販売されており、6月28日現在のAmazonでの価格は税込み109,900円です(製品ページにある26,080円OFFクーポンを使用した価格。クーポン期限は7月3日)。また、GMK公式ストアでの価格は689ドル(99,255円)とやや安くなっていますが、輸入消費税が掛かる可能性があるのと、配送までの期間、また初期不良時の返品対応などを考慮するとアマゾンの方が安心かな、と思います。
この製品はメインPCとして使えるのはもちろん、ゲームやクリエイティブワークにも使える性能だと思います。
3.関連リンク
AMD Ryzen 9 7940HS ミニ PC–NucBox K4:GMK公式ストア
【PR】GMKtec NucBox K4:Amazon