中国メーカーのBMAXがWindowsのミニPC「B7 Pro」を発売しました。BMAXは最近、日本のAmazonでの販売に力を入れており、特にAndroidタブレットではしょっちゅうセールのプレスリリースを出しています。今回ご紹介するB7 ProもAmazonで購入でき、非常にお買い得な価格設定になっています。
1.BMAX B7 Pro スペック
スペック表
BMAX B7 Pro | |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core i5-1145G7 |
GPU | なし |
RAM | 16GB(DDR4) |
ストレージ | 1TB SSD 2.5インチSATAスロット空き × 1 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | なし |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C(映像出力対応)、USB3.0 Type-A × 2、USB2.0 Type-A × 2、HDMI × 2、LAN(RJ45)、オーディオジャック |
カメラ | なし |
バッテリー | なし |
サイズ | 125 × 112 × 44 mm |
重量 | 290 g |
※上記スペック表のうち、「ポート構成のうちのUSB Type-Aポートの仕様」「サイズ」「重量」について、製品ページに説明がなく、前身機B5 Proの仕様を記載しています
コメント
OSはWindows 11 Pro、CPUは第11世代のCore i7-1145G7です。世代としてはやや古めですが、Passmarkスコアが1万点オーバーで内蔵GPUもIris Xeなので、現在でもビジネス利用や軽めのオンラインゲームならサクサク動作すると思います。
RAMは16GBで「デュアルチャネル」という説明がありました。また、SSDは1TBで詳細が開示されていませんでしたが、前身機B5 ProがNVMe SSDだったので、この製品でもNVMeになっていると思います。
筐体内部の画像です。SSDはM.2が1スロット、RAMは2スロット、そしてストレージ増設用の2.5インチスロットが搭載されているのがわかりますね。ただ、このあたり、Amazonの製品ページでは全くと言っていいほど触れられておらず、もう少し丁寧に説明すべきだと思いました。
2.BMAX B7 Pro 筐体
入出力ポートの構成です。USB Type-Cは映像出力に対応していますので、2つのHDMIポートと合わせ、最大3画面の出力が可能です。
メーカーによれば、冷却機能にはかなり力を入れたとのこと。大型のファンに2本の銅製ヒートパイプを搭載しています。ウインタブの経験上、ほとんどのミニPCは冷却性能に問題が感じられず、発熱について心配した記憶がありませんので、冷却性能についてはあまり心配いらないと思います。
3.BMAX B7 Pro 価格など
BMAX B7 ProはAmazonで販売中で、3月3日現在の価格は税込み55,999円です(発売記念価格で、定価は69,999円)。
CPUは最新世代ではありませんが、現在でも十分メインPCとして使える性能になっており、RAMとSSDの初期容量も十分、これで5万円台で購入できるというのは非常にお買い得だと思います。
4.関連リンク
BMAX ミニPC B7 Pro:Amazon
コメント
CPUが文中ではi7と書かれている