HP Victus 16（2023, r0000 / s0000）－ ビジネスシーンでも使いやすいゲーミングノート、CPUとGPUが最新世代になり、外観も変わりました

HPがゲーミングノート「Victus 16」のニューモデル（Intel版：r0000、AMD版：s0000）を発売します。CPUとGPUの型番が新しくなっただけでなく、筐体も変更されています。HPのゲーミングPCとしてはOMENの下位に位置し、比較的購入しやすい価格なのでゲーム初心者の人にも向く製品です。また、ビジネスシーンでも違和感なく使えるデザインになっています。

1.Victus 16 スペック

スペック表

バリエーションモデル

Intel版
・Core i5/RTX4050
・Core i5/RTX4060
・Core i7/RTX4060
・Core i7/RTX4070
AMD版
・Ryzen 5/RTX4050
・Ryzen 7/RTX4060

コメント

CPUはIntel版が第13世代（Raptor Lake）の高性能タイプ、Core i5-13500HX/Core i7-13700HX、AMD版はZen4アーキテクチャのRyzen 7000番台、Ryzen 5 7640HS/Ryzen 7 7840HSです。またGPUはGeForce RTX40シリーズ、RTX4050/RTX4060/RTX4070です（AMD版はRTX4070の設定がありません）。CPU、GPUとも最新型番になっていますので、従来モデルよりも格段に性能が上がっていると思います。

RAMは全モデル16GB、SSDも全モデル512GBですが、SSDに関しては内部に空きスロットがありますので、購入後の増設が可能です。また、ディスプレイは従来モデルと変わらず、16.1インチのIPS液晶、FHD（1,920 × 1,080）解像度、ノングレア（非光沢）タイプでリフレッシュレートは144Hzです。

2.Victus 16 筐体

4月6日に内覧会があり、ウインタブも参加してきました。この2月に従来モデルの実機レビューをしたばかりだったので、このニューモデルを見て「お！変わったなあ」と思いました。製品画像を見ると従来モデルから全然変わっていないように見えますけど、実機だとひと目で変わったことがわかりましたね。

上の画像がIntel版、下がAMD版です。筐体そのものは全く同じサイズなのですが、製品画像の「ハメコミ画面」が異なっています。あくまでハメコミ画面なのであまり気にする必要はないんですが、これ以降はIntel版の画像を使ってご説明します。

ちなみに、このアングルから見ると、やっぱり「全然変わっていない」ように見えますよね？

天板です。筐体は樹脂製で色はセラミックホワイト、中央に「V」のロゴがあります。ここも従来モデルとほとんど同じです。

側面画像です。上がニューモデル、下が従来モデルです。ニューモデルは全体に少し丸みを帯びた形状になっています。従来モデルは「めっちゃ角ばって」まして、それがまたカッコいい！と個人的には思っていたのですが、ニューモデルのほうが万人向けという感じで、ちょっと高級感もあります。私が実機を見た際には、エッジ部分が丸みを帯びただけで雰囲気がかなり変わったように思われました。

なお、ポートに関しては配置が大きく変わったものの、構成は基本同じで、SDカードリーダーがなくなりました。

キーボードです。この画像のみ内覧会で撮影したものを掲載しています。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き、1ZONE RGBライティング)、 約18.7×18.4 mm、キーストローク : 約 1.5 mm」と開示されています。

3.Victus 16 価格など

HP Victus 16は5月以降の発売予定で、メーカー製品ページでの価格はIntel版が税込み206,800円から、AMD版が税込み175,780円から、となっています。HP公式ストアでは発売後少し経ってから割引価格になることが多いので、この製品も夏ころにはこれよりも安く購入できるようになると思います。

従来モデルから「カドがとれ」、ちょっと高級な雰囲気も感じられる新しいVictus 16、ゲーム初心者から上級者まで楽しめる製品だと思います。

4.関連リンク

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Victus 16（インテル） 製品詳細：HP
Victus 16（AMD） 製品詳細：HP