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HP EliteBook x360 1020 - 12.5インチ、世界最薄・最軽量の ビジネスコンバーチブルPCが登場!セキュリティ機能も充実!

HP EliteBook x360 1020
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はHPの法人向けライン(個人でも購入できます)である「EliteBook」シリーズの新製品「EliteBook x360 1020」を紹介します。12.5インチのキーボード非分離型2 in 1なのですが、この4月に発売された「EliteBook x360 1030 G2 (13.3インチ)」をひと回り小さくしたモデル、ということができると思います。

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価格は税込みで183,384円からとなっており、個人向けのノートPCよりも若干割高感がありますが、これはセキュリティ系の機能を大幅に強化しているためと思われます。そんなわけで、ビジネスマシンとして高い信頼性をもった製品と言えるでしょう。

1.スペック

HP EliteBook x360 1020 スペック表
この製品は「Windows 10 Homeモデル」「スタンダードモデル」「ハイエンドモデル」の3つのバリエーションがあり、スタンダードモデル相当の「発売記念キャンペーンモデル」もお買い得価格で用意されています。

Windows 10 Home: Core i5/RAM8GB/128GB SSD
スタンダード: Core i5/RAM8GB/256GB SSD
ハイエンド: Core i7/RAM16GB/512GB SSD

ビジネスPCということで、OSはWindows 10 Proが標準で、Windows 10 Homeを搭載したモデルもありますよ、って感じになっています。CPUは第8世代ではなく第7世代のCore i5もしくはi7で、組織的なPC管理に役立つvPro対応ではない型番になっています。セキュリティ関連の機能をたくさん搭載している関係で第7世代のCPUをそのまま使っているのではないか、と思われます。

ディスプレイは12.5インチとやや小型でIPS液晶、FHD解像度となります。またこのディスプレイはもちろんタッチ対応で、別売り(税込み6,912円)の「HP Active Pen(ワコムAESペン)」を使えば2,048段階の筆圧に対応した手書き入力が可能です。ワコムAESなので、イラスト用途にも十分対応可能なのではないか、と思います。

薄型・軽量な製品ということもあり、ポート類はSpectreシリーズと同様、やや特殊な構成になっています。USB Type-C(Thunderbolt3)が2つと、それとは別に独立したHDMIポートが装備されます。「今どきの会社にはHDMI接続のプロジェクターがあるのが普通だよね」ということかと思います。また、高性能なThunderbolt 3ポートがありますので、多機能ハブを使う前提では十分な拡張性が確保されていると言えるでしょう。

セキュリティ関連では赤外線カメラを使っての顔パス(Windows Helloの顔認証)、指紋センサーによる指紋認証がついている他、

HP EliteBook x360 1020 セキュリティ
BIOSの自己修復や多要素認証(指紋認証+パスワードの2段階認証など)など、通常のビジネスPCよりも数段上のセキュリティ機能が搭載されています。また、Spectre x360ではオプション扱いだった「HP SureView(のぞき見防止のため、意図的に視野角を狭くする機能)」はこの製品では標準搭載されます。

サイズのほうはキーボード非分離型2 in 1としてはかなりの薄型、軽量になっています。12.5インチサイズということもあり、取り回しはかなりラクなのではないでしょうか?

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2.筐体

HP EliteBook x360 1020 正面
筐体素材はアルミニウム・マグネシウム合金でミルスペック(米軍調達基準、MIL-STD 810G)をクリアする堅牢性を持ちます。カラーリングはビジネスマシンらしくシルバーのみとなっていますが、ごらんのようにベゼルも非常に細く、とてもスタイリッシュに見えます。並べてみると相違点は見いだせるでしょうが、Spectre x360とよく似ていると思います。

HP EliteBook x360 1020 天板
HPファンの人ならすぐに気づくと思いますが、背面のHPロゴもプレミアムライン用のものが使われています。また、この製品のキーボード拡大画像を入手できなかったのですが、キーボード配列はSpectreとは異なります。「Enterキーの右側に一列ありません」。あくまでも好みの問題ですが、私なんかはこっちの配列のほうがずっと使いやすいです。

HP EliteBook x360 1020 各部名称

クリックで拡大します

各部名称です。個人向けのSpectre x360に装備されていたフルサイズ(Type-A)USBポートがHDMIポートに変更されているというのが個人的には面白いと思いました。多分、ビジネスマンの場合は出先のプレゼンなんかでHDMIを使う頻度が高くなるので、あえてUSB Type-Cからの拡張性に頼ることなく、独立したHDMIポートをつけたんでしょうね。

HP EliteBook x360 1020 形態
キーボード非分離型2 in 1の場合「4つの形態」をアピールするのが一般的ですが、この製品の場合「5つの形態」になっています。と言っても「フラットモード」が追加されただけで、他の2 in 1でもできる形状なので、特にこの製品の機能が新しいというわけではありません。

3.価格など

HP EliteBook x360 1020はHP直販サイトで販売中(Windows 10 Homeモデルとハイエンドモデルは2018年1月下旬発売)で、価格は税込み183,384円から、となっています。この価格は「発売記念キャンペーンモデル(スタンダードモデルと同等)」のもので、通常価格よりもかなり割安に設定されています。

キャンペーン価格といえども、個人向けのプレミアムモデルであるSpectre x360よりも、やっぱり割高感はあります。しかし、記事中に触れたように、この製品はビジネスマシンとしてたくさんのセキュリティ関連機能を搭載し、ミルスペックをクリアする堅牢な筐体構造になっていますので、見た目とかスペック表とは異なる部分でコストがかかっていると思われ、そこまで考慮すると決して割高ではないのだろうと思います。

特にビジネスで使用するパソコンとして、ビジネスマン、そしてフリーランスの人にはとっても魅力的な製品ですよね。

4.関連リンク(HP)

HP EliteBook x360 1020
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