こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は富士通「としては」エントリークラスの13.3インチモバイルノートPC「LIFEBOOK UHシリーズ WU1/X」と紹介します。私の感覚ではエントリークラスよりは明らかに上のような気もしますし、価格も富士通にしては安い、という感じなんですが、チェックしていくとやっぱりいいですわ、富士通製品。
富士通 LIFEBOOK UHシリーズ WU1/X:富士通WEB MART
1.スペック
補足します。この製品は富士通の直販サイト「富士通WEB MART」の限定モデルで、構成のカスタマイズが可能です。OSはWindows 10 64ビット、CPUはSkylake世代のCore i3-6100UとCeleron 3855Uが選択できます。Core i3のほうはいいとして、Celeronのほうについて少し説明を。このCPUはCeleronという名称ですが開発コードネームはSkylakeです。残念ながらベンチマークスコアはまだPassmarkでも公開されていないため、実力の程はわかりませんが、低価格帯の2 in 1などに使われているCeleron N3050あたりとの比較ではかなり高性能であると思われます。
RAMは4GBが標準ですが最大で16GBまで搭載可能になっています。ただし、その場合スロットの空きの関係上、標準で付属する4GB分が使えなくなるため、コスト高になってしまいます。そんなことで、購入時に選択できるのは8GBまでとなります。RAMはPC4-17000なので、このクラスとしてはかなり高速なタイプです。
ストレージは意外なことにHDD 500GBしか設定がなく、購入時にSSDを選択することはできません。また、ディスプレイ解像度も1,366 × 768とさほど高精細でもありませんね。
入出力ポートではビジネス利用を意識してLANポートやD-subがついているほか、USB3.0ポートが3つにHDMIもついています。これなら拡張性に不満は出ないでしょう。それと、この製品は標準で指紋センサーがついています。
サイズは重さ1.55 kgと微妙なところです。もう少し軽くてもいいような気もしますが、HDD専用モデルですし、こんなところでしょうか。
2.筐体
筐体色はブラックのみです。天板に富士通のロゴマークが輝いていますが、特に凝ったデザインという感じはありませんね。
各部の説明です。こちらもオーソドックスな印象ですが、上に書いたとおりLANポートやD-sub端子など、オフィスでの利用も意識されたものとなっています。指紋センサーも見えますね。昔私は指紋センサーつきのThinkPad(ノートPC)を使っていたことがあるんですが、当時は全然うまく指紋を認識してくれなくて困った、という記憶があります。最新のタイプならそんなことはないんでしょうね。
また、筐体の厚さは21 mmとなっていて、これはモバイルノートとして抜群に薄い、というわけではありませんが、富士通いわく「程よい大きさ、ここち良い性能」とのことです。とりあえず納得しておきます。
3.価格など
富士通 LIFEBOOK WU1/Xは富士通直販サイト「富士通WEB MART」限定の取り扱いとなっていて、価格はCeleron搭載モデルが94,824円から、Core i3搭載モデルが111,024円からとなっています(2月3日までクーポンセールで10%オフ)。
ここのところ、NECやVAIO、Panasonicなどの新製品を紹介してきましたが、この製品は富士通のいうとおり「程よい大きさ、ここち良い性能」で、優しい価格に仕上げられていると思います。このレベルならなんとか手が届くかな、と思いました。
コメント
高くてびっくりした
Lenovoだったらこの値段だとi7買えちゃうんじゃないかな
じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そのとおりだと思いますが、富士通製ということでスペック表の裏を見るしかないっす。