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富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)- コンバーチブル2 in 1で最小重量868g!驚異的な軽さの高性能モバイルマシン

富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
富士通が13.3インチのコンバーチブル2 in 1「富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)」を発売します。コンバーチブル2 in 1筐体ながら最低重量がわずかに868 gと超軽量で、富士通によれば「ペン内蔵型の13.3型ワイド液晶搭載2in1コンバーチブルノートPCとして世界最軽量」とのこと。従来モデルからの変更点は小さいのですが、非常に魅力的なパッケージングの2 in 1なので、改めて概要を確認してみます。

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1.スペック

  LIFEBOOK WU3/E2(UH95/E2)
OS Windows 10 Home / Pro
CPU Intel Core i5-10210U/Core i7-10510U
外部GPU なし
RAM 4GB/8GB/16GB
ストレージ 128GB/256GB / 512GB / 1TB SS
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチIGZO(1,920 × 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen1 Type-C、USB3.2 Gen1 × 2、HDMI、LAN(RJ45)、SDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ イン207万画素(顔認証対応)/アウト500万画素
バッテリー 25Wh/50Wh(12時間~24.5時間)
サイズ 309 × 214.8 × 16.9 mm
重量 868(25Wh)~ 989(50Wh)g

富士通のPCはカタログモデル(家電量販店やネットショップなどで販売されるもの)とカスタムメイドモデル(富士通WEB Martで限定販売されるもの)があり、この製品の場合は前者の型番が「UH95/E2」、後者が「WU3/E2」となります。この記事では注文時に構成のカスタマイズが可能なカスタムメイドモデルを中心にご紹介します。

従来モデル「WU3/D2」からの最大の変更点はCPUの型番で、第8世代(Whiskey Lake)から第10世代(Comet Lake)になりました。CeleronやCore i3の設定はなく、Core i5/Core i7のみです。RAMは4GBから16GBまで選択可能で、「オンボード(マザーボードに直付けされている)」なので、購入後の増設、換装はできません。CPUの性能から見て8GB以上にされるのがいいと思います。

ストレージは128GBから1TBまでを選ぶことができます。富士通の製品ページだと「PCIe」という文言があるのみで、SSDの詳細な仕様はわかりません。

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ディスプレイは13.3インチでタッチ対応、FHD(1,920 × 1,080)解像度でIGZOが使われています。もともと富士通PCのディスプレイ品質は高いのですが、これは期待できそうですね。また、このディスプレイは4,096段階の筆圧に対応するペン入力が可能で、ペンは同梱されます。さらにこのペン、本体に収納する(収納時に自動的に充電もされます)こともできます。私はほぼペン入力はしないのですが、頻繁にペン入力をする人は本体収納式というのは非常にありがたいのではないかと思います。

通信周りではWi-Fi6(ax規格)に対応するようになりました。このクラス(10万円以上)のモバイルPCなら、やはりWi-Fi6対応機がいいですよね。

富士通の超軽量ノートでいつもすごく感心するのが入出力ポートの充実ぶりです。WU3/E2(UH95/E2)も合計で4つのUSBポート、HDMI、SDカードリーダー、そして有線LANポートまで装備します。世界最軽量を目指すPCの製品開発をする場合、有線LANポートなんて省くと思うんですけど、それをしないところがすごいです。SDカードリーダーもmicro規格ではなくフル規格ですしね。

カメラもしっかり2つついていて、イン側は顔認証にも対応します。そしてサイズです。タテ・ヨコ・厚さは世界最小とは言えませんが、重量がなんと868 gから、と超軽量です。WU3/E2はバッテリー容量を25Whと50Whの2つから選択でき、大容量の50Whを選ぶと当然重量も重くなりますが、それでも1キロを切ります。先日HPのElite Dragonfly(最低重量999 g)を実機レビューしましたが、少なくとも重量に関してはLIFEBOOKの圧勝と言えるでしょう。

2.筐体

富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
筐体は従来モデルから基本的に変更はありません。というか違いがわかりませんでした。13.3インチで横幅が309 mmというのは最小クラスとは言えず、画像を見てもベゼル幅は極細という感じでもありません。

富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
筐体色は「ガーネットレッド」と「ピクトブラック」の2色。ただ天板以外はブラックです。筐体素材については説明がありませんでしたが、おそらく「「マグネシウムリチウム合金」が使われていると思います。

富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
キーボードです。日本語配列で、かな印字ありとなしを選べます。キーピッチは19 mm、キーストロークは 1.5mmと開示されています。富士通など日本の伝統大手メーカーはキーボード品質に非常に強いこだわりがあり、打鍵感とか打鍵音にも配慮された、快適なものに仕上がっていると思います。

なお、画像に赤枠をつけています。左側の丸いところは「ショートカットボタン」でこれを押すと「アクティブペン対応のメモアプリ(クイックメモ for Pen)」が起動します。また、中央の四角いのは「アウトカメラ」です。なんか不思議ですが、タブレットモードなどにすると、ここ(キーボード面)が背面になるんですよね。

富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
コンバーチブル2 in 1筐体なので、この画像のようにタブレットモードにしたり、テントモード、スタンドモード(トップ画像がそうです)にして使うこともできます。タブレットモードにして高品質なペンでイラスト制作などをされると楽しいんじゃないでしょうか。

富士通 LIFEBOOK UH95/E2(WU3/E2)
側面と入出力ポートの配置です。このように、超軽量筐体ながら充実したポートを備えています。また右側面(画像上)の1番左にペンを収納していますね。

3.価格など

富士通 LIFEBOOK WU3/E2は富士通WEB Martで販売中で、7月14日現在の価格は税込み154,446円から、となっています。なお、この価格は富士通WEB Martに会員登録(登録無料)をしている人の割引価格で、23%OFF後のものです。この価格だと「Core i5/RAM4GB/1238GB SSD」となりますので、これを「Core i5/RAM8GB/256GB SSD」にカスタマイズしてみたところ、税込み173,927円となりました。

会員価格でもさすがにちょっとお高めかな、とは思います。しかし、コンバーチブル2 in 1筐体でこれだけの軽さを実現しているのはすごいことだと思いますし、富士通らしい「超軽量でもユーザーの利便性は確保する」という姿勢がにじみ出ている製品だとも思います。予算が確保できるのならぜひ購入したいですね。

4.関連リンク

LIFEBOOK WU3/E2icon:富士通WEB Mart

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