
富士通クライアントコンピューティング株式会社がノートPCの2026年春モデル「FMV Note A」を発表しました。ディスプレイサイズは16インチ、CPUはつい先日リリースされたばかりのRyzen AI 400シリーズを搭載するCopilot+ PCです。
FMV Note Aというのは家電量販店などで販売される「カタログモデル」の名称で、富士通WEB MARTで販売される「カスタムメイドモデル (注文時にシステム構成の変更が可能)」は「FMV WA4-L1」といいます。この記事ではFMV WA4-L1のスペックをもとに説明します。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | AMD Ryzen AI 5 430/Ryzen AI 7 445 |
| RAM | 16GB/32GB (LPDDR5X-7500、オンボード) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD (PCIe Gen4) |
| ディスプレイ | 16インチ (1,920×1,200) 高輝度・高色純度・広視野角 |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| ポート類 | USB4 Type-C×2 (PD/映像対応) USB 3.2 Gen 1 Type-A×2 HDMI、SDカードリーダー オーディオジャック、LAN (RJ45) |
| カメラ | Webカメラ (5MP) 顔認証対応 |
| バッテリー | 63 Wh (動画再生 約14.7-15.2時間) |
| サイズ | 355×249×19.9 mm (突起部含まず) |
| 重量 | 1.89 kg |
2. OS/CPU
OSはWindows 11 Home/Proを選択可能です。CPUはRyzen AI 400シリーズのRyzen AI 5 430とRyzen AI 7 445が設定されています。つい先日ウインタブでもRyzen AI 400シリーズの型番一覧表を作成したところなので、詳細はそちらを見ていただくとして、どちらの型番も最大50TOPのNPUを内蔵するCopilot+ PC対応型番です。Ryzen AI 7 445は6コア (Zen5×2、 Zen 5c×4)12スレッド、Ryzen AI 5 430は4コア (Zen5×1、Zen 5c×3)8スレッドという構成です。
現状信頼できるベンチマークスコアは見当りません (Passmarkに430のスコアがありましたが、サンプル数はわずかに2しかありません)が、Ryzen AI 300シリーズからアーキテクチャが大きく変わってはいないので、ベンチマークスコアは「多少アップした」くらいと思われます。
3. RAM/SSD/ディスプレイ
RAMはRyzen AI 5モデルが16GB、Ryzen AI 7モデルは16GBと32GBを選べ、いずれもオンボードメモリなので購入後の増設・換装はできません。

ディスプレイは16インチで解像度は1,920×1,200、パネル形式の説明はありませんでしたが「高輝度 (500nit)、高色純度、高視野角」と開示されており、100%sRGBの色域を備えています。
4. 筐体

筐体はアルミ製で色は「コールブラック」のみです。

質感は非常に高いです。エッジ部分にはダイヤモンドカットが施されており、ダイヤモンドカット部分は深みあるダークブルーで、パームレストなどその他の部分の落ち着いたブラックと「絶妙なコントラストを演出」しているとのこと。表面にはダブルアルマイト処理も施されます。

キーボードは「バックライト付日本語キーボード(かな表記なし)(キーピッチ約18.4mm / キーストローク約1.7mm / 106キー、JIS配列準拠)(テンキー付)」と開示されています。…かな表記なし、なんですね…。
また、このキーボードは「小指で打つキーは弱い力で反応するなど、タッチタイピングの際の指の力に合わせてキーの重さを2段階に調整」されています。

ヒンジ開口時には筐体の後部がせりあがる「リフトアップ構造」が採用されました。

側面とポート構成です。USBポートは合計で4つ、うち2つがUSB4規格です。また、SDカードリーダーと有線LANポートもついています。
5. 価格など
富士通 FMV WA4-L1は1月13日22時から受注開始となります。価格は179,800円からですが、製品ページに1万円OFFクーポンがあったり、お気に入りに保存すると限定クーポンがもらえたりしますので、実際にはもう少し安く購入ができます。
ウインタブでRyzen AI 400シリーズを搭載するノートPC (国内販売が確定しているもの)の製品紹介記事を掲載するのはこれが初めてです。富士通製品が初、というのは個人的にはちょっとうれしいかも。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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