こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はドスパラの17.3インチノートPC「Critea VF-HGK1050」の実機レビューです。ドスパラのノートPCブランドには「Altair(アルタイル)」「Critea(クリテア)」クリエイターブランド「raytrek(レイトレック)」そしてご存知ゲーミングライン「GALLERIA(ガレリア)」があり、Criteaはスタンダードノートに使われることの多い名称です。私の印象だと、Criteaはドスパラとしてはおとなしめの製品といいますか、スペックも筐体デザインも、「わりと普通のスタンダードノート」ということになるのですが、その前提に立つとこのVF-HGK1050は「いかつい」製品です。製品の格としては「Criteaのフラッグシップ」と思われ、正直なところ「ほとんどGALLERIA」です。ということで、「普通っぽくないCritea」をレビューしていきます。
1.スペック
最初にスペックを確認します。ドスパラはBTOの会社なので、注文時に構成を細かくカスタマイズすることが可能です。CPUはCore i7-7700HQで、ゲーミングノートによく使われる高性能なものです。スタンダードノートやモバイルノートによく使われているCore i7-7500U(第7世代、Kaby Lake)よりも格段にパワフルです。
また、この製品は外部GPUにNVIDIA GeForce GTX1050を搭載します。つまり、CPUとGPUの構成はゲーミングノートと同等です。ゲーミングノートにグルーピングしてしまうと中下位クラスの性能となりますが、スタンダードノートとしては抜群の性能ということになります。
RAMは標準構成で8GBですが、4GBにダウンしたり、16GB、32GBと増設して注文することも可能です。ストレージは標準構成で500GB HDD、多彩なカスタマイズメニューがあり、物理ストレージは2基(うち1つはM.2 スロット)搭載できるため、SSD + SSD、SSD + HDDといったデュアル構成にすることも出来ます。CPUとGPUの性能から見て、最低でもOSはSSDにインストールした方がいい、というか、そうしないとせっかくのCPUとGPUがもったいないので、注文時にはSSDを追加すべきだと思います(ドスパラはSSDを追加するとOSをSSDにインストールしてくれます)。
ディスプレイは17.3インチと大型で解像度はFHD(1,920 × 1,080)です。実はこのディスプレイ、IPSなのかどうか試用中には判然としませんでしたが、すごい秘密が隠されていました(詳しくは後ほど…)。
入出力ポートは非常に充実しています。USBポートは合計で3つ、映像出力系が2つ(HDMIとMiniDisplayPort)、そして有線LANを装備します。LANのチップは「Killer E2500」で、これもゲーミングPCに使われる、タスクごとにネットワークの優先度を指定できるトラフィック・コントロール機能があります。
レビュー機のシステム構成です。RAM8GB、ストレージ500GB HDDですから、ベーシックな構成となっています。
サイズのほうは…、まあいいや、17.3インチでかなりの巨体ですけど、それなりの理由もあります。先に行きましょう!
2.筐体
本体と付属のACアダプターです。通常ドスパラ製品を購入すると「はじめにお読みください」の小冊子やドライバーなどが入ったユーティリティディスクがついてくるのですが、今回のレビュー機には同梱されていませんでした。ACアダプターは巨大、というほどではありませんが、通常のスタンダードノートよりは大きめです。
筐体はプラスティック製で、17.3インチサイズなのでかなり大きいです。また、デザインの方向性はもろにGALLERIAですね。Criteaとは全然イメージが異なります。筐体は精悍なブラック一色です。天板のロゴがよく見えませんが、ここには「Diginnos」と入っていました(GALLERIAシリーズには「GALLERIA」と入ります)。
前面(開口部)です。この面にはポート類やボタン類はありませんが、両サイドにスピーカーが配置されています(この画像だと見にくいので、後ほど別画像で説明します)。
また、前面中央にはLEDインジケーター(ステータスインジケーター)がついています。
右側面です。こちらには光学ドライブがあります。またポート類は画像左からUSB 2.0、SDカードリーダー、DC-INとなります。
背面です。ゲーミングノートっぽい、というかスタンダードノートとしては大きな通気口が両サイドにあります。
左側面です。こちらにはたくさんのポート類がありますね。画像左からケンジントンロック、有線LAN、USB 3.0、HDMI、miniDisplayPort、USB 3.0、USB 3.1 Type-C、マイクジャック、ヘッドフォンジャックとなります。USBポートが微妙に飛び飛びに配置されているのが面白いところ。実用性に問題はないと思いますが、「ブラインドタッチ(手探りでポートを探すという意味)」は苦労しそうです。
底面です。底面もプラスティック製で、ワンタッチでバッテリーが着脱できる構造にはなっていません。また、画像下側が前面(開口部)なのですが、ステレオスピーカーがついているのがわかると思います。
底面にはサブウーファーも装備されます。この製品は17.3インチと大型なこともあり、ステレオスピーカー + サブウーファーで迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
キーボードです。テンキー付きで狭苦しさは全くありません。配列は素直…と言いたいところですが、Windowsキーは右側になります。この時点でこの製品が「限りなくGALLERIA」ということはご理解いただけるのではないか、と思います。Windowsキーの位置についてはドスパラなんで仕方ない、ということにして、もうひとつ、Deleteキーがちょっと「遠い」です。
これはキーボード面右上にあるボタンです。右から電源ボタン、キーボードバックライトのオン/オフボタン、そして「クーラーブースト」ボタンです。クーラーブーストボタンは押すと瞬時に冷却ファンが最大風量になる、というものですが、ゲーム時以外には使わないほうがいいでしょう。抜群の冷却効果を発揮してくれますが、騒音が半端じゃないです。「なぜCriteaにこれをつけた?」と思いました。冷却ファンはシステムが制御していて、必要があれば自動的に風量が増すようになっているので、非ゲーミング時には特に調整は不要です。
キートップはフラットで、トップ部分のサイズはノートPCとしてはやや小さめと感じました。ただし、打鍵感を損なうようなものではありません。また、この製品にはバックライトがつきますが、バックライト色はホワイトのみとなります。レインボーカラーとかにはできませんが、照度も調整できるようになっているので、これで十分だと思います。というか、ゲーミングノートでなければこれで普通です。
ヒンジを開口しました。大柄な筐体に精悍なブラックで、タダモノではない感があります。
17.3インチサイズということで、筐体はあまり絞り込まれていない、というか無理にコンパクトにしてません。ベゼルもそれなりに太いです。横幅も420 mmあるので、一般的な15.6インチのスタンダードノートとはサイズ感が全然違います。
巨大な筐体、ちょっとコワモテ感のあるデザインながら、意外な柔軟性もあります。この製品はほぼ180度までヒンジを開くことができます。
3.使用感
キーボード
ドスパラのキーボードですね。というかGALLERIAのキーボードです。つまり強打仕様でしっかり感が半端ありません。実機レビューで許されるであろう範囲で強打してもたわみは感じません。キーボード面がしっかりしているというのは使っていてストレスがたまりません。これほんと。
上の方にも書きましたが、17.3インチサイズなので狭苦しさはないものの、キートップが若干小さめという印象があります。キートップの横幅は15 mmで、これはThinkPad 13とJumper EZBook 3L Proの16 mmより小さいんです。ただ、キーピッチそのものは標準的(19 mm)なので、打ちにくいというほどのことはありません。
配列に関してはDeleteキーが少し遠く感じました(テンキーの上部にあります)。
これ、上の方に掲載した画像ですが、これを見ていただくと、DeleteキーとBackSpaceキーの位置関係がわかりやすいと思います。BackSpaceキーは自然な位置にあるものの、Deleteキーは少しばかり遠いですよね。
また、右のShiftキーがでかい図体のわりに小さいんですよね。ただこれもすぐに慣れました。もう一度書きます。Windowsキーは右側にあります。ドスパラのハイスペックマシンなので、これは仕方ないです。慣れてください。
キーボードの調整用にShortcut Managerというソフトウェアがインストールされています。このソフトウェアはゲーミングラインのGALLERIAにも採用されているもので、特定キーの無効化、キーボードマクロの登録などが可能です。非ゲーミングの利用シーンでの利便性は人によると思いますが、非ゲーマーであってもあって困るものではないですね。
スピーカー
17.3インチの大型筐体ということもありますし、底面にサブウーファーも備えていますので、非常に音質はいいです。ノートPCの水準を越えている、と言ってもいいでしょう。音楽鑑賞にも十分使えます。HPのBang & Olufsenスピーカーシステムが個人的には最も素晴らしいと思っていますが、この製品は大柄な筐体を生かした豊かな音質が楽しめるという点で優れています。
また、Sound Blaster CINEMAによる各種エフェクトもよくできていて、簡単に自分好みの音質に設定できるのが魅力ですね。
ディスプレイ
発色がよく、美しいです。でも、「方式(IPS、TNなど)」がわかりません。簡単に言うとIPSにしては視野角が狭く、TNにしては広いです。典型的な安物のTNだとちょっと角度をつけてみると画面が白っぽくなるのですぐにわかるのですが、この製品はそうなりません。ただし、手持ちのIPSディスプレイと比較するとちょっと様子が異なりますね。
ただ、方式を気にせずに言うと、個人で使う分には十分な視野角がありますし、色もきれいです。ただね…、
リフレッシュレートが120Hzあるんですよね…。リフレッシュレートとは、「1秒間に何回画面がリフレッシュするか(切り替わるか)」というもので、この数字が大きいほど表示がなめらかになります。一般的に、PCディスプレイのリフレッシュレートは60 Hzのことが多く、最近だとハイエンドのゲーミングノート「OMEN X by HP」のリフレッシュレートが120 Hzでした。
つまり、この製品のディスプレイは、リフレッシュレートに限って言えば高級ゲーミングノート並み、ということになります。この製品でゲームをする場合、このことはとても大きなメリットになると思います。ただし、普通にWebブラウジングをしたり、ExcelやWordを使ったり、という場面ではそれほど恩恵はありません。
その他
この製品には有線LAN(Wi-Fiではありません)のチップに「Killer E2500」を採用しています。今回の実機レビューはWi-Fiに接続していたため、効果のほどは検証できていませんが、上の画像のように、タスクごとにネットワークの優先度を設定することが出来ます。これもゲーミング時には重宝する機能だと思いますし、仕事でこの製品を使う際にも重要性の高いタスクを優先できますので、安心できそうですね。
冷却ファンについて、「クーラーブーストボタン」だけでなく、風量を調整できるソフトウェアが付属します。ただ、非ゲーミングの用途の場合、これのお世話になることって、あまり多くはないだろうと思います。実際、通常時にファン音はしますが、それほど耳障りなものでもなく、風量がやたらと大きい、ということもありません。
4.性能テスト
この製品は外部GPU搭載機なので、「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」「ドラゴンズドグマオンライン(DDON)ベンチマーク」「3D Mark」そして「PC Mark」を使ってテストしてみました。
参考:
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 21,271
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 18,222
※ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 18,061
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 18,045
※OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 17,833
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 17,549
マウス NEXTGEAR-NOTE i4400GA1(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 16,951
ドスパラ GALLERIA GKF1060NF(Core i7-7700HQ、GTX1060): 16,865
ドスパラ GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 16,156
※ドスパラ GALLERIA GKF1050TGF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 15,598
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): 14,964
※ドスパラ GALLERIA QSF965HE2(Core i7-6700HQ、GTX965M): 12,830
ドスパラ GALLERIA QF960HE(Core i7-4710MQ、GTX960M): 12,791
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 12,285
ドスパラ GALLERIA QHF960HE(Core i5-4210M、GTX960M): 10,136
※2017年10月ソフトウェアアップデート後のスコア
繰り返しますが、この製品はCriteaシリーズに属します。しかし、Core i7-7700HQ + GTX1050という組み合わせになりますので、比較対象はゲーミングノートになってしまいます。ちなみにオンランゲーム系のベンチマークスコアはGPU搭載機と非搭載機で天と地ほどの差が出てしまいますので、こうするしかないんです。
ドラクエベンチは2017年10月にソフトウェア・アップデートがあり、スコアが少し出にくくなってしまいました。そのため、このスコアは若干低めに見えるかもしれませんが、個人的にはCPUとGPUの性能からみて妥当なスコアなのではないか、と思います。これ、「最高品質」で測定していますので、GPU非搭載のモバイルノートなんかだと、ハイエンドクラスでも4,000点くらいになってしまうんですよね。
参考:
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 13,600
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 10,828
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 10,491
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 10,215
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 9,951
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 9,364
ドスパラ GALLERIA GKF1050TGF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 9,124
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): 8,568
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 7,235
ドスパラ GALLERIA QF960HE(Core i7-4710MQ、GTX960M): 6,374
ドスパラ GALLERIA QHF960HE(Core i5-4210M、GTX960M): 6,181
DDONベンチのほうもGPUの性能から見てほぼ妥当なスコアになったと思います。DDONはドラクエよりもずっとPC負荷の高いゲームなのですが、この製品であれば最高品質でも快適に遊べますね。
参考:
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 6,703、17,345、37,589
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 6,283、15,476、30,804
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,280、14,030、30,686
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,257、13,233、29,845
GALLERIA GKF1060NF(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,717、9,989、24,824
GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,625、9,784、24,233
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 3.583、9,276、22,203
GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,492、6,858、18,179
NEXTGEAR-NOTE i4400GA1(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,449、6,852、20,453
GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): –、5,344、16,987
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 1,797、5,230、14,052
ドスパラ GALLERIA QSF965HE2(Core i7-6700HQ、GTX965M): 1,372、4,128、13,910
GALLERIA QF960HE(Core i7-4710MQ、GTX960M): –、4,014、11,109
GALLERIA QHF960HE(Core i5-4210M、GTX960M): –、3,680、10,771
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア
3D Markです。ここでもCPU、GPUの組み合わせに沿ったスコアと言えるでしょう。ウインタブではGTX1050搭載機のデータが少なく、Core i5-7300HQという、ワンランク下のCPUとGTX1050を搭載するHP Pavilion Powew 15のデータしかないですが、それと比較しても「CPUの性能がいいぶん、スコアが少し高いね」という感じです。また、これら3つのテストを通じ、GTX1050とGTX1050Tiというのはわりとはっきり性能差が出るものだなあ、と感じました。
参考:
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
最後にPC Markです。このテストは上の3つと異なり、パソコンの総合性能テスト、という色彩が強くなっています。そのため、外部GPUの搭載、非搭載による差は小さめとなります。そのせいもあって、第8世代のCore i7を搭載するLAVIE Direct NEXTよりも高いスコアにはなっていませんね。第8世代のCore iプロセッサーは第7世代にくらべ、大幅にパワーアップしているとの評判がありますが、ウインタブの実機レビューではPC Markのスコアでそれが実感できる、という感じです。ただし、オンラインゲーム系のベンチマークテストだと、やはり外部GPUの効果は絶大で、単に第8世代のCore i7を搭載しているだけではGPU搭載機には太刀打ちできません。
5.まとめ
ドスパラ Critea VF-HGK1050はドスパラ公式サイトで販売中で、2月9日現在の価格は124,800 円(134,784円)からとなっています。
試用してみて、やはりこの製品はCritea(スタンダードノート)ではなく、GALLERIA(ゲーミングノート)が本籍だろうと思います。単にスペックがゲーミングノート並み、というだけでなく、筐体の頑丈さとかディスプレイ品質(リフレッシュレート)からもそう感じます。この製品は私から見て「Criteaのフラッグシップモデル」という位置づけを与えられていると思われますが、そのためにGALLERIAのほうから出張してきました、的な印象ですね。
ただ、あえてCriteaであることの意義もありますね、おそらく。Windows 10がVRやMRに注力しており、またOS付属のアプリ、「ペイント」が「ペイント3D」に衣替えするなど、よりクリエイティブな方向に動き出しているわけで、それらの方向性を見ると、これから買うPC、それも自分にとってのメインPCは、ゲームに使うか否かにかかわらず、外部GPUを搭載するものにしたい、なんてことを個人的には考えています。
ExcelやWordを使うためだけならこの製品はオーバースペックだと思います。しかし、近い将来にPCでVR、MR、3Dコンテンツを試してみたい、と多くの人が感じるようになる、という可能性もあります。もしそれが急速に進むようなら、あるいはこの製品でもスペック不足になるかもしれません。10万円以上のお金を出して半据え置き型のPCを買うのなら、このくらいの性能のPCにしておくのがいいのかもしれないですよ。