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Opera Neon ー おお!これは斬新!今までにないUIのブラウザーが登場!

Opera Neon
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日ライターのnatsukiさんが投稿してくれた記事「ブラウザ比較 ~ タブレットでの操作に適したブラウザを探して ~(natsuki)」には多くの読者からコメントをいただいており、やはりこのご時世、ブラウザーというのはとっても重要なソフトウェアなんだなあ、と思いました。重要というか、むしろパソコンやタブレットを使う上で「空気」みたいな存在ですよね。私はウインタブのインフラにせよ、普段遊んでいるゲームにせよ、Webサービスしか使っていない、と言っても過言ではないくらいなので、ブラウザーがないと何にもできない、という感じです。

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natsukiさんの記事では様々なブラウザーが紹介されていましたが、「なんか面白いのあったら試してみたい」と誰もが考えているのではないでしょうか?

で、Operaです。往年の輝きはなく、最近中国企業にブラウザー事業を買収されたりもしていて、あまり元気のいいニュースは聞きませんが、私は一時期Operaを使っていまして、割といいなあ、と思ってました。結局プラグイン周りでChromeのほうが便利だと思ったので、現在はChromeを使ってますけどね。

しかし、Operaが新しく「Opera Neon」というブラウザーをリリースしました!もちろん無料ということもあり、さっそくインストールしてみたのですが、なんというか、「スゲー斬新」なんですよ!UIが。

なお、この記事で「できない」という表現をしばしば使いますが、ブラウザーの機能として実装されていない、という意味ではなく、私がいろいろ試してみたけどできなかった、という意味です。つまり、ブラウザーの機能解説を目的とした記事ではなく、新しいプラウザーを紹介する目的の記事であり、私が全ての機能を把握できているわけではありません(最近少し被害妄想気味なんで…)

Opera Neon 起動画面
起動するとこんな画面になります。ブラウザーの背景はデスクトップで使っている背景画像と同じものが表示されます。デスクトップの背景画像を変更するとブラウザーの背景もそれに合わせて変更されます。オリジナルの背景を使うことはできませんでした。

OperaおなじみのSpeed Dialは丸いアイコンとなって表示されています。あらかじめいくつかのサイトが登録されていましたが、全て海外のサイトです。また、後述しますが、現状このブラウザーは日本語対応していないようです。

起動してみて、従来のブラウザーと大きく見た目が違っていることに新鮮な驚きを感じました。新しいものを試すんなら、こうでなくっちゃ!で、さっそく背景に溶け込んでいるようにみえる検索窓に「ウインタブ」と入力してみました。デフォルトの検索エンジンはGoogleでした。

Opera Neon サイト表示
サイトはこんな感じで表示されます。いろいろ試してみたのですが、ウインドウのサイズは調整できませんでした。また、画面の右に丸いアイコンが表示されます。この丸いアイコンが、一般的なブラウザーの「タブ」となります。

Opera Neon アドレスバー
前衛的なデザインですけど、ブラウザーとしての基本がしっかり踏襲されている、と感じる部分も多いです。例えばアドレスバーからダイレクトに検索するとかはもちろん可能です。

Opera Neon Youtube
Youtubeで音楽を聴いてみようか、と思いました。YouTubeはSpeed Dialに登録済みなので簡単に開けましたが、YouTube内の言語設定は英語だったので、日本語に変更しています。

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Opera Neon Player
ここで、再度ウインタブを表示させ、左端にあるアイコンの「再生ボタンみたいなやつ」を押すと、「PLAYER」というウインドウが表示され、YouTubeのアイコンが表示されます。このウインドウ内にあるアイコンには「ポップアップ」と「再生」ボタンがついていて、サイトを開かずに(つまり、YouTubeのタブを最大化せずに)視聴することができます。

Opera Neon 動画ポップアップ
また、「ポップアップ」のボタンを押すと、上の画像のように、動画が左端に小さく表示され、視聴が可能になります。

Opera Neon スクリーンショット
再生ボタンの下にある「カメラみたいなやつ」を押すと、スクリーンショットが撮れます。マウスで対象範囲をドラッグすると撮影されます。

Opera Neon Gallery
で、カメラボタンの下にある「絵みたいなやつ」を押すと、撮影したスクリーンショットが表示されます。これね、すごく便利なんですけど、「保存ができない」っぽいんですよね。つまり、現状ブラウザー内で見るだけです。

Opera Neon 画面分割
あと、画面は2分割までは対応していますね。右にあるアイコン(タブ)をアドレスバーにドラッグすると、分割ができます。また、このアイコンをSpeed DialにドラッグするとSpeed Dialに登録されます。

Opera Neon 日本語化不可
設定画面に「Language」というのがあり、日本語を選択できますが、「この言語は使えません」というお断りのメッセージが表示され、メニュー項目の日本語化はできませんでした。おそらく後日のアップデートで対応すると思われます。

Opera Neon 設定
画面左下から各種設定が可能です。よく使いそうな機能は網羅されていると感じますが、設定メニューを確認しても、対応機能がまだ少ないなあ、と感じました。まだリリースされたばかりなので、この先機能追加されるのか、あるいはChromeなど先行のブラウザーのように各種プラグインがストア形式で用意されるのか、現状ちょっとわかりません。

肝心のブラウザーとしての挙動ですが、私が短時間使用した限り「かなり軽くて速い」ですね。実はここが一番重要だと思うんですが、お使いのPCや通信環境によって印象が変わってくると思いますので、自分で試してみて下さい。少なくとも私は挙動の軽快さについては非常に高く評価しています。

また、設定メニューから確認したところ「Opera Neon is made possible by the Chromium open source project and other open source software.」というクレジットがあり、Chromiumベースであることがわかります。ま、一般ユーザーにとってはベースがなんだろうと、レンダリングエンジンがなんだろうと、サクサク動いてくれればいいだけなんですけどね。

Opera Neon、私がインストールしたバージョンは「Version 1.0.2459.0」なので、もはやベータ版ではなく正式版と考えていいはずですが、基本的な機能は網羅されているものの、先行の有力ブラウザー(ChromeとかFirefoxとか)と比較してしまうとプラグインがないせいか、ビジネス利用にはまだ不十分な印象があります。おそらく今後のアップデートで既存のOperaと同じような設定が可能になるのだろうと思いますし、期待もしています。

しかし、ブラウザ本来の機能はしっかりしていますし、何よりも個人的に「軽い!」と感じられたことがうれしいですね。おそらく自宅でブラウザゲームをやったり動画を観たりするときにはOpera Neonを使うと思います。

Opera Neonは無料でインストールできますので、「なんか新しいの試してみたい」という人はぜひお試しを!

関連リンク

Opera Neon 紹介ページ:Opera公式サイト

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コメント

  1. natsuki より:

    これは、!!!?

    ここまでタッチ操作を楽しくするブラウザがあっただろうか? ただ斬新なだけでなく、android機より画面サイズが大きめのWindowsへのマッチもよく考えられてる。
    しかも、半分あきらめていたOperaからの、まさかの登場。

    ヤバい。ちょっと感動してます。

    • wintab より:

      natsukiさん、こんにちは。natsukiさんならきっとこれを使い倒すんでしょうね…。私はこれでブラウザゲームをやってます。だって軽いから…