こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。速報です。DellがVenue 8 Proシリーズに低価格モデルを追加しました。このモデルが確認できるのはAmazonだけで、11月5日販売開始となっていますが、注文は可能のようです。
1.スペック
OS: Windows8.1 32Bit
CPU: Intel Atom Z3735G(1.33GHz/バースト時1.83GHz)
RAM: 1GB
ストレージ: 32GB
モニター: 8インチWXGA(1280×800)IPS液晶
カメラ: アウト5メガピクセル/イン1.2メガピクセル
Office: Personal 2013(PowerPointなしのモデル)
サイズ: 21.6x13x0.9cm、395 g
価格: 24,980円(税込)
スペックの方はRAMが1GB、CPUもRAM1GB専用のAtom Z3735Gとなっています。RAM1GBのお買い得タブレットといえば、最近登場したマウスコンピューターのWN801-BKがありますので、簡単にスペックを比較してみましょう
まず、CPUですが、マウスがZ3735E、DELLがZ3735Gとなっています。両者のスペックを確認してみましたが、ほぼ同じ内容で、対応するソケットが異なるだけでした。この他の相違点としてはカメラがあります。マウスがイン/アウトとも2メガピクセル、DELLがイン/アウトが1.2メガピクセル/5メガピクセルとなっていて、間違いなくDELLのほうが使い勝手がよくなります。一方、バンドルされるOfficeはマウスがPowerPoint付きのHome&Businessであるのに対し、DELLはPowerPointがつかないPersonalです。デスクトップUIで仕事に使う場合、PowerPointは必須、という人も多いと思うので、ここは大きな相違点だと言えます。
サイズは縦横ではマウス(20.7×12.67×1.01cm、約370g)のほうが小さく、厚さはDELLの方が薄く、重さはDELLがやや重い、ということになります。マウスは税込みで25,704円なので、700円強マウスのほうが高価ですね。
2.デザイン
現状Amazonで確認できるのはホワイトモデルのみです。ブラックや他の色が存在するのか現時点では不明です。で、ホワイトモデルに関しては、Venue 8 Proの既存モデルにはない色で、既存モデルが背面に年輪状の紋様が刻まれているのに対し、Venue 8 Pro 3000のほうはソリッドというかツルッとした質感に見えます。ロゴの色、サイドにあるスイッチ類の色はブラックになっていて、個人的にはシンプルでいい感じに見えます。ただ、人によっては「安っぽい」と感じるかもしれませんね。
3.確実に安いと言えるが、使い勝手にはクセがありそう
Venue 8 Pro 3000ですが、価格は間違いなく安い、と言えるものの、RAM1GBというところには注意が必要です。マウスのWN801-BKについてもRAM1GBですでに発売されていますが、有用なレビュー記事を見つけることはできません。2ちゃんねるに書き込みの少ないスレッドがありましたが、「意外にも1GBでサクサク動く」という記述がありました。複数のアプリ、ソフトを同時に立ち上げていると苦しくなるのは間違いないと思うので、こまめにアプリやソフトを終了させ、なるべくタスクを少なくするような気配りが必要でしょう。ほぼモダンUI専用、という人には問題ないと思います。
先日8インチタブレットの比較記事を書きました。
Windows8 タブレット スペック比較 (2014年10月:8インチ版)
この記事にも書いたのですが、8インチタブレットは低価格、低スペックのモデルに主流が移り、使い方として「ほぼモダンUIのみ、緊急時にデスクトップUIでOffice系のソフトを使う」という流れになっていきそうな雰囲気ですね。