スタンダードノート 
モバイルノート 
スマートフォン 
ゲーミングノート 
タブレット 
ミニPC 
デスクトップPC 
周辺機器 
DELLのゲーミングノート「G15」にRyzen 6000番台を搭載するモデル「5525（製品ページの表記はNew 15インチ AMD）」が追加されました。ゲーミングノートらしい迫力のある外観に比較的購入しやすい価格が魅力のG15シリーズですが、先に発売された第12世代Intel搭載モデル（5520/5521）と合わせ、Intel製、AMD製とも最新のCPUが選べるようになりました。
1.Dell G15 スペック
スペック表
| G15（AMD, 5525） | |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | AMD Ryzen 5 6600H / Ryzen 7 6800H |
| 外部GPU | NVIDIA GeForce RTX3050/RTX3050Ti/RTX3060 |
| RAM | 16GB（DDR5, 4800 MHz） |
| ストレージ | 512GB SSD（PCIe） |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 15.6インチ(1,920 x 1,080)120Hz 15.6インチ(1,920 x 1,080)165Hz |
| ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
| 入出力 | USB 3.2 Gen1 Type-C、USB3.2 Gen1 ×3、HDMI、オーディオジャック、LAN（RJ45） |
| カメラ | Webカメラ（HD） |
| バッテリー | 56Wh/86Wh |
| サイズ | 357.26 × 272.11 × 26.9 mm |
| 重量 | 2.52 kg |
バリエーションモデル
・プレミアム：Ryzen 5/RTX3050/16GB/512GB/120Hz
・プラチナ：Ryzen 7/RTX3050/16GB/512GB/120Hz
・プラチナ：Ryzen 7/RTX3050Ti/16GB/512GB/120Hz
・プラチナ：Ryzen 7/RTX3060/16GB/512GB/120Hz
・プラチナ：Ryzen i7/RTX3060/16GB/512GB/165Hz
コメント
今回ご紹介するAMDモデルは第12世代Intel搭載モデルよりもバリエーションが少ないです。CPUはRyzen 5 6600HとRyzen 6800Hを選べますが、Ryzen 5は1バリエーションモデルのみの設定で、GPUはGeForce RTX3050となります。一方でRyzen 7だとRTX3050/RTX3050Ti/RTX3060を選べますが、Intelモデルに設定のあるRTX3070Tiはありません。
また、この製品のRAM/ストレージは全モデル16GB/512GBです。ただし、G15には非常に親切なサービスマニュアルが用意されており（Webでも閲覧できます）、DIYでRAMやSSDの増設・換装が可能です。
ディスプレイは15.6インチのFHD解像度で、リフレッシュレートは基本的に120Hzですが、Ryzen 7/RTX3060搭載モデルでは165Hzも設定されています。通信まわりではWi-Fi 6に対応し、入出力ポートも数としては充実しています。ただし、CPUがRyzenということもあり、Thunderbolt 4は搭載されません。
サイズはIntel版と同じで、15.6インチのゲーミングノートとしては大きく、重いほうです。しかし、この製品はゲーミングノートですから大きめの筐体を好む人も少なくないと思いますし、頻繁に外に持ち出す、という使い方でなければあまり気にしなくていいかもしれないですね。
2.Dell G15 筐体
正面から見たところです。私はこの筐体を「迫力があってカッコいい」と思っているのですが、その理由の1つとして「ヒンジまわり」のデザインを挙げたいです。見るからに頑丈そうな一本ヒンジになっています。
筐体色はダークグレーのほか「ファントムグレー」「スペクターグリーン」を選べます。ファントムグレーには斑点模様が、そしてスペクターグリーンには迷彩柄が施されていて、好みはわかれそうですが、なかなかに個性的です。なお、筐体素材は樹脂製です。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、「日本語ホワイトバックライト キーボード （テンキー付き、G-キーなし）」と「英語オレンジバックライト キーボード（ テンキー & G-キー付き）」を選択可能です。
Gキーとは「Game Shift機能」が割り当てられているキーで、DELLによれば「ボタンを押すだけで簡単にパワーが大幅に向上します」とのこと。他社のゲーミングノートにある「ターボモード」とか「パフォーマンスモード」と同等の機能と思われます。
クリックで拡大します
側面、背面と入出力ポートの配置です。G15はヒンジがやや前方に取り付けられ、筐体後部にオーバーハングがあります。ここも個人的に「迫力があってカッコいい」と思う部分です。
3.Dell G15 価格など
DELL G15（AMD, 5525）はDELL公式サイトで販売中で、5月10日現在の価格は税込み127,984円から、となっています。Ryzen 6000番台を搭載する最新のゲーミングノートとしては価格が低めになっていると思います。
システムスペックから見て、この製品はエントリーゲーマーやカジュアルゲーマーのニーズに合っていると感じます。また、ゲーミングノートではないスタンダードノートの買い替え用としても「パワポ職人も納得」「高度な画像加工や動画編集もサクサク」だと思いますのでおすすめです。
4.関連リンク
Dell G15ゲーミング ノートパソコン(2022年2月25日発売)：DELL
※「モデル」のところで「New 15インチ AMD」を選んでください。また、このページから第12世代Intel版（New 15インチ）も確認できます