記事にアフィリエイト広告を含みます

DELL ALIENWARE 13 - 宇宙最強のゲーミングノート、Windows 10とSkylakeを搭載!

DELL ALIENWARE 13
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はゲーミングノートPC、それも「いかにも」な製品で、「宇宙最強」と自ら称する「DELL ALIENWARE(エイリアンウェア)」を紹介します。ALIENWAREには3つのディスプレイサイズがありますが、この記事ではその中でも最小サイズとなる13.3インチモデルをメインに紹介したいと思います。最近はドスパラのゲーミングノートPCの実機をお借りしたりして、自分でもゲーミングノートPCについていろいろと調べているのですが、数あるゲーミングノートPCの中で最もド派手だと思われるのがALIENWAREシリーズで、外観だけ見ると確かに宇宙最強です。これまで存在を知らなかった、という人にとっては驚愕、といっていいでしょう。そのALIENWAREが新しいOS、新しいCPUを搭載してリニューアルしてます。
New ALIENWARE 13ノートパソコン(2015/9/29発売)

スポンサーリンク

1.スペック

OS: Windows 10 64ビット(Pro版やWindows8.1選択可)
CPU: Intel Core i5-6200U/Core i7-6500U
GPU: NVIDIA GeForce GTX 960M 2GB GDDR5
RAM: 8GB(16GBに増設可)
ストレージ: 500GBハイブリッドHDD(SSD256GB、512GB選択可)
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1920 x 1080)/(3200 × 1800)IGZO
サイズ: 328 × 235 × 27.9 mm / 2.058kg

補足します。DELLはBTOメーカーなので、構成を自由に変更できるのですが、ベースモデルがCPUとディスプレイ、ストレージの構成によって「スタンダード」「プレミアム」「プラチナ」の3種類あり、まずベースモデルを選んでから詳細構成を決めていく仕組みになっています。ちなみに「スタンダード」だとCPUはCore i5-6200U、ストレージはハイブリッドHDD500GB、ディスプレイ解像度は1920 × 1080となり、最上位の「プラチナ」だとCPUがCore i7-6500U、ストレージは256GB SSD、ディスプレイ解像度は3200 × 1800のIGZOディスプレイとなります。

注目なのはCPUで、ドスパラやマウスコンピューターがHaswell(4000番台)の搭載を継続している中で、新世代のSkylakeを搭載してきました。PASSMARKが公表しているベンチマークスコアは、

Core i5-6200U: 3,262
Core i7-6500U: 4,460
Core i7-4710MQ: 7,973
※2015年9月29日現在のPASSMARK公表値。Core i7-4710MQはドスパラのエントリークラス・ゲーミングノートPC「GALLERIA QF940HE」に搭載されているもの

ということで、省電力性はともかく、CPUそのものの処理能力はちょっと厳しい感じもします。Skylakeは確かに高性能のようですが、6200Uとか6500Uだとモバイル利用時の省電力性のほうを重視してますからね。ただし、PASSMARKのスコアはCore i5-6200Uがサンプル数1、Core i7-6500Uがサンプル数2となっていて、この先どっちに転ぶかわからないというか、統計的にはあまり信用できるものではありません。

また、GPUはALIENWARE 13ではGTX 960Mしか選べません。ゲーミングノートPCにとって重要なCPUとGPUの構成は、ALIENWAREの場合、意外に選択肢は狭い、ということになりますね。あと、もう一つ注目したいのは上位モデルに採用されているIGZOディスプレイです。解像度も3200 × 1800と抜群ですし、オンラインゲームの美しいグラフィックを楽しめそうですね。

スポンサーリンク

2.筺体

DELL ALIENWARE 13 筺体1
詳細なコスパ比較とかを無意味なものにしてくれるのが、ALIENWAREの筺体デザインです。他のどのPCとも似ていません。中央部が尖っていて、ぶつけると痛そうなのがよくわかりますね。

DELL ALIENWARE 13 筺体2
ディスプレイ部分の形状も独特です。

DELL ALIENWARE 13 筺体3
天板にはイルミネーション。もちろんキーボードも復数のイルミネーションが可能です。

というかね、ここまでやるならデスクトップ用のCPUでもよかったんじゃない?って感じなんですよね。もちろんこのデザイン、どう見てもゲーミングノートPCなので、おっさんには少し気恥ずかしいですし、オフィスワークに使うのももったいない気がします。要はこのデザインを受け入れられればもう価格なんて二の次だし、受け入れられなければたとえ安くても買わない、ってことだと思います。だって、このデザインに惚れ込んじゃった人が「でもドスパラのほうが割安だし…」とか思わないですよね?

3.ALIENWARE Graphics Amplifier

DELL ALIENWARE 13 Graphics Amplifier
DELLはもともと各種製品に豊富なオプションがありますが、ALIENWAREにも多くの周辺機器を用意しています。特に注目なのが「ALIENWARE Graphics Amplifier」です。これ、外付けのボックス型周辺機器なんですけど、この中にデスクトップ用のGPUを搭載し、ALIENWAREに接続して使うことができます。つまり、ノートPCでありながらデスクトップ並のグラフィック性能になる、ということですね。ただし、これを使う場合、ノートPC本体に搭載されているGPUは無効になってしまうので、並列して運用することによってさらに高性能に、という訳にはいきません。カネかかるなあ。

4.価格

ALIENWAREの価格はベースとなる3タイプで、下記のとおりです。

スタンダード: 税抜き159,980円(税込み172,778円)
プレミアム: 税抜き179,980円(税込み194,378円)
プラチナ: 税抜き229,980円(税込み248,378円)

CPUにSkylakeを搭載していることもあり、決して割安ではありません。しかし、上に書いたように、超個性的な製品で、好き嫌いがハッキリ別れるはずなので、気に入ってしまった人なら決して高いと感じないでしょう。「割安ではない」と書いたのは、あくまでもパフォーマンス面でのことであって、製品のトータルな魅力を指してのことではないですから。せっかくのゲーミングノートPC、どうせ買うならこれくらい元気でなくちゃ!って言う人はぜひ挑戦してみてくださいね。

5.関連リンク

New ALIENWARE 13ノートパソコン(2015/9/29発売)

スポンサーリンク

コメント

  1. あんてな@ より:

    Graphics Amplifierは魅力的なんですが、どうしても帯域が落ちてしまうので、デスクトップのグラフィックボードの性能を生かしきれないんですよね。
    かと言って、MSIのGS30みたいにグラフィックボードを生かし切れるものだと、今度は内部ディスプレイを使用できないので・・・。
    この分野に関しては今後の技術進歩待ちです。

    まあ、僕を含む普通の人間が感じれるほどのボトルネックはないはずなんですけどね。

    • wintab より:

      あんてな@さん、こんにちは、コメントありがとうございます。体調を崩しておりまして返信が遅れ、すみません。上級者向けのご意見ありがとうございます。ALIENWEARを購入して、さらにデスクトップ用のGPUを別途買うとか、そもそも資金的に無理っす。でもあえて13インチのゲーミングノートを購入して、こうやって自宅で拡張して使う、というのは夢みたいな話で、お金があったらやってみたいです。