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ASUS Zenbook S Flip 13 OLED - 第12世代のCore i7と高精細な有機ELディスプレイを搭載するコンバーチブル2 in 1、重さ1.12 kgと軽量です

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
ASUSのコンバーチブル 2 in 1 PC「Zenbook S Flip 13 OLED」をご紹介します。この製品は8月4日に発表されたニューモデルで、9月末の発売予定となっています。同時発表のクラムシェルノート「Zenbook S 13 OLED」とほぼ同サイズで外観もよく似ていますが、スペックには相違点もあります。

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なお、クラムシェルノートのZenbook S 13 OLEDについては紹介記事を掲載済みです。こちらをご参照下さい。
ASUS Zenbook S 13 OLED - Ryzen 6000番台搭載でディスプレイは高精細な有機EL、重さ1.1 kgのハイスペック・モバイルノート

1.Zenbook S Flip 13 OLED スペック

スペック表

  Zenbook S Flip 13 OLED
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core i7-1260P
外部GPU なし
RAM 16GB(LPDDR5-5200)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0 x4接続)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチOLED(2,880 x 1,800)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4) × 3、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(207万画素)顔認証対応
バッテリー 67Wh(約13.8時間)
サイズ 296.3 × 209.7 × 14.9~15.3 mm
重量 1.12 kg

バリエーションモデル

筐体色「リファインドホワイト」と「ポンダーブルー」があり、スペック表の上での相違点はありませんが、ポンダーブルーのみタッチパッド部分にNumberPadを搭載しています。

コメント

クラムシェルノート版のZenbook S 13 OLEDとは搭載CPUが異なります。Zenbook S 13 OLEDではRyzen6000番台のRyzen 5 6600U/Ryzen 7 6800Uですが、Zenbook S Flip 13 OLEDでは第12世代(Alder Lake)のバランスタイプ(P型番)、Core i7-1260Pの単一構成となります。

RAMとSSDに関してもS 13 OLEDに設定されている8GB/512GBはなく、16GB/1TBのみです。特に「ストレージが1TBのみ」というのは思い切ったな、という感じです。ディスプレイは13.3インチの有機EL、解像度は2,880 × 1,800と高精細でタッチ対応し、ASUS Pen 2.0(Microsoft Pen Protocol方式、4,096段階の筆圧対応)も使えます(ペンは別売りです)。なお、ディスプレイの仕様はS 13 OLED、S Flip 13 OLEDで共通です。

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入出力ポート構成はS 13 OLEDと異なります。USB Type-Cポートが3つ、というのは変わりませんが、S 13 OLEDは搭載CPUがRyzenということもあり、USB3.2 Gen2規格であるのに対し、S Flip 13 OLEDではThunderbolt 4 × 3とより高い規格になっています。また、S 13 OLEDにはないmicroSDカードリーダーも装備しています。

筐体のサイズはほぼ変わりません。タテ・ヨコでコンマ何ミリかの違いがあり、重量も20グラムほどS Flip 13 OLEDのほうが重くなってはいますが、体感差はないと考えていいでしょう。これだけのハイスペックで2 in 1筐体でありながら重量を1.12 kgに抑えているのは素晴らしいと思います。

2.Zenbook S Flip 13 OLED 筐体

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
正面から見たところです。このアングルからだと基本的にS 13 OLEDとほとんど変わらないですね。ベゼル幅が細くスリムで美しいデザインだと思います。また、この画像は筐体色「ポンダーブルー」なのですが、従来のZenBookシリーズと色味が似ているのでなんとなく安心(S 13 OLEDとS Flip 13 OLEDの他の筐体色は明るい色味になっていて、ちょっとZenBookっぽくない印象なんです)。

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
天板です。ロゴマークが新しくなり、ZenBookのトレードマークとも言えるスピン加工(ロゴマークを中心に、同心円状に描かれている模様)はありません。筐体素材はマグネシウム・アルミニウム合金で、MIL規格 (MIL-STD-810H) 準拠の堅牢性を備えています。

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
この製品はコンバーチブル2 in 1ですが、ご覧の通りエルゴリフトヒンジ構造(ヒンジ開口時に天板後部が接地し、キーボード面に適度な角度がつく構造)を採用しています。

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「83キー日本語キーボード (イルミネートキーボード)」と開示されています。おそらくS 13 OLEDと同じ仕様と思われ、「キーピッチは19.05 mm、キーストロークは1.35 mmで、キートップ中央に0.2 mmのくぼみ(S13 OLEDのキーボード仕様)」という数値になっています。

なお、この画像ではタッチパッド部分が「NumberPad(タッチパッドをテンキーとしても使える機能)」になっていますが、S 13 OLEDおよびS Flip 13 OLEDの全モデル中「S Flip 13 OLEDの筐体色ポンダーブルーのみ」NumberPadを搭載し、他のモデルにはNumberPadはありませんのでご注意下さい。

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
ポンダーブルーのほか「リファインドホワイト」という色も設定されています。

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
側面と入出力ポートの配置です。USB Type-Aポートがありませんが、「すべてThunderbolt 4」というのがいいですね。

ASUS Zenbook S Flip 13 OLED
S 13 Flip OLEDはコンバーチブル2 in 1筐体なので、タブレットモードやテントモード、スタンドモードにしても使えます。

3.Zenbook S Flip 13 OLED 価格など

ASUS Zenbook S Flip 13 OLEDは9月末の発売予定で、価格は税込み289,800円です。なお、この製品はOffice Home & Business 2021が付属します。

最新かつ高いシステムスペックと非常に発色性能の高い有機ELディスプレイを搭載、そしてコンバーチブル2 in 1筐体ながら重さわずかに1.12 kgと、非常に魅力的な製品ですが、できれば「Officeなしモデル」も設定してほしかったところですね。

4.関連リンク

Zenbook S Flip 13 OLED UP5302ZA(ポンダーブルー)icon:ASUS Store
Zenbook S Flip 13 OLED UP5302ZA(リファインドホワイト)icon:ASUS Store
ASUS ZenBookシリーズ特設ページicon:ASUS Store

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