ASUSがノートPC「Vivobook S 15 OLED BAPE Edition K5504VA」を発表しました。製品名にあるようにA BATHING APE(BAPE)とのコラボモデルで、ノートPCとして高い品質になっているだけでなく、随所にコラボモデルらしいこだわりが詰め込まれた製品です。
1.スペック
スペック表
Vivobook S 15 OLED BAPE Edition K5504VA |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i5-13500H/Core i9-13900H |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB(LPDDR5-4800) |
ストレージ | 512GB/1TB SSD(PCIe4.0 ×4接続) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチOLED(2,880 × 1,620)120Hz |
ネットワーク | Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.2 Gen1 Type-A、USB2.0、HDMI、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(207万画素) |
バッテリー | 75Wh(約14.4時間) |
サイズ | 359.3 × 229.4 × 19.35 mm |
重量 | 1.6 kg |
バリエーションモデル
・Core i5/512GB
・Core i9/1TB
※左からCPU/SSD
※CPUとSSD以外の構成は共通
コメント
Vivobook S 15 OLED BAPE Editionはどうしても筐体ディテールのほうに目が行ってしまいますが、ノートパソコンとしてもスペックがいいです。CPUは第13世代の高性能タイプ(H型番)、Core i5-13500H/Core i9-13900Hの2種類でCore i7の設定はありません。少し前だと「Core i9!すげえ!プレミアム!」という感じでしたけど、最近はASUS製品をはじめ、Core i9を搭載する製品が増えていて、「バリエーションモデル間のメリハリ」を付ける意味ではCore i5とCore i9のほうがわかりやすいのかもしれないですね。
RAMは全モデル16GB、SSDはCore i5モデルが512GB、Core i9モデルが1TBです。
ディスプレイは15.6インチの有機ELで解像度は2,880 × 1,620(アスペクト比16:9)、リフレッシュレートは最大120Hzです。ASUSは他社に先駆けてノートPCに有機ELパネルを積極的に採用しており、ウインタブでも過去に何度もASUSの有機ELディスプレイ搭載機を実機レビューしていますが、発色品質は本当に素晴らしいです。
この製品、外部GPUの搭載こそありませんが、ゲームやクリエイティブワークにも十分使えるスペックになっていると思います。
2.筐体
Vivobook S 15 OLED BAPE Editionには「ミッドナイトブラック」と「クールシルバー」の2色が用意されています。前面はナローベゼルでスリムな印象、そして「動く壁紙アプリ(BAPE Live Wallpaper)」が目を引きます。また、天板も特別デザインになっています。
この天板ですが、非常に凝っています。メーカー説明だと「メタリックの天板には、精密にフォトエッチング加工された線形のオリジナルカモフラージュが施され、反射するPVD加工ステンレススチール製のロゴタグがあしらわれています。」とのこと。ロゴもダブルネームになっていますね。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「102キー日本語キーボード(バックライト付き)」です。タッチパッド部分にも天板と同じくカモフラ柄になっています。
側面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で3つ、うち1つがThunderbolt 4ですが、Type-Aポートのうちの1つはUSB2.0ですし、有線LANポートやSDカードリーダーもないなど、ちょっと不足気味かな、と思います。
なお、筐体サイズのうち、重量1.6 kgというのは15.6インチノートとしては軽量な部類です。数年前だとモバイルノートでも1.5 kgくらいのものが珍しくなかったので、この製品であればちょくちょく外に持ち出して使うのも苦にならないと思います。また、MIL規格(MIL-STD 810H)に準拠したテストをクリアしていますので、堅牢性も高いですし、キーボードやタッチパッド、パームレスト部分や指紋センサー部分に対し、特殊な銀イオンコーティングを施した、ASUSアンチバクテリアガードも搭載していますので、安心して使えます。
3.付属品
コラボモデルなので、製品パッケージ(化粧箱)も特製です。このカモフラ柄「ABC CAMO」という名前なのですが、BAPEではおなじみの柄ですよね。
付属品も超豪華です。
・オリジナルデザインのバッグ
・カバーの付け替えが可能なワイヤレスマウス
・自分好みにカスタマイズ可能なキーボードステッカーとオリジナルシール
・人気キャラクターのBABY MILO(R)のASUS Vivobookコラボレーションフィギュア
が付属します。
個人的には「これだけでも欲しい」です…。
筐体色クールシルバーを選ぶ場合、付属品の色が変わります(上にご紹介したのは筐体色ミッドナイトブラックの付属品です)。
4.POP UPイベント
8月18日(金)から21日(月)までの期間、二子玉川 蔦屋家電にてPOP UPイベントが開催され、Vivobook S 15 OLED BAPE Editionが特別展示されます。またこのイベントに行くと「コラボレーション記念オリジナルグッズ」がプレゼントされます。また、8月18日(金)から9月17日(日)まで、代官山 蔦屋書店でも実機が展示されるとのことです。
5.価格など
ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE Edition K5504VAはASUS Storeなどで販売中で、8月18日現在の価格は下記のとおりです。
・Core i5モデル:149,800円
・Core i9モデル:199,800円
※税込み価格
BAPEらしいカモ柄やマスコットキャラクターに好感を持てる人には素晴らしい製品だと思います。パソコンとしてのスペックも高いですし、付属品に品質の良さそうなバッグやマウス(そしてフィギュア…)も含まれていることを考慮すれば価格も決して高いとは思えないですね。
6.関連リンク
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