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ASUS TransBook T100 Chi-Z3795 - ASUSお得意の再生モデルはお買い得

ASUS TransBook T100 Chi-Z3795
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSのTransBook T100 Chiといえば、もう1年以上前、2015年2月に発売されたモデルです。従来のTransBookシリーズとはちょっと異なり、筐体の薄さが際立った、デザイン性に優れる製品でした。そのT100 Chiが筐体はそのままに、システム構成を変更してニューモデルとなりました。

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1.スペック

ASUS TransBook T100 Chi-Z3795 スペック表

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補足します。従来モデルとの変更点は下記のとおりです。

・OS:Windows 8.1 with Bing 32ビットからWindows 10 Home 64ビットに
・CPU:Intel Atom Z3775からZ3795に
・RAM:2GBから4GBに
・バッテリー稼働時間:8.7時間から8.2時間に

ちょっとおもしろいのがCPUで、CherryTrail世代のAtomではなく、BayTrail世代のAtomの最上位モデル、Z3795に換装されています。

・X7-Z8700: 1,951
・Z3795: 1,756
・X5-Z8500: 1,705
・x5-Z8300: 1,207
※2016年5月25日現在のPassmark公表値。数値が大きいほど高性能

Passmarkの公表スコアだと、Z3795はCherryTrailのZ8700とZ8500の間に位置する性能、ということになりますが、おそらくグラフィック処理能力はCherryTrail機のほうが上だと思います。しかし、総合的にはCherryTrailに引けをとらない性能、ということはできますね。

上に記載した以外の部分はすべて既存モデルと同じ、ということなのですが、T100Chiという製品はよくも悪くも個性的で、好き嫌いが別れると思います。詳しくは筐体のところで。

2.筐体

ASUS TransBook T100Chi タブレット部分
T100 Chiの魅力はなんといっても「薄くて高級感ある筐体」ということになります。タブレット本体の厚さがわずか7.2 mm、キーボード込みでも13.2 mmしかありません。重量もタブレットが570 g(これは普通レベル)、キーボード込みで1.08 kgとなっており、携帯性にも優れます。

また、デザイン面でも他のTransBookシリーズ(TAシリーズ、HAシリーズ)よりも高級感があり、筐体四隅は「ダイヤモンドカット」でシルバーに輝きます。TAシリーズやHAシリーズの主力モデルにはそれほど高級感がないので、かなり外見上の差は大きいと思います。

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ASUS TransBook T100 Chi キーボード
ただし、デザイン性を優先したツケ、と思われる部分もあります。まずはキーボードです。TransBookシリーズのキーボードはヒンジ付きで使い勝手のいいもので、接続方式は物理接続(内部的にUSB接続)ですが、T100 Chiはヒンジ付きとはいえ、Bluetoothキーボードなんです。本体から少し離れたところでもキー入力できる、というメリットはありますが、キーボードとしての接続の安定性は物理接続には及びません。純正なんで大丈夫だと思いますが、たまにペアリングしなおしたり、バッテリー残量が少なくなるとチャタリング(一度しか押していないのに、連打したような挙動になる)したり、といったリスクもあります。

次に入出力ポートです。10.1インチの2 in 1でありながら、この製品にはフルサイズのUSBポートがありません。キーボードについているmicroUSBポートは周辺機器を接続できず、充電専用です。ノートPC形態で使う場合、入出力ポート(microUSB 3.0 × 1、microUSB、microHDMI)は不足していると言わざるを得ません。もちろん、microUSBポートが2つあれば「どうにもならない」ってほどでもないですけどね。

3.価格など

ASUS TransBook T100 Chi-Z3795は5月27日発売予定で、ASUSの直販サイト「ASUS Shop」では予約注文を受け付けています。価格は税込みで53,784円(税抜きで49,800円)です。既存モデルの価格ドットコム最安値(5月25日現在)が56,981円であることを思えば、OS、CPU、RAMを強化して実売価格が下がった、ということになるので、実質的には大きな値下げ、ということができるでしょう。

この製品のライバルとして真っ先に思い浮かぶのは同じASUS TransBookのT100HAシリーズとT100TAMです。

T100HA: Atom Z8500、RAM2GB、ストレージ64GB(36,470円)
T100HA-128S: Atom Z8500、RAM4GB、ストレージ128GB(56,799円)
T100TAM:Atom Z3795、RAM4GB、ストレージ32GB+500GB HDD(52,480円)
※価格は2016年5月25日現在の価格ドットコム最安値

特にT100HA-128SとT100TAMはスペックもほぼ同等(一長一短ありますね)で、価格もいい勝負となります。T100Chiはデザイン性に重点を置く人向けかな、という気がしますが、購入を検討する場合は、T100HA-128SとT100TAMと、よく見比べてからのほうがいいかもしれませんね。

4.関連リンク

ASUS TransBook T100Chi (T100CHI-Z3795):ASUS Shop

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コメント

  1. 匿名 より:

    なんか非常におしい感じ。

  2. 匿名 より:

    ドスパラのタブも厚くなってましたし、cherrytrailはbaytrailより厚みがあるか発熱がすごいかなんでしょうね。
    これはガワが同じなので、baytrail採用にはその辺が関係してそうです。

  3. 匿名 より:

    インチ数は同等だが画面解像度はT100Chiが圧倒しているはず(他T100系比)。
    あとデジタイザ対応も(こちらはやや非公認?_前モデルと同じなら使えるはず)。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ディスプレイについては仰るとおりだと思います。あとはいろんな意味で一長一短…

  4. 匿名 より:

    yamamotoと申します。

    先月、t100chi-z3795買いました。
    3.6万円だったので、今はもうこれしかないって感じです。
    強いて言えば、対抗馬はmiix310でしょうか。
    でも、デジタイザがないのでやはりt100chiの勝ち( ̄▽ ̄;)

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。Z3795も満足できる性能ですもんね。ご購入おめでとうございます!