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ASUS Chromebook Flip CM3 - コンパクトサイズで筆圧対応ペン入力にも対応するコンバーチブル2 in 1タイプのChromebook

ASUS Chromebook Flip CM3
ASUSが12インチ、コンバーチブル2 in 1タイプのChromebook「Chromebook Flip CM3」を発表しました。ASUSではよく似た名前の「Chromebook Detachable CM3」も販売していますが、こちらはキーボードが分離できるデタッチャブル2 in 1タイプで、ディスプレイサイズも異なりますので、「同じCM3だけど、全くの別モデル」ですね。「Flip」のほうはキーボードが分離しないぶん、よりタイピングがしやすい、生産系(仕事や勉強など)の作業に向く製品です。

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1.Chromebook Flip CM3 スペック

スペック表

   Chromebook Flip CM3
OS Chrome OS
CPU MediaTek MT8183
RAM 4GB
ストレージ 64GB eMMC
ディスプレイ 12インチ(1,366 × 912)タッチ
バンド
SIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力 USB 2.0 Type-C、USB 2.0 Type-A、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 駆動時間約15.6時間
サイズ 269.2 x 215.8 x 16.8 mm
重量 1.14 kg

ポイント

・ARM CPU(MT8183)搭載
・アスペクト比3:2のタッチ対応ディスプレイ
・USIペン(4,096段階の筆圧対応)の利用可(別売り)

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コメント

CPUはIntelではなくMediaTek製のMT8183です。絶対的な性能という点では低めとなりますが、ChromeOSはGoogle PlayからAndroidアプリの利用が可能で、Androidアプリの中にはARM系のCPU(というかおそらくGPU)に最適化されたものもあり、「Chrome OS上で動かす場合、Core i5よりもARMのエントリーCPUのほうが快適」というケースも経験しています(例:デレステ)ので、Androidアプリを多用するような使い方の場合はむしろARM CPUのほうが快適に動作する可能性もあります。

なお、先行して販売されているChromebook Detachable CM3もこの製品と同じCPUを搭載しています。パフォーマンスはほぼ同じと思われますので、こちらの実機レビュー記事もご参照ください。
ASUS Chromebook Detachable CM3の実機レビュー - 低価格で購入できる「全部入り」のデタッチャブル2 in 1タイプのChromebook

RAMは4GB、ストレージは64GB eMMCです。Chrome OSが本来想定している「ブラウザー上でWebアプリを動かす」という用途ではこの容量で問題ないと思いますが、Androidアプリをたくさんインストールする場合は少し足りないかもしれませんね。

ディスプレイはChromebook Flip CM3のセールスポイントのひとつです。12インチで解像度は1,366 × 912とやや低め(FHDではなくHD解像度に近いですね)ですが、アスペクト比が3:2と、縦方向に長い形状になっています。この形状により、Webサイト閲覧時、読書時、テキスト入力時などにディスプレイのスクロール量が少なくてすむ、というメーカーの説明がありました。また、コンバーチブル2 in 1筐体なので当然タッチ対応しますし、筆圧対応のペン入力も可能です。

それと、この製品はサイズ感もいいです。ディスプレイ形状の関係で横幅はかなり小さめ、奥行き(短辺)はやや大きめとなりますが、コンバーチブル2 in 1筐体の割に薄型で、重量も1.14 kgと軽めです。これなら毎日バッグに入れて持ち運んでも苦にならないでしょう。

1.Chromebook Flip CM3 筐体

ASUS Chromebook Flip CM3
正面から見たところ。ベゼル幅は少し太めですね。特に下部ベゼルはかなり厚い印象です。ただ、ノートPC形態で使う場合の「目線の高さ」を考えれば悪くないかと思います。また、この画像を見てもディスプレイ形状が縦方向に長くなっているのがわかりますね。

ASUS Chromebook Flip CM3
天板です。筐体色はシルバーのみが設定されています。天板の素材は金属、それ以外は樹脂製と思われます。

ASUS Chromebook Flip CM3
コンバーチブル2 in 1筐体なので、ヒンジは360度回転します。わかりやすい画像ですね。

ASUS Chromebook Flip CM3
360度ヒンジのため、タブレットモード(画像左)、テントモード(画像中央)、スタンドモード(画像右)にして使うことができます。この製品は筆圧対応のペン入力に対応しますので、タブレッドモードにして絵を描いたりすると楽しそうです。

ASUS Chromebook Flip CM3
側面と入出力ポートの配置です。ポート類は全て左側面(画像上)にあり、右側面(画像下)には電源ボタンと音量ボタンが配置されます。

3.Chromebook Flip CM3 価格など

ASUS Chromebook Flip CM3はASUS Storeで販売中で、5月20日現在の価格は税込み49,800円です。性能面ではAndroidアプリとの親和性はいいと思われるものの、「まあエントリークラス」だと思います。しかし、サイズがコンパクトかつ軽量で、タブレットモードやテントモードなどでも使える利便性もありますし、もともとChromebookはWindowsほどPC性能を要求しないOSでもありますので、Chromebookデビュー機として良さそうに思われます。

4.関連リンク

ASUS Chromebook Flip CM3 (CM3200FVA-HW0014)icon:ASUS Store

ASUS Chromebook Flip CM3

ASUS Chromebook Flip CM3

税込み49,800円

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