私はタワーディフェンスゲームが大好きなので、ゲームアプリでもタワーディフェンスの紹介記事が多くなってしまいます。今回紹介する「レディアント ディフェンス」は以前紹介した「Radiant」と同じDavid Peroutkaという人が発行元で、ネオンっぽいグラフィックの雰囲気は同じなのですが、ジャンルが異なります。ただ、ゲームバランスが絶妙で、ついハマってしまう、という点は共通ですね。Radiantは日本語化されていませんでしたが、こちらはしっかり日本語化されています。ユニバーサルアプリなので、Windows PCやタブレットでも、WindowsPhoneでも遊べます。基本無料ですがアイテム課金制で、アプリサイズは12.05 MB ~ 15.47 MBとなっています。
1.遊び方
最初にステージ選択画面が表示されますが、最初は一つしか選べません。一つのステージをクリアするごとに次のステージがアンロックされるという、よくあるタイプです。また、一番最初のステージはチュートリアルで、日本語での説明を受けながら遊び方を理解することができます。
これがステージです。黄色いドクロマークつきの点線が敵(ウェーブ)の通り道、画面下にあるのは配置する武器を選択するためのアイコンです。このルートだとあっという間に敵に攻め込まれてしまい、蚊取り線香みたいな形の心臓部に侵入されてしまうので、ルートを変えます。
画面下にあるアイコンはスクロールできるようになっていて、「モジュール」という障壁を任意の場所に置くことができます。ただし、完全にルートをふさぐことはできません。また、配置できるモジュールの数は画面右上に表示されていて、敵のウェーブを撃退するごとに増えていきます。とりあえず上の画像のようにモジュールを配置して、敵を遠回りさせることにしました。
ルートを決めたら武器を置いていきます。武器はたくさんの種類がありますが、開始当初は主に3種類の武器を使います。それぞれの武器には特性があり、射程距離(上の画像の青い丸の中が射程距離になります)や威力、連射速度などが異なります。敵の種類によっても効果が異なるので、この部分は実際に遊んでみて理解することになりますね。また、武器の選択で課金要素があり、強力な武器は有料になります。ただし、無課金でもある程度は戦えますので、やってみて面白いと感じるようなら課金するようにしたらいいと思います。
課金アイテムは全部で4種類あり、いずれも武器のパックです。ひとつ130円なのですが、かなりハマるゲーム性なので課金してしまう可能性は高そうです。ただし、よくあるソーシャルゲームのようにガチャで大量に課金するとかの危険はなく、4つ全部買っても520円なので、「製作者へのお礼」と考えれば決して高くはないレベルです。
あとは一般的なタワーディフェンスゲームの流れとおなじです。
・武器を配置する。配置される武器には価格があり、手持ちのお金(敵を倒すごとに増えていく)を使うため、無制限に武器を配置できるわけではない。配置した武器はプレイヤーが操作する必要はなく、勝手に敵を攻撃してくれる。
・敵を倒すごとに増えていくお金を使って、新しく武器を配置したり、すでに配置した武器を強化したりしていく。
・敵のウェーブを防ぎきれずに、心臓部に一定数以上の敵が侵入したらゲームオーバー、一定数以上の敵を侵入させずに守り切ればステージクリア
という感じです。タワーディフェンスゲームで遊んだことがある人は全く違和感なく遊べると思います。
2.絶妙な難易度、優れた操作性
このゲーム、バランスがかなり素晴らしいです。難易度は決して高すぎず、低すぎずで、順を追って難しくなる(当たり前ですね)ため、タワーディフェンスゲームに慣れていない人でも問題なく遊ぶことができます。また、モジュールを使って敵のウェーブを遠回りさせる仕組みは、他にもありますけど、Windowsストアアプリとしては珍しいと思います。このゲーム性によって、シンプルながら奥深いゲーム性を実現しています。
かくいう私もまだ3つくらいしかステージをクリアしていないのですが、完全防衛「敵を一切心臓部に侵入させない」を果たしてから次のステージに進むようにしているので、全クリアまではかなり時間がかかりそうです。また、先に進む過程で、きっと課金しちゃうだろうなあ、と思います。上にも書きましたが、ソーシャルゲームのように湯水のように課金させる仕組み(個人的には悪質だと思います)ではないので、逆に少しくらいお金を出してもいいかな、くらいには思える、良ゲーだと感じます。
3.関連リンク
レディアント ディフェンス:Microsoftストア