UMIDIGIがスマートフォン「UMIDIGI G9T」を発売します。先にご紹介した「G9 5G」はその名の通り5G通信に対応し、スペックも悪くないハイコスパな製品ですが、今回ご紹介するG9Tは同じ「G9」を冠しつつも「価格勝負」的な性格の強いエントリーモデルです。
UMIDIGI公式サイトでは現在非常に多くの「ニューモデル」が掲載されていますが、まだAliExpressに製品ページができていないものが目立ちます。このG9TについてはすでにAliExpressに製品ページがあり、11月11日(中国市場での年間最大のセール日、シングルデーですね)から発売記念セールが予定されています。
1.概要
スペック表
UMIDIGI G9T | |
OS | Android 14 |
CPU | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大8GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.75インチ(1,600 × 720)90Hz |
バンド | 未公開 |
SIM形式 | Nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac(推定)、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP+2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 167.2 × 77 × 7.9 mm |
重量 | 189 g |
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OSはAndroid 14でSoCは「中華でよく見る」UNISOC T606です。Antutuスコアは25万点前後なので、高性能な型番ではありませんがAndroid端末の基本的な操作やニュースアプリ、動画の視聴等であれば問題なく動作します。
RAMは4GBで拡張機能により最大8GBとして使え、ストレージは128GBでmicroSDカードによるストレージ拡張にも対応します。
ディスプレイはG9 5Gと同じ仕様です。6.75インチで解像度はHD+、リフレッシュレートは90Hzです。前面のノッチは水滴型。
バッテリーの容量もG9 5Gと同じ、容量5,000 mAhで18Wの急速充電に対応します。
カメラの画素数はエントリークラス。イン側8MP/アウト側13MP+2MP(深度測定用)です。
筐体色がグリーンとブラックの2色、というのもG9 5Gと同じで筐体サイズ・重量もG9 G5と全く同じですが、G9 5Gがソリッドな色遣いであるのに対し、G9Tはカメラバンプを中心とした波紋状の模様が入っています。
2.価格など
UMIDIGI G9TはAliExpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、11月11日から発売記念セールが開催されます。残念ながらセール価格はまだわかっていません。
UMIDIGIは最近になって日本のAmazonでの販売も「活性化」していますが、このG9TについてはまだAmazonに製品ページがありません(よって技適マークの有無もわかりません)。また、おそらく大丈夫だろうとは思いますけど通信バンドについても開示されていないので、日本の主要なLTEバンドをしっかりカバーできているという確証もありません(通信バンドについてはセールの開始までには明らかになると思います)。
そして「セール価格」ですね。G9 5Gが100.09ドル(15,484円)で販売中で、それよりもワンランク、ツーランクスペックの低いG9Tですし、セール開始が「中国市場のシングルデー」ですから、「(100ドルをがっつり下回るとか)かなり期待できる」んじゃないでしょうか。
3.関連リンク
UMIDIGI G9T:UMIDIGI Official Store(AliExpress)
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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