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UMIDIGI A1 Pro - 最新のエントリースペックに縦長ディスプレイ、さらにバンド19対応!これは見逃せない!

UMIDIGI A1 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。中国のスマートフォン「UMIDIGI A1 Pro」を紹介します。久しぶりにちょっと興奮しつつ記事を書いております。なにを興奮しているのかと言うと、ウインタブ好みの低価格(通常価格139.99ドル、プレオーダー価格99.99ドル)、エントリースペックの製品ながら、最新技術がしっかり投入され、おまけにバンド19にも対応している製品だからです!

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1.スペック

UMIDIGI A1 Pro
OSは最新のAndroid 8.1(Oreo)が搭載されます。CPUのMT6739というのは聞き慣れない型番ですよね。おそらくMT6737(2017年のエントリーCPU、ウインタブも大好き)の後継モデルでは?というくらいは予想がつくと思いますが、その通りみたいですw 詳しい仕様は下記のリンクをご確認いただきたいのですが、MT6737よりもクロックスピードが上昇し、通信面ではデュアルVOLTEに対応(要するに仕様上LTE+LTEのDSDSに対応)します。

MT6739:MediaTek(英語)
MT6737:MediaTek(英語)

少ないながらベンチマークスコアも公開されており、Antutu(Ver.6)だと36,000点くらいでした。まだサンプルが少ないので信頼性は十分ではありませんが、2017年のミドルスペックCPUであるMT6750(Antutuで4万点くらい)よりも若干低めの性能と言えるかも知れません。

RAMは3GB、ストレージは16GBで、ストレージ容量で「もうひと頑張り!」と言いたいところですが、もともと低価格な製品なのでちょっと無理のある要望でしょうか。ディスプレイは5.5インチ、アスペクト比18:9の縦長ディスプレイです。解像度はHD+(1,440 × 720)にとどまりますが、これもまあ、あんまり無理は言えないですね。

この製品にはおそらく技適マークはないものの、UMIDIGIの製品はヤマダ電機のEveryphoneにOEM供給された実績があり、バンド19にも対応しているということを踏まえると…、アレかもしれませんね…。その可能性を視野に、もう少しだけLTE関連について説明すると、「Both SIM slots are compatible with 4G, dual 4G signal dual standby(両方のSIMスロットがLTE対応、また、デュアルLTEによるDSDS対応)」という記述がメーカーサイトにありました。ただし、電波法の例外規定をもとにこの製品を使って日本国内でLTE通信したとして、デュアルLTEのDSDSが使えるかどうかはわかりません。

次にカメラです。中華スマホはもはやエントリークラスと言えどもアウト側デュアルレンズというのがほぼ常識になっていますが、この製品もアウト側はデュアルレンズです。なお、撮影品質の方は何とも言えません。

最後にサイズです。5.5インチサイズとしては割と小さめだと思います。中華スマホはサイズ面では国内向け製品よりも大きめだったり、重量も重かったりしますが、縦(長辺)が150 mmを切り、横(短辺)が70 mmを切っていますので、十分に合格点をあげていいんじゃないかと思います。もちろんGALAXY S8みたいなのと比較しちゃいけませんけどね。

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2.筐体

UMIDIGI A1 Pro
正面から見るとこんな感じです。中華製品の場合、手のサイズと製品のサイズで大きさを判断すると痛い目にあうことがありますが、形状はこれで正しいんじゃないかと思います。最近よく見かける、典型的な縦長スマホ、という感じです。

UMIDIGI A1 Pro
背面の素材は不明ですが、価格から考えて「プラスティックにコーティング」ということだと思います。背面にはデュアルレンズと指紋センサーがありますね。なお、この製品は指紋センサーだけでなく、顔認証にも対応します。ただ、ウインタブの中華スマホの実機レビューで「お父さんの顔で登録していたら、息子さんと娘さんの顔でもあっさり解除できた(by natsukiさん)」という実例がありますので、依然としてイマイチ信用はしにくいです。

UMIDIGI A1 Pro
これも「画像」でしかないので、過度の期待は禁物ですが、エッジ部分がきれいにラウンドしていて高級感があります。SIMスロットは上面にあります。

UMIDIGI A1 Pro

クリックで拡大します

各部名称です。なにげに一番気になるであろう「オーディオジャックは健在」というのがわかりますね。これで胸をなでおろす(大げさだって!)人も少なくないと思います。

UMIDIGI A1 Pro
筐体色は「Pitch Dark(黒でしょ?)」「Icy Blue」「Moonlight Silver」の3色ですが、先行プレオーダー実施中のBanggoodではシルバーの設定はありませんでした。

3.価格など

UMIDIGI A1 Proは中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダーを受け付けており、プレオーダー価格は99.99ドル(約10,800円、ただし数量限定)、通常価格が139.99ドル(約15,000円)となっています。

記事中にもちょっと触れたんですけど、メーカーのUMIDIGIはヤマダ電機に自社製品をOEM供給した実績があり、かつこの製品がバンド19にも対応していることから、日本メーカー製品として日本でも発売される可能性があると予想しています(ただの予想ですし、仮に日本で発売されたとしても製品仕様に手が加えられると思います)。その場合、技適もしっかり取得するはずですし、日本メーカーの保証も受けられますので、安心といえば安心かもしれませんね。価格はそれなりに上昇すると思いますけど。

個人的には、ここに来てようやく「2018年のエントリースペック」と呼べる製品が出てきたなあ、と感じます。もう高額なスマホはいらなくなるかも知れませんね…。

4.関連リンク

UMIDIGI A1 Pro:UMIDIGI 製品ページ
UMIDIGI A1 Pro:Banggood

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コメント

  1. 匿名 より:

    めちゃ安いけど流石にAntutuが3万台だと辛くない?200ドルにしてCPUROM解像度をあげたら凄く良さそう。

  2. なお より:

    そいや近所のYAMADA系列店でEveryphone 3980円で投げ売りされてましたね…

  3. sevenfreaks より:

    11,000円でツリだから、とりあえずポチってみました。
    安物SoCで8.1のスクロール改善が体感できるかの確認がしたかったので。
    届くのは来月だろうけど。

  4. 中華スマホはこれで49代目 より:

    自分もとりあえずポチりました。バンド19はなかなかこの値段では珍しい!
    見た目も頑張ってるじゃないですか?
    解像度上げてオクタとかにしても普通の値段になっちゃうからこれでいいような?(笑)
    あくまで遊び用の端末に!

  5. ニッチなおっさん より:

    車内で使用する関係上、「充電端子とヘッドホン端子がいずれも底面にあること」
    という縛りがあるのですが、この端末はクリアしてるっぽいですね!
    で、もう一つ重要な要素があって、「スリープ解除が液晶面をタップやスワイプなどの
    接触動作で起動するか?」ってことなんです。
    所謂「ノックオン」とか「double tap wake up」などと言われる機能ですね。
    この機能も実装されているかどうか実機をお持ちの方は教えていただけると
    嬉しいです!

  6. note より:

    TOMTOPのセールの記事から来たのですが、表記からするとこれってDSDSじゃなくてDSDVですよね?

    • 中華スマホはこれで49代目 より:

      そうなっていますが、16GBの内部容量を考えてもSDとの排他的利用になりますのでテスト程度にしか使えませんねー

      • note より:

        記事の誤りかもしれない場所を指摘しただけですが、何が「そうなっています」なんですか?