TeclastがAndroidタブレット「P50S」を発売しました。TeclastのPシリーズは同社の中でもエントリーモデルという位置づけで、非常に購入しやすい価格になっています。また、今回ご紹介するP50Sは「周辺機器とのセット商品」です。Androidタブレットを多目的で使おうと思っている方には非常に魅力的なセットです。
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TECLAST P50S(セット)
※7月31日まで5,000円OFF
1.概要
スペック表
Teclast P50S | |
OS | Android 14 |
SoC | UNISOC T606 |
RAM | 6GB(拡張機能により最大10GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 11インチIPS(1,280 × 800) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 8,000 mAh |
サイズ | 258 × 170 × 8.6 mm |
重量 | 550 g |
コメント
P50Sはウインタブで実機レビューをしたエントリータブレット「P50(LTEモデル)」をWi-Fi専用機にしたものです。
OSはAndroid 14でTeclast製品はAndroidの大画面デバイス向けUI(タスクバーやアプリの2列表示など)に対応しています。SoCのUNISOC T606はAntutuスコアが25万点前後になりますので、エントリークラスながら普段使いで十分な性能です。RAMはP50Sより小さく、4GBで拡張機能により最大10GBとして使えます。ストレージは128GBです。
ディスプレイは11インチ(正確には10.95インチ)で解像度は1,280 × 800と低めです。低価格帯タブレットとしては満足できるスペックのP50Sですが、ディスプレイに関しては人によっては粗さを感じるかもしれません。これが1,920 × 1,200だったら文句なしだったんですけどね。ただし、WidevineはL1でNetflixでもL1判定になりますので、ほとんどの動画サブスクリプションサービスでHD画質での視聴が可能です。
各部名称です。筐体素材はP50と同様に金属製のユニボディなので、低価格品と言えどもそれほど安っぽさを感じないと思います。筐体色は爽やかなライトグリーンです。
冒頭に書いた通り、この製品は「セット商品」です。タブレットケースや保護フィルムといった必需品とも言える周辺機器に加え、キーボードやマウス、スタイラスペン、そしてタブレットスタンドまでセットになっています。
個人的に「AndroidタブレットをWindows PC代わりに使うのは厳しい」と思っていますが、Webミーティング、メールの作成や送受信、簡単なレポートや打ち合わせ議事録の作成、ちょっとした表計算といったことであればAndroidタブレットでも十分こなせますし、これら軽めのビジネス作業はSoCがUNISOC T606でも支障はありませんので、キーボードやマウス、ペンは「持っていてもいいもの」だと思います。
2.価格など
Teclast P50S(セット)はAmazonで販売中で、7月26日現在の価格は17,900円(製品ページにある5,000円OFFクーポンを使用したもの。クーポン期限は7月31日)です。P50のAmazonでの価格が16,000円前後(7月26日現在だと16,900円)ですから、「P50のLTE機能をなくし、周辺機器を山盛りセットにして1,000円アップ」という感じです。
もちろんこれら周辺機器は「1,000円どころのバリューではない」のでお買い得であることは間違いありません。ケースは必需品ですし、「一応キーボードも…」と考えている方には素晴らしいセットだと思います。
3.関連リンク
TECLAST P50S(セット):Amazon