TCLのスマートフォン「TCL 30 SE」をご紹介します。TCL 30というのは「シリーズ」になっていて「30(無印)」「30+」、また北米向けには「30V」「30XE」といったモデルもありますが、今回ご紹介する30 SEはシリーズ中のエントリーモデルとなります。3月28日よりAliExpress内のTCL Direct Storeでセールがスタートするのに合わせて記事を書いています。
1.TCL 30 SE スペック
スペック表
TCL 30 SE | |
OS | TCL UI 4.0(Android 12) |
CPU | MediaTek Helio G25 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB/128GB |
ディスプレイ | 6.52インチ(1,600 x 720) |
LTEバンド | B1/3/5/7/8/20/28/38/40/41 |
SIM | Nano SIM × 2 |
ネットワーク | 802.11 b/g/n、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト50MP+2MP+2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 165.2 x 75.5 x 8.9 mm |
重量 | 190 g |
バリエーションモデル
・ストレージ64GB
・ストレージ128GB
コメント
OSはAndroid 12ベースの独自UI「TCL UI 4.0」が搭載されています。CPUはHelio G25で、5Gには非対応、Antutu Ver.9のスコアが9万点前後となる、エントリークラスの性能ですが、ゲームプレイを別にすれば、Android OSの基本操作に支障はないでしょう。
RAMは4GB、ストレージは64GBと128GBを選べ、microSDカードの利用も可能です。またディスプレイは6.52インチで解像度はHD+です。このあたり、典型的なエントリークラスのスマホ、という感じですね。ただし、TCLは液晶テレビでは世界的大手メーカーですから、発色品質にはかなり期待できそうです。
カメラはイン側8MP、アウト側は50MP+2MP(マクロ)+2MP(深度)のトリプルレンズです。TCL製品はカメラ周りのデザインに特徴がありますが、この30 SEでも縦に3つのレンズを並べたデザインが個性的です。
バッテリーは5,000 mAhと大容量で、15Wの急速充電に対応します。
2.TCL 30 SE 筐体
前面には水滴型ノッチを採用しています。最近はミッドレンジ以上のスマホでパンチホールを採用する製品が主流なので、「微妙に古い」印象がありますが、まあ低価格モデルなので…。
背面です。背面カバーは樹脂製と思われます。カメラまわりにちょっと主張を感じますが、全体的にはスッキリしたデザインに見えます。筐体色は「Space Grey(ほぼ黒)」「Atlantic Blue(濃紺)」「Glacial Blue(水色)」の3色がありますが、AliExpressではGlacial Blueは販売されないようです。
3.TCL 30 SE 価格など
TCL 30 SEはAliExpress内のTCL Direct Storeに製品ページがあり、3月28日午後4時(日本時間)からセールがスタートします。セール価格は4GB/64GB版が143.04ドル(17,773円)、4GB/128GB版が162.24ドル(20,159円)です。
この価格はウインタブでよくご紹介しているBlackviewやUlefoneといった中国メーカーの同等スペックの製品よりもいくぶん高価ですが、TCLが手掛けていてディスプレイ品質に期待ができること、またアウトカメラの画素数も50MPと高いことを考慮すればそれほど割高とは言えないと思います。実機を手にしていないのであまり適当なことは言えませんが、「画面がキレイでカメラもキレイ」なのであれば、あまりゲームをしない人にはいい選択肢と言えるかもしれないですね。
4.関連リンク
TCL 30 SE:TCL公式サイト 製品紹介
TCL 30 SE:TCL Direct Store(AliExpress)