SONY Xperia Ace II － スマホ操作に慣れていない人にも配慮された、親切設計のエントリースマホ

SONYの5.5インチスマホ「Xperia Ace Ⅱ」がドコモから発売されます。Xperiaと言えば、凝りに凝ったハイエンドモデル、「Xperia 1 Ⅲ」が思い浮かびますが、今回ご紹介するXperia Ace Ⅱはエントリークラスの製品です。どちらかというとシニア層の利用を想定した製品のようですね。

1.Xperia Ace II スペック

スペック表

ポイント

・5.5インチとコンパクトで持ちやすいサイズ
・4,500mAhの大容量バッテリー、3年経っても劣化しにくい
・初めてでも使いやすい「かんたんホーム」
・防水性能 IPX5/8

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OSは最新のAndroid 11です。そして、

「かんたんホーム」という機能があります。文字やアイコンサイズが大きく、見やすい表示になっているほか、短縮ダイヤルへのショートカットもあり、頻繁に通話する相手にもかんたんに電話がかけられます。スマホ操作に慣れていない人にはありがたい機能と言えるでしょう。同時に、この製品がどんな人をメインターゲットにしているのかもよく理解できます。

CPUはHelio P35ですから、2021年水準だとエントリークラスということになります。本格的なゲーム用ではありませんね。でもニュースアプリを見たりSNSをしたり、簡単なパズルゲームくらいなら十分楽しめると思います。RAMは4GB、ストレージは64GBです。ゲームをしない前提なら十分と言えますが、動画をたくさん撮影するような場合はストレージ容量が少し足りないかもしれません（microSDカードも使えますので、写真や動画をたくさん撮影するのならmicroSDに保存するといいでしょう）。

ディスプレイは5.5インチと、最近のAndroidスマホとしてはコンパクトなサイズになっています。解像度もHD+ですが、縦方向にはやや短めの1,496 × 720という解像度になっています。この製品の特性によく合っていると思います。

カメラは画素数的には低めですが、「SONYのXperia」ですし、製品ページにも「カメラメーカーならではの画作り」と書かれていますので、クラスを超えた高画質が楽しめると思います。また、「プレミアムおまかせオート」というモードがあり、人物や食事（結局スマホで撮る写真って、これらが多いですよね？）もキレイに撮影できます。

バッテリーは4,500 mAhで、日頃中華スマホ（やたらと大容量）をよくご紹介しているウインタブとしては特に珍しいとも思わないのですが、「Xperia史上最大容量」とのことです。また、バッテリー寿命にも配慮され、3年間使い続けても劣化しにくいものになっています。

キャリアモデルなので、一応書かせていただくと「おサイフケータイには対応、ワンセグには非対応」です。

2.筐体

「Xperiaですが割と普通」です。エントリークラスということもあり、前面には水滴型ノッチが採用され、ベゼル幅もやや太め。しかしディスプレイのガラスはCorning Gorilla Glass 6が使われていますので、傷がつきにくくなっています。また、この製品は「防水（IPX5/IPX8）、防塵（IP6X）」仕様なので、多少の水濡れとか、ホコリを被ったくらいなら平気です。

側面と上下面です。左側面にはSIMスロット、というのはわかりますが、右側面にボタンが3つあり、上から音量ボタン、電源ボタン（指紋センサー内蔵）というのはいいとして、一番下のボタンの機能がよくわかりません。ちなみにXperia 1 Ⅲだと「Googleアシスタントボタン」でしたが…。

あと、イヤホンジャックも省略されず、しっかり装備されています。

筐体色はブルーのほか、ブラックとホワイトを選べます。

3.価格など

SONY Xperia Ace Ⅱは5月28日の発売予定で、ドコモオンラインショップで予約注文を受け付けています。価格は税込み22,000円です。

メーカーの製品ページや製品仕様を見れば、この製品の意図するところはよく理解できますし、実際すべてのスマホユーザーがウマ娘とか原神とかデレステをプレイするわけでもないと思いますので、必要十分なスペックだと思います。また、スマホ操作に慣れていない人に対する配慮や長寿命のバッテリーなど、とても親切なものづくりがなされていると思います。あとはこの製品を購入される人が、ニーズに合った回線契約ができるといいなあ、と思います。

4.関連リンク

Xperia Ace II：Xperiaオフィシャルサイト
Xperia Ace II SO-41B：ドコモオンラインショップ