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Realme 5i - クアッドカメラに大容量バッテリー搭載!OPPOのサブブランドRealmeの低価格スマホ

Realme 5i
中国の大手メーカーOPPOのサブブランド「Realme」のニューモデル「5i」のグローバルROM版をご紹介します。いまやスマホも中国メーカーの台頭が著しいですが、XiaomiやHUAWEI、OPPOなど日本上陸を果たした大手メーカー製品でも、日本で正式に販売されていないモデルはグローバルROMになっていない、つまり日本語化などに問題を抱えるものが少なくありません。このような非グローバルROMのスマホを日本語化する(More Localeなどの手法による日本語化ではなく、メーカーの提供する日本語バージョンと言う意味です)のは容易なことではなく、ウインタブのライター陣でもかのあゆさんに頼まないと…、という感じになりますし、かのあゆさんでも「そもそもグローバルROMが存在しない製品は日本語化できない」し「存在していても(詳しくは書きませんが)めっちゃ大変」ということです。

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そんなわけで、ウインタブではできるだけ「グローバルROM」という表記のある製品のみを紹介したいと思っています。また、Banggoodでは最近「CNバージョン(中国ROM)」「グローバルバージョン」と、注意書きを入れてくれているケースが増えていますので、ウインタブ読者は「CNバージョン」の購入は控えるほうがいいと思います。

さて、Realme 5iです。この製品はミッドレンジくらいのスペックで、そのぶん購入しやすい価格になることが期待されます。

1.スペック

Realme 5i
OSはAndroid 9.0ベースにしたOPPOの独自UI「Color OS」です。また、現状はAndroid 9.0ベースですが、Android 10にバージョンアップされる予定になっています。CPUはSnapdragon 665で、Antutuスコア(Ver.7)はおよそ14万点くらいになりますので、ウインタブ的には「ミッドレンジの上のほう」なんですが、まあ普通に「ミッドレンジ」くらいに言っておくほうがいいかと思います。

RAMは4GB、ストレージは64GBと、2020年の水準だと大容量とは言えないですね。個人的にはこの容量で特に困ることはないと思いますが、写真をたくさん撮影するとか、最新の3D系ゲームをプレイするとかだと少し力不足かもしれません。

ディスプレイは6.5インチとやや大型ですが、解像度はHD+にとどまります。このあたり、OPPOのほうでも上位モデルとの差別化を図っているように思われます。ただ、この解像度で画面が粗いとかの印象はないですね。OnePlusなどのハイエンド機を使っている人だとこの限りではないと思いますけど。

Realme 5i
この製品、「SIM2はmicroSDと排他」ではありません。SIM2枚とmicroSDを同時に挿すことができます。私はSIM2枚挿しはほとんどしたことがありませんが、最近はデータ通信専用で激安なSIMが出回っていますので、今後は音声SIMとデータSIMを使い分けるような感じになっていくんでしょう。その意味ではRealme 5iの構造はありがたいと言えます。

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Realme 5i

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カメラはアウト側がクアッドレンズになっていますが、画素数はそれほど高くありません。最近は「48MPで普通」くらいになっていて、私も48MPカメラのスマホを使っていますが、48MPで撮影することはまずありません。撮影の難易度が高めですし、画像のサイズが大きすぎちゃうんですよね。実際、よくできたカメラなら12MPでも、シングルレンズでも十分キレイに撮影できると思っています。この製品はOPPOが手掛けているので、撮影品質は十分なものになっていると思いますよ。

入出力ポートはUSB Type-Cではなく、microUSBです。このあたり、個人的には不満はありませんが、「いまどきどうなのかなあ」とは思っちゃいますね…。ただし、そのかわりと言ってはなんですが、イヤホンジャックはしっかり残されています。

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この製品のセールスポイントは「クアッドカメラ」と「大容量バッテリー」です。中華スマホだと10,000 mAhを越えるようなものもありますが、5,000 mAhというのはこのクラスの大手メーカー品としては十分に大容量と言えます。ただ、サイズに微妙に影響しているかな、という気はしますね。厚さが9ミリ、重量が195 gですから、分厚いとかめっちゃ重い、というほどではありませんが…。

2.筐体

Realme 5i

Realme 5i
筐体色は「アクアブルー」と「フォレストグリーン」の2色です。グリーンの方はありそうでない色だと思います。前面は水滴型ノッチを採用していて、パンチホールカメラではありません。水滴のサイズは小さく、このクラスのスマホとしては悪くないと思います。

Realme 5i
背面は鏡面仕上げになっていて、メーカーいわく「Real Craftsmanship」とのこと。質感にはかなり期待できそうです。ボタン類の配置ですが、右側面に音量ボタン、左側面に電源ポタンとなっています。

3.価格など

Realme 5iは中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがあり、3月9日現在は「In Stock Alert(入荷お知らせ)」というステイタスで、まだ販売はスタートしていません。参考価格は199.99ドル(21,626円)ですが、おそらく実売期にはもう少し価格が下がるように思われます。

この製品はミッドレンジクラスのCPUを搭載し、クアッドカメラや大容量バッテリーに特徴がある反面、ディスプレイの解像度がHD+にとどまっている点やポートがmicroUSBであるという点など、コストダウンが感じられる部分もあります。しかし、OPPO製品で十分な品質を備えて200ドル弱で購入できるというのは魅力だと思いますね。

4.関連リンク

Realme 5i Global Version:Banggood

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