OUKITELがタブネスタブレット「RT5」を発売しました。この記事に先立ち「Blackview Active 8 Pro」というタフネスタブレットの紹介記事を掲載していますが、Acrive 8 Proとは異なり、RT5には前身モデルが存在します(OUKITEL RT2)。また、改善されている箇所も多いですが、筐体の外観はRT2とほぼ同じです。
そのため、この記事ではRT2からの変更点と価格に絞ってお伝えします。外観等についてはこちらの記事をご参照ください。
OUKITEL RT2 - 希少な低価格帯のタフネスタブレットがニューモデルに!スペックが大きく向上しました!
1.OUKITEL RT5 概要
スペック表
OUKITEL RT5 | |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek MT8788 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18 19/20/25/26/28A/28B/66 TDD-LTE: B38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0(推定) |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン16MP/アウト16MP |
バッテリー | 11,000 mAh |
サイズ | 251.2× 170 × 14.5 mm |
重量 | 860 g |
コメント
前身モデルのRT2からの変更点がいくつかあります。まず、OSがAndroid 12から現時点で最新バージョンとなるAndroid 13になりました。CPUはRT2と同じMT8788です。Antutu Ver.9のスコアはおそらく16万点程度と推測され、低スペックではないものの、決して高性能とは言えません。
RAMはRT2と同じ8GBですが、最近の中国メーカーで流行りのRAM拡張機能を新たに搭載しましたので、最大14GBとして使えます。また、ストレージもRT2の128GBから倍増し、256GBとなりました。
ディスプレイはRT2から変更がありませんが、RT5の製品ページでは新たに「スタイラスペン対応」という説明がありました。ただし、おそらくペンは別売りと思われます。
カメラ性能は従来モデルと同じ、バッテリー容量は「半減しました」。RT2が20,000 mAhと超大容量なのに対し、RT5では11,000 mAh(Amazonの表記では10,000 mAh)と「普通に大容量」になりました。これ、必ずしも悪いというわけではなく、筐体重量を軽くするというメリットがあります(RT2はメーカー開示で1,030 g)。
外観はRT2とほぼ同じに見えます。ただし、RT2にあった着脱式のベルト(ストラップ)はなくなったようです。ストラップ取付用のネジが見えませんから。
2.OUKITEL RT5 価格など
OUKITEL RT5はAliExpress内のOUKITEL Official Storeや日本のAmazonで販売中で、6月26日現在の価格はAliExpressで30,414円(製品ページにあるクーポン使用後)、Amazonでは税込み36,400円(製品ページにあるクーポン使用後)です。
先にご紹介したBlackview Active 8のセール価格次第かな、と思います。システムスペックは間違いなくActive 8 Proのほうが上なので、「RT5が性能差に見合うだけ安い」と判断できるのなら買いでしょうか。
3.関連リンク
OUKITEL RT5:OUKITEL Official Store(AliExpress)
【PR】OUKITEL RT5:Amazon