こんにちは、輪他です。今回はOUKITELの新作エントリースマートフォンのOUKITEL C18 Proをご紹介します。一万円台のスマホですが、基本性能がよく、2020年のトレンドをしっかり押さえた、魅力的なスマートフォンです。
1 スペック
OSは一世代前のAndroid 9.0を搭載していますが、OUKITELの公式サイトによるとAndroid 10へのオンラインアップデートを予定しているようです。CPUはMediaTekのHelio P25を搭載しています。Antutu Ver 8スコアは8万点ほどなので、さすがにゲームなどは厳しいかもしれませんが、SNSなどでの使用は問題ない性能を有しています。
RAMは4GB、ストレージ64GBです。搭載しているCPUを考慮すると、これ以上のRAMを搭載してもオーバースペックですし、RAMを下手に大容量にするとバッテリーの消費電力が増えてしまうので4GBはちょうどいい数字なのではと感じます。ストレージはハイエンドの機種で採用されている高速なUFSではなく一般的なeMMCです。
ディスプレイは6.55インチのHD+(1,600×720)と価格なりですが、パンチホールデザインのインカメラを採用しています。さらに、2.5Dガラスを採用することで最近のハイエンドスマートフォンにかなり近い外観となっています。
インカメラは8MP、アウトカメラは16MPのメインカメラ、8MPの広角カメラ、5MPのマクロカメラ、深度センサーの4眼となっています。マクロカメラにはかなり自信があるようで、OUKITELの公式YouTubeチャンネルにはXiaomi CC9 Pro(グローバル版はMi Note 10)との比較動画がアップロードされていますが、かなりきれいに撮影できている印象です。
バッテリーは4,000mAhのものを搭載しています。搭載CPUがエントリークラスのものであることから、ある程度バッテリー持ちには期待できると思います。ただ、公式サイトにはFast Chargeとの表記がありますが、10Wが上限ですのでUSB PDなどの急速充電機能は採用していないようです。
顔認証や指紋認証に対応し、イヤホンジャックもしっかり搭載しています。
2.筐体
筐体カラーは「Purple」と「Black」の二色から選択できます。背面に指紋認証センサーを搭載しています。丸形のセンサーを搭載している端末に比べてセンサー部が大きく作られているので指でセンサーを探しやすいかもしれません。パンチホール型のインカメラと2.5Dガラスのディスプレイを搭載しています。
右側面には電源ボタンと音量ボタン、左側面にはSIM/SDカードスロットがあります。
3.価格など
OUKITEL C18 Proは中国の通販サイト「Banggood」にて、5月30日現在99.99ドル(10,960円)でセール中です(6月1日まで)。CPUスペックは価格なりですが、RAMやストレージは必要十分なサイズのものを搭載しており、カメラ品質にも期待ができ、筐体デザインもハイエンド端末に近いものを採用していますので、サブとして持つのにはかなり良い選択肢になるのではと思います。
4.関連リンク
OUKITEL C18 Pro:OUKITEL公式サイト 製品紹介
OUKITEL C18 Pro:Banggood