OPPO Pad Air － OPPOで初となるAndroidタブレット、薄型・軽量でNetflixやAmazon Prime VideoでのHD画質視聴にも対応

OPPOがAndroidタブレット「OPPO Pad Air」を発表しました。OPPOが日本市場で初めて発売するタブレット端末、ということになります。CPUにSnapdragon 680を搭載し、薄型で軽量な筐体が魅力の10.3インチタブレットです。

1.OPPO Pad Air スペック

スペック表

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OSはAndroid 12ベースの独自UI、Color OS 12です。メーカーでは「OPPO Pad AirのためのColorOS」と称しており、容易に画面分割ができたり、フローティングウインドウにも対応するなど、タブレットのディスプレイサイズを活かせる仕様になっています。

フローティングウインドウ

CPUはSnapdragon 680で、Antutu Ver.9のスコアが25万点程度ですから、そんなに凝っていないゲームなら十分楽しめます。ただ、もっぱらゲーム用という感じではありません。RAMは4GBですが、ストレージ領域から最大3GBをRAMとして使えます。ストレージは64GBです。タブレットで大量に写真や動画を撮影する人はあまり多くないと思いますので64GBでも問題ないかな、とは思います。一方で最近はGoogle Playのゲームも数GBくらいの容量のものが少なくありませんので、ゲームをたくさんプレイしたい人にはちょっと物足りないですね。なお、microSDカードリーダーによるストレージの拡張は可能です。

ディスプレイは10.3インチで解像度は2,000 × 1,200です。「Widevine L1」という説明はありませんでしたが、プレスリリースに「NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスのHD再生にも対応している」と明記されていました。個人的には比較的低価格なタブレット製品では「CPUの型番なんかよりも、この点こそが最も重要」だと思っています。

OPPO Pad Airはモバイルネットワーク（5G/LTE）には対応していません。Wi-Fi専用機です。この点はご注意ください。

サイズは「薄くて軽い」ですね。10.3インチで厚さ6.9 mm、重さ440 gですから、取り回しも非常に楽だと思います。

2.OPPO Pad Air 筐体

前面です。タブレット製品としてはベゼル幅が細く、とても美しいデザインだと思います。

もっと美しいのが背面です。背面パネルはアルミ合金製で、OPPOの独自技術「OPPO Glow」が使われ、高い質感と防指紋効果があります。ウインタブではまだ実機を目にしていないのですが「OPPO Glowは繊細な輝きが特長です。砂丘をイメージした波打つテクスチャーは心地よく指にフィットし、いつも快適にご使用いただけます」という説明がありましたので、「かなり期待してよし」かと思います。

10.3インチで厚さ6.9 mmというのも素晴らしいですね。OPPO自ら「薄型スマートフォン『OPPO Reno7 A』よりもさらに薄い」と言っているくらいですからw

スピーカーも高品質です。4スピーカー搭載でDolby Atmosに対応しています。上でご説明した通り、この製品は動画サブスクリプションサービスでHD画質の視聴が可能ですし、スピーカー品質も高いことから、自室でじっくり動画を楽しむのにピッタリの製品と言えそうです。

3.OPPO Pad Air 価格など

OPPO Pad Airは9月30日の発売予定で、OPPO公式ストアやAmazon、楽天ではすでに予約販売がスタートしています。9月26日現在のAmazonでの価格は税込み34,364円です。また、楽天での価格は税込み37,800円ですが会員ランクに応じて大きなポイントがつくようなので、ご自身でポイントを確認してみてください（ちなみに私の場合は4,837ポイントがつくようなので、実質的に楽天のほうがAmazonよりも安くなります）。

タブレット製品の利用目的がもっぱらゲーム、という人にはパフォーマンス面でいまひとつ、という感じですが、記事中にも書いた通り、動画を高画質で、そして高音質で楽しみたいという人には非常にコスパのいい製品だと思います。筐体も薄型・軽量で質感も非常に高いようなので、「持つ喜び」も感じられそうですね。

4.関連リンク

OPPO Pad Air：OPPO
OPPO Pad Air：Amazon
OPPO Pad Air：楽天