こんにちは、壁です。モトローラがここ最近元気いいです。一時は携帯電話事業から消えてしまいそうでしたが、レノボ傘下に入ってからは破竹の勢いとまではいきませんが、売り上げも順調に推移しているようです。そんなモトローラからgシリーズの最新モデルライン、g7シリーズが発表されました。今回ご紹介するのはg7シリーズのバッテリー容量特化モデル、g7 powerです。
1.スペック
OSはAndroid 9.0 PieにCPUはSnapdragon 632、RAMは4GB、ストレージは64GBの構成です。Snapdragon 632は他社だとASUS Zenfone Max(M2)にも採用されており、Antutuベンチスコアは10万点前後を記録しています。うーん、Antutuベンチ10万点がミドルレンジスペックの時代になりましたか。
ディスプレイサイズは6.2インチの大型サイズですが、解像度はHD+に落とされています。この辺りはバッテリー特化モデルらしく解像度を削ってでもバッテリーの持続時間を伸ばすという考えだと思います。
LTEバンドは幅広くカバー。ドコモのプラチナバンドをバッチリ押さえています。特筆すべきはDSDVでありながらトリプルスロットである点ですね。SDカードと排他仕様ではないので、SIMの使い方の幅が広がると思います。
ただ、他のg7シリーズと異なりLTE B18がないので、au系のSIMカードを使う場合は注意が必要です。あと、最新の端末にしては珍しく3.5mmオーディオジャックを備えていますが、上位モデルにあるようなドルビーサウンドによるチューニングはありません。
他のg7シリーズと異なる点と言えば、Bluetoothのバージョンが4.2のままであること、カメラは12MPのシングルレンズ仕様であることも挙げられます。
メーカーの発表によれば、夜景は苦手だけど色合いを鮮やかにチューニングしているとかで、SNSへの投稿用の写真やメシテロに向いていると思います。デュアルレンズではなくシングルレンズとしたのも、電池持ちを伸ばす為の仕様なのでしょうか?
そのバッテリー容量は5,000mAhとシリーズ最大。ただ、27W急速充電「ターボパワー」には対応しておりません。
重さは193gと200g以内に抑えました。やはり他のg7シリーズと比べると分厚く重くはなっていますが、g7比で厚さは+1mm、重さは+21gとそれほど大型化していないのです。ちょっとビックリ。
では、デザインを見ていきましょう。
2.デザイン
フロントビューは最上級モデルとなるg7 plus譲りのノッチディスプレイ。これだけノッチ採用モデルが増えた今ではノッチ無しのモデルが逆に珍しくなってきましたね。最初にこのデザインを見た時は「いやぁこんなデザイン流行らないでしょ」と思ってたら見事に予想を外しました。これが今の「フツーのデザイン」なんですなぁ。
背面はシンプルそのもの。写真からは分かりづらいですが、マット塗装とかではなく、他社でもある強化ガラスを用いた背面となっています。実物の質感は上位モデルにもひけを取らない、高品位の外観をまとっていると考えていいと思います。
モトローラのロゴマークが指紋センサーを兼ねているのがカッコイイ。このデザインってモトローラ製のモデルしかできないような気がします。ホントにカッコイイですよね。
カラーバリエーションは写真のブラック1色のみ。ここは上位モデルと同じようにレッドとかあってもいいと思いました。
3.まとめ
モトローラ moto g7 powerはモトローラ公式ストアの他、NTTレゾナントが運営する「goo SIMseller」でも取り扱いをするとしています。発売日は6月7日で、価格は公式ストアで27,864円となります。価格を考えるとかなりお買い得なモデルであると思います。Snapdragon 632搭載機ですから、ゲームもそこそこ動きますし悪くないと思います。
それにしても、今回のg7シリーズはどれもお買い得で最上位のg7 plusでも4万円ちょっととなっています。しかも公式ストアで買うとモバイルバッテリーやmicro SDのオマケ付き。ちなみにg7 Powerも公式ストアで購入すると64GBのmicro SDがオマケで付いてきます。数量限定ですので、気になる方はお早めにどうぞ。
それでは、また。
4.関連リンク
motorola moto g7/g7 plus - 6.24インチのミッドレンジスマホ、ハイレゾズーム撮影に対応、上位モデルは光学手振れ補正にステレオスピーカーも(かのあゆ)
moto g7 power:motorola