iiiF150がタフネススマホ「B2 Pro」を発売します。11月11日のシングルデーセールに合わせ、AliExpressで発売記念セールが開催される予定になっています。先日「B2 Ultra」という製品をご紹介していますが、このB2 ProはB2 Ultraよりも「悪く言えばスペックダウン、良く言えば普通になった」感じの製品です。
1.スペック
iiiF150 B2 Pro | |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 12GB(拡張機能により最大24GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.8インチ(2,460 × 1,080)120Hz |
バンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/25/26/28A/28B/66 TDD:B38/40/41 |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト108MP+24MP |
バッテリー | 10,000 mAh |
サイズ | 176.4 × 81.8 × 14.9 mm |
重量 | 349 g |
SoCはHelio G99です。最近の中国製品で最もよく見かける型番で、5G対応はしませんがAntutuスコア40万点オーバーとなる性能になっていますので、タフネススマホ用としては十分なものだと思います。
RAMは12GB、拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは256GBです。また、microSDカードによるストレージ拡張にも対応します。
ディスプレイは6.8インチでFHD+解像度、リフレッシュレートも120Hzと高速です。また、前面ガラスにはゴリラガラスが使われています。
カメラはイン側32MP、アウト側108MP(メインカメラ)+ 24MP(ナイトビジョンカメラ)という構成です(ナイトビジョンカメラとは、モノクロになりますが暗闇でも鮮明な写真撮影ができるカメラのことです)。タフネススマホとしては非常に高い画素数ですが、先日ご紹介したB2 Ultraはイン32MP/アウト200MP(メインカメラ) + 64MP(ナイトビジョンカメラ)という画素数なので、それよりは控えめになりました。…いやこれで全然OK、という気はしますけどね。
バッテリーは10,000 mAhです。最近の中華タフネススマホだと「普通くらい」なんですが、かなりの大容量であることは間違いありません。ただし、B2 Ultraは15,000 mAhとさらに大容量です。
2.筐体
iiiF150の製品は良くも悪くも個性的なデザインです。B2 Proの背面カバーはカモフラージュ柄で筐体色もSunLightとPolarNightの2色から選べます。前面カメラはパンチホール。
それともう一つiiiF150製品の特徴と言えるのが「薄型」という点ですね。B2 Proはバッテリー容量こそB2 Ultraよりも小さくなりましたが、そのぶん薄さを取り戻した(B2 Ultraは19.9 mm)と思います。14.9 mmというのは一般的なスマホよりも厚いですが、タフネススマホとしてはごく薄い部類です。重量も359 gと比較的軽量です(普通のスマホよりかなり重いんですけどね)。
また、この筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
3.価格など
iiiF150はAliExpress内のiiiF150 Official Storeに製品ページがあり、11月11日のシングルデーセールに合わせて発売記念セールが開催されます。残念ながらこの記事執筆時点だとセール価格が開示されていません。
iiiF150製品は「元気のいいデザイン」「タフネススマホとして薄型」そして「高いカメラ画素数」がセールスポイントです。おそらく日本でもタフネススマホ好きの人から一定の人気があるんじゃないかと思います。11月11日を待ちましょう。
4.関連リンク
iiiF150 B2 Pro:iiiF150 Official Store(AliExpress)