iiiF150 Air1 Ultra － 64MPカメラとナイトビジョンカメラを搭載し、厚さ1センチを切るミッドレンジ・タフネススマホ

iiiF150がタフネススマホのニューモデル「Air1 Ultra」を発売します。iiiF150はOUKITELの関連ブランド（サブブランドなのか子会社なのか、資本関係は不明です）で、ウインタブでもこの製品と似た名称の「Air1 Pro」など、数機種を実機レビューしています。今回ご紹介するAir1 UltraはAir1 Proとは全くの別物で、5G非対応ながらメインスマホとしても活躍できそうな高性能・高機能な製品です。

1.iiiF150 Air1 Ultra スペック

スペック表

バリエーションモデル

・ストレージ128GB：筐体色Obsidian Black、Frost White
・ストレージ256GB：筐体色Epic Purple

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OSはAndroid 12、CPUはHelio G99です。Antutuスコア30万点台後半をマークする性能なので、ゲームも含めほとんどの操作はサクサクこなせると思います。RAMは8GB、ストレージは128GBと256GBを選べますが、筐体色によってストレージ容量が異なります。

ディスプレイは6.8インチのFHD+解像度、リフレッシュレートは120Hzです。リフレッシュレートが高いと特にゲームプレイ中の描画がなめらかになり、ゲーム以外の場面でもスクロールなどの操作で快適性が増します。

通信まわりは「グローバル」です。残念ながら技適の取得有無は不明ですが、日本の通信バンドもしっかりカバーされています。

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カメラの画素数もイン側32MP、アウト側64MPと、タフネススマホとしては素晴らしいものになっています。また、20MPのナイトビジョンカメラも搭載していますので、（モノクロになりますが）暗闇でも鮮明な画像・映像が撮影できます。…なにげにこれ、アウトドアで暗い夜道を歩くときに便利なんですよね…。

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バッテリーは5,000 mAhと、タフネススマホとしては普通くらいですが、33Wの急速充電に対応します。

2.iiiF150 Air1 Ultra 筐体

タフネススマホっぽくもあり、っぽくもなし、という感じです。前面にはパンチホールが採用され、ガラスはゴリラガラス、背面のカメラバンプにもゴリラガラスが貼られています。

タフネススマホっぽくないというのは決して悪い意味ではありません。この製品の厚さは9.55 mm。そんなに薄いとは感じられないかもしれませんが、私の記憶ではタフネススマホで厚さ10 mmを切る製品をウインタブでご紹介するのはこれが初めてだと思います。

もちろんIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL STD-810H）の堅牢性を確保しています。

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また、背面のカメラまわりは「イルミネーション対応」です。音楽に合わせて賑やかに点滅するようです。

さらに赤外線温度計（体温計）も搭載しています。医療機器ではないので測定精度に過度の期待はできませんが、体温測定のほか、様々な用途に使えそうですね。

筐体色は上に掲載した「Epic Purple（256GBのみ）」のほか「Frost White（128GBのみ）」と「Obsidian Black（128GBのみ）」があります。…いいですねー、白いタフネススマホ。

3.iiiF150 Air1 Ultra 価格など

iiiF150 Air1 UltraはAliExpress内のIIIF150 Official Storeにて11月1日午後4時（日本時間）からワールドプレミアセールがスタートする予定で、セール価格は128GBモデルが199ドル（約30,770円）、256GBモデルが219ドル（約33,700円）と予告されています（セール開始時にクーポンなど各種割引が適用されるようです）。

「Snapdragon 8でないとイヤ」「5G対応は必須」という人でなければメインスマホとして使える製品だと思います。記事中にも書いた通り「タフネススマホとしては薄くてディスプレイ品質やカメラ画素数が高い」というのは、街なかでも使いやすいと思いますし、アウトドアでも「MIL規格準拠の頑丈さがあり、ナイトビジョンカメラも使える」というのがうれしいところです。

4.関連リンク

iiiF150 Air1 Ultra：IIIF150 Official Store（AliExpress）