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HOMTOM HT70 - 6インチ縦長スマホに10,000mAhの大容量バッテリーを搭載!かなりぶ厚いよ!

HOMTOM HT70
中国のスマホブランド「HOMTOM」から6インチサイズのミドルスペックスマホ「HT70」が発売されました。性能面ではミドルスペックと言えるものですが、10,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、かつ流行の縦長ディスプレイ(アスペクト比18:9)を採用しているところが面白いです。

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1.スペック

HOMTOM HT70
XiaomiやOppo(OnePlus含む)といった大手メーカーは別として、最近の中華スマホの流れでは「エントリークラス:MT6737、ミドルクラス:MT6750、ハイクラス:Helioシリーズ」という序列のようなものが存在していると思います。MediaTek製のCPUが圧倒的に多いですね。この製品はMT6750T(Antutu Ver.6で4万点台半ばくらいのスコア)搭載機なので、典型的なミドルクラスの中華スマホ、ということになります。

RAMは4GB、ストレージは64GBですから、日本向け製品であれば充実しているように感じられますが、中華のミドルクラスはこれで「標準」くらいです。RAMもストレージも多いに越したことはないので、これは歓迎ですね。

ディスプレイは6インチと大型であるものの、解像度はHD+(1,440 × 720)とそれほど高解像ではありません。この製品は200ドル付近の価格帯なので、できればもうワンランク上(2,160 × 1,080)だとよかったかな、と思います。

カメラ性能ですが、画素数に関しては高水準です。いつも書いていることですが、中華スマホはスペック表に対して実際の画質が低いと感じられることが多いので、額面通りの品質と受け取るのは危険かと思いますが、とはいえ、実機を手にしない状態で評価できるのはスペック表の数値だけなので、現時点では高評価としておきましょう。

HOMTOM HT70
この製品の最大のセールスポイントは「バッテリー10,000mAh」です。そして、この画像がHOMTOMが開示している用途別のバッテリー稼働時間です。待受状態で放置すれば1200時間(50日)もつ、ということになっています。しかし、この製品の紹介とは関係ないんですけど、これを見ると「ゲームなら15時間」となっていて、いかにゲームがバッテリーを消費するかがわかりますね。

バッテリーが大きいぶん、サイズも大きいです。特に厚さ14.5 mmというのはアウトドアスマホ並みです。また、重量207 gとなっていて、この数値はBanggoodの製品ページにあったものですが、個人的には「もう少し重いのでは?」と感じます。

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2.筐体

HOMTOM HT70

この製品は大容量のバッテリーを搭載する関係で、どうしてもサイズが大きめになってしまいます。そのせいか、デザインの雰囲気はアウトドアスマホっぽくなっています。筐体素材は不明ですが、フレームは金属、背面はプラスティックなのではないか、と思います。しかし、背面のコーティングはかなり美しい仕上げになっているようです。

また、背面を見ると、指紋センサーが左にオフセットされているのが面白いなあ、と思います。

HOMTOM HT70
筐体の厚みがよく伝わってくるのがこの画像。好き嫌いはわかれると思いますが、これはこれでアリなんじゃないでしょうか。

HOMTOM HT70
筐体色はブラックとシルバーの2色です。どちらもこの製品の特性に合っていると思います。

HOMTOM HT70
側面画像です。すみません、部位によって筐体色がまちまちです…。電源ボタンと音量ボタンは左側面、SIMスロット(兼microSDスロット)は右側面で、一般的な配置とは逆ですね。

あと、ここもある意味中華らしいところなんですけど、下面にUSBポートがありますよね?私が見る限り、microUSBポートにしか見えないんですけど、この製品に搭載されているのはUSB Type-Cポートです。オーディオジャックも見当たらないので、おそらく製品画像のほうが誤りで、USB Type-C搭載というのが正しいと思います。

3.価格など

HOMTOM HT70は中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがあり、3月5日現在はまだ「Alert Me On Arrival(入荷お知らせ)」というステイタスになっており、販売は開始されていません。参考価格は209.99ドル(22,772円)ですが、実売期にはもう少し価格が下がるものと思われます。

大容量バッテリーということだと、最近では12,000mAhの「DOOGEE BL12000」というのがありまして、HT70が最大のバッテリー容量というわけでもないです。しかし、「このくらいあればさすがに十分なのでは?」とは思います。

なので、大容量バッテリーというポイントを軸に、スペック、デザイン、そして価格と、自分好みのものを選んでいけばいいでしょう。10,000mAhクラスのスマホで「選択肢がある」という時点で中華の面白さが感じられますよね!

4.関連リンク

HOMTOM HT70:Banggood

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