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Headwolf FPad6を一週間使ってみた感想をゆるーくレポート。電子書籍を読むのにちょうどいいサイズ感が最高でした

Headwolf FPad6を一週間使用した感想
Headwolfの8インチタブレット、「FPad6」を一週間ほどリュックにi入れて持ち歩いてみました。いまいちな点もありますが、ちょうどいいサイズ感とスペックで全体的に満足度が高い端末だと感じました。

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実機レビュー記事:
Headwolf FPad6 / Alphawolf APad2 レビュー - 8.4型でディスプレイ解像度は2,560 × 1,600でSoCはHelio G99、小型タブレットでNo.1となれるか?

1.さっと取り出して使える気軽さが○

iPad Proとの比較
ご存じの方もいらっしゃるかと思われますが、かのあゆは普段PC 2台、タブレット(iPad Pro 11-Inch 2018)、ゲーミングUMPC(ROG Ally)とスマホ3〜4台をリュックに常備しています。

iPad Proも非常に素晴らしい製品ですし、アプリ環境が整備されたおかげでモバイルPCとしても利用できるようになってきたのですが、やっぱり11インチというサイズだと通勤時に取り出すのは少しおっくうになってしまします。

その点FPad6の8.4インチはちょうどいいサイズ感で、使いたいときにさっと取り出すことができますし、満員電車でも立ったままWEBブラウジングや電子書籍の観覧が可能です。

逆に7インチ未満になるとスマホとほぼ変わらなくなってしまい、かのあゆの場合は「スマホを(数台)常備しているのにわざわざタブレットまで持っていかなくても・・・」となってしまうので、コンテンツビューアーとして持ち出すのであれば8.4インチが「いいサイズ」だと思います。

地味に現在持ち出している構成に追加しても軽い上にかさばらないのも魅力的に感じました。普通の人はPCや端末を複数台持ち出すことはまず無いかと思われますが・・・

2.高精細なディスプレイ。ただしHelio G99だとパワー不足感も

細かい文字もかなり読みやすい
Headwolf FPad6とその兄弟機、Alphawold APad2の最大のセールスポイントは「8.4インチサイズでありながら2.5K(2,560 × 1,600)の高精細なディスプレイを搭載している」点でしょう。

かなり近づいても表示がきれいなのはさすが2.5K
Androidに限らず、モバイルOSの場合実際の解像度通りに表示してしまうとアイコンや文字サイズがあまりにも細かくなりすぎて常用できなくなってしまうため、表示サイズを最適化している上、エントリータブレットでよく見られるHD+(1,280 × 800)でも極端に目を近づけない限りドットが気になることはないのですが、動画や画像、電子書籍といったコンテンツを楽しむ際のきめ細やかさはさすが2.5K!といったところです。

特に最近Amazon Kindleで電子書籍を楽しむようになったので、コミックや雑誌をFPad6で読んだ際の美しさは最高です。

Headwold FPad6 画面スクロール

ただ、2.5Kという解像度はHelio G99だとやはり若干重荷のようで、ホームランチャーやWEBブラウジング等で画面をスクロールした際に若干もっさりした挙動になるのは少し気になりました。

ちなみにWEB上ではFPad6、APad2ともに一部個体でディスプレイのゴーストタッチやタッチ切れが発生することが報告されていますが、かのあゆの手元にある個体については今のところそのような症状は発生していません。

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3.質感の高い筐体

ケースは必須アイテム
初めて実機を見た際「某大手メーカーが2年前に販売していたフラッグシップモデルのデザインそっくりだな・・・」と思いましたし、実際カメラバンプ部のデザインはほぼそのままなので、おそらく影響は受けていると思うのですが、金属素材を用いた筐体は質感が高く、とても気に入りました。

安価な製品だと筐体をひねった際に軋んでしまうことがありますが、FPad6の場合そのようなこともありませんでした。

できればポーチなどにいれて裸運用したかったのですが、リュックに入れて持ち出した際にどうしても傷やフレーム削れが発生しそうで怖かったので、結局専用ケースとガラスフィルムを購入しました。

フィルムはPET製のものが貼り付けられていますが、あくまで輸送時の製品保護用なので、フィルムの購入は必須です(ウインタブ注:私はこの見解に反対です。品質はともかくとして、貼られているフィルムは輸送時の保護用ではなく実用品だと理解しています。ちゃんとしたフィルムに貼り替えるのは賛成ですけどね)。

4.タブレット向け機能が利用できないのは残念

メジャーではない中国メーカーでも独自機能を備えたカスタムUIを採用するケースが増えてきていますが、FPad6(とAPad2)では「メモリ拡張機能」とMediaTek製SoCを搭載している端末に標準で備わっている「DuraSpeed」が備わっている事を除けば素のAndroidに準じています。

プリインストールアプリも最小限ですし、クリーンなソフトウェアなのは好感が持てたのですが、現時点ではUI表示設定がタブレット・折りたたみ端末向けのものではなく、スマホ向けの設定になっているようで、Android 13以降のバージョンで利用可能になったタスクバーが利用できない点は少し残念に感じました。この点に関してはソフトウェア修正に期待しています。

5.まとめ

早くもリュックに常備する端末に仲間入りすることに
一週間リュックに常備して使用しましたが、ちょうどお試しで購入したAmazon Kindle Paperwhite(2016)の乗り換え先を探していたこともあって、高精細ディスプレイを搭載しながら8.4インチとコンパクトなサイズ感のFPad6は電子書籍・WEBブラウジング専用機として使いやすく、気に入りました。寝ながらコンテンツを楽しむ場合もこのサイズがちょうどいいんですよね。

FPad6だとストレージが128GBと少なめ(APad2のほうは256GB)ですが、ゲームはスマホでプレイするという方であれば(MicroSDカードによるストレージ拡張も利用できるので)あまり問題にはならないでしょう。

通勤時もさっと取り出せるのも魅力的です。おかげで久々に本を読む時間が増えそうです(笑)

6.関連リンク

Alphawolf APad2 タブレット:Amazon
Alphawolf APad2 タブレット:楽天
Headwolf FPad6 タブレット:Amazon
Headwolf FPad6 タブレット:楽天

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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