こんにちは、ひらちょんです。今回は知る人ぞ知るGPD XDの後継機となるGPD XD Plusが予約販売されているのを各所で見かけたのでまとめたいと思います。GPDといえば最近はWindows OSを載せたGPD WINやGPD Pocketが有名ですが、今回紹介するGPD XD PlusはAndroid OSを載せております。
XDが発売されたのがおおよそ3年ぐらい前だったと思うので、久しぶりのバージョンアップです。というか上の画像を見てもらうとわかると思いますが、GPDのAndroidゲーム機はエミュレーターが豊富なのをいいことに結構ヤバイ線を攻めまくってます。GPD WINとかでいい意味で有名になったこのタイミングで、この手の新機種を投入してくるとは思っていなかったので、正直びっくりですが、面白端末としては見逃せないので紹介していきます。
1.スペック
3年ぶりにバージョンアップしたXD Plusは性能が大幅にアップしております。CPUはMTK8176ということでASUSのZenPad 3s 10やXiaomi Mi Pad 3に搭載されていたタブレット向けの6コアCPUとなっています。RAMも4GBに増量されており快適な動作が見込めそうです。
また、前機種にはなかったBluetoothを搭載しているため、miniHDMIをテレビなどに繋げてゲームをすることも想定しているようです。ただ1点気になるところがあるとすれば、Androidの映像出力が元の解像度以上ではできないと思われ、大型液晶に繋いでも1,280 × 720という(大型液晶からすると)低い解像度でしか出力できない可能性がある、というところです。
2.筐体
筐体はプラスチック製で、DSのように折りたたむことができます。上画面の液晶はタッチパネルになっているため、通常操作はタッチで行いゲームプレイ時はゲームパッドを使用すると言ったこともできます。見ての通り180度しっかりと開きます。
下部分はジョイスティック2つに十字キーとABYXボタンといった、よくあるゲームパッドと似たようなボタン構成になっています。R3とL3もジョイスティックの横にボタンとして用意してあるほか、右下にはAndroid用のホームボタンと戻るボタンがあるので、ほとんどの操作をゲームパッドで済ますことも可能かと思います。
ゲームパッド部分はどことなくGPD WINにパーツが似ていますが、それもそのはず、このGPD XD PlusはGPD WINと同じ日本のアルプス製ジョイスティックを採用しています。スイッチ部分はオムロン製ということで、ゲームパッド部分のパーツはGPD WINと同じと考えて良さそうです。
インターフェイス類はLRボタンのところにまとまっています。GPD WINもそうでしたが、イヤホンジャックは手前にあったほうがいいと思うのは私だけでしょうか?1箇所にまとめたほうが構造上楽なんだと思いますが、ケーブルが遠回りしてくるのでそこが少し気になります。
3.ところでXDの新作といえば
GPD XDの後継機のリーク画像として一時期360度ヒンジが回転する画像が回っていたこともありました。GPD XD 2として後継機が出るというリークだったのですが、後継機がXD Plusと発表された今、このフォルムがGPDから出ることはなさそうですね…。MEDIAS Wのような変態端末感がマシマシになるのでこのフォルムを期待していた私でした。
4.価格
GPD XD Plusは1月29日現在GearBestとgeekBuyingに製品ページがあり、geekBuyingでは239ドル(26,866円)で予約販売しており、4月14日前後に出荷開始となりそうです。GPD WINよりもローコストにゲームパッド端末を手に入れる少ないチャンスですので、気になる方は確認してみてください。
5.関連リンク
GPD XD Plus:geekbuying
GPD XD Plus:GearBest
コメント
その昔GP32を買って、がっかりした覚えがあったのでXDは買いませんでした
(言いがかりレベルw)
SIMが刺されば使い道があるのになぁ
GP32の存在を今はじめて知ったのですが、2001年に発売されたゲーム機なんですね。非常に興味深く、GP32について調べていたらこんな時間になっていましたw
コメントありがとうございました。