Google Pixel Tablet － スペック、機能とも高水準、Googleらしいタブレットが発表されました。価格も魅力的

GoogleがAndroidタブレット「Pixel Tablet」を発表しました。Googleのタブレットが日本で販売されるのは初めて…いや失礼、かつてNexusというのがありましたね（我が家でも愛用していました）。久しぶりのGoogle製タブレット、高い性能、Google製品らしい機能、そして手頃な価格と、非常に魅力的なものになっていて、「つい買ってしまう」人が続出するんじゃないかと思います。

1.Google Pixel Tablet スペック

スペック表

バリエーションモデル

・8GB/128GB
・8GB/256GB

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OSは単に「Android」と開示されていますが、そこはPixelシリーズですから、常に最速で最新バージョンが降ってくる（OTAアップデートのことです）はずです。

CPUはTensor G2です。Pixel 7シリーズと同じ型番で、Antutuスコアは75万点オーバーとなる性能なので、タブレットとしては非常に高水準です。RAMは8GBのみ、ストレージは128GBと256GBを選べます。

ディスプレイは10.95インチで解像度は2,560 × 1,600です。最近、2,000 × 1,200という、やや横長のディスプレイを搭載する製品が増えていますが、Pixel Tabletはアスペクト比16:10と、以前からよくある形状ですね。また、解像度も高いです。

なお、このディスプレイは4,096段階の筆圧に対応するUSI 2.0規格のペン入力に対応します。

機能面でGoogleらしいのは「Chromecast内蔵」「Google Home対応」という点です。特に前者は「Chromecast 搭載の唯一のタブレット」とされています。ちなみにCromecastは私の家にもあり、二人の娘が休日には韓流MV・韓流ドラマ廃人となっていますので、「特に動画サブスクを使っている人なら、あれば便利」であることは間違いありません。

カメラはイン8MP/アウト8MPと、決して高い画素数ではありませんが、テレビCMでもおなじみの「消しゴムマジック」など、Pixelシリーズらしい機能が使えます。

2.Google Pixel Tablet 筐体

筐体色は「Porcelain（白っぽい色。磁器という意味です）」「Hazel（緑っぽい色。はしばみという植物の英語名称です）」の2色で、画像に写っているピンクは日本向けには設定されていません。

筐体素材は「AED / ナノセラミック コーティング」で「全重量の 30% 以上にリサイクル素材が使用されており、エンクロージャーに使われているアルミニウムは 100% リサイクル素材です」と開示されています。なお、「AED」というのが具体的にどんな素材なのかはわかりませんでした（検索しても自動体外式除細動器とその関連製品が出てくるばかり…）。

ベゼル幅は比較的細いです。ウインタブでよくご紹介している中華の低価格帯のタブレットよりはスタイリッシュに見えます。

選択する筐体色によってベゼルの色が異なります。Porcelainだと白、Hazelだと黒ですね。

Pixel Tablet本体にも4スピーカーを搭載していますが、「充電スピーカー ホルダー」も付属します。本体とマグネット接続をすれば自動的に充電されるだけでなく、スピーカーも内蔵していますので、より迫力ある音が楽しめます。購入検討にあたっては「このホルダーが付属する」というのが大きなポイントになるかと思います。

3.Google Pixel Tablet 価格など

Google Pixel Tabletは6月20日の発売ですが、すでにGoogleストアやAmazonなどで予約販売が開始されています。価格は8GB/128GB版が税込み79,800円、8GB/256GB版が税込み92,800円です。

スペックから見た価格は割安と感じられますし、充電スピーカーホルダーも付属、さらに審査不要で手数料なしの12回分割支払が可能（クレジットカード払いです）と「まずい価格」になっていると思います。そして、6月19日までの期間にGoogleストアでこの製品を予約購入すると、次回以降使えるストアクレジット13,000円分もプレゼントされてしまうので、非常に危険です。同時発表のスマホ、Pixel 7aも待ち構えていますし、いまGoogleストアを見に行く場合は自制心が必要かと。

4.関連リンク

Google Pixel Tablet：Googleストア
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