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Galaxy Tab S10+/S10 Ultra - Galaxyのハイエンドタブ、リニューアルしてAI性能がアップ

Galaxy Tab S10+/S10 Ultra
SamsungがハイエンドなAndroidタブレット「Galaxy Tab S10+」「Galaxy S10 Ultra」を発表しました。従来の同社トップモデル「S9シリーズ」はS9(11インチ)/S9+(12.4インチ)/S9 Ultra(14.6インチ)の3サイズありましたが、S10シリーズはS10+(12.4インチ)/S10 Ultra(14.6インチ)の2サイズとなりました。

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SoCがSnapdragonからDimensityに変更され、AI機能を強くアピールされている製品です。

1.概要

スペック表

   Galaxy Tab S10+/S10 Ultra
OS One UI(Android 14)
SoC MediaTek Dimensity 9300+
RAM 12GB/16GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB
ディスプレイ S10+:12.4インチ(2,800 x 1,752 )120Hz
S10 Ultra:14.6インチ(2,960 x 1,848)120Hz
※すべてDynamic AMOLED 2X(有機EL)
バンド  —
SIM  —
ネットワーク S10+:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
S10 Ultra:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3
入出力 USB Type-C、microSDカード
カメラ S10+:イン12MP/アウト13MP+8MP
S10 Ultra:イン12MP+12MP/アウト13MP+8MP
バッテリー S10+:10,090 mAh
S10 Ultra:11,200 mAh
サイズ S10+:185.4 x 285.4 x 5.6 mm
S10 Ultra:208.6 x 326.4 x 5.4 mm
重量 S10+:571 g
S10 Ultra:718 g

バリエーションモデル

S10+
・12GB/256GB
・12GB/512GB
S10 Ultra
・12GB/256GB
・12GB/512GB
・16GB/1TB
 ※左からRAM/ストレージ

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コメント

S9シリーズからの最大の変更点はSoCです。S9シリーズではSnapdragn 8 Gen 2を搭載していましたが、S10シリーズはMediaTekのハイエンド型番「Dimensity 9300+」を搭載します。Antutuスコアは約212万点(出所:Nanoreview)、Snapdragon 8 Gen 3とほぼ同等です(情報サイトにより微妙に点数が異なりますが、この水準のSoCで「どっちが上か」という議論をするのはウインタブはナンセンスと考えます)。なお、メーカー発表では「Galaxy Tab S10 Ultraは、Galaxy Tab S9 Ultraと比較してCPUが18%以上、GPU28%、NPU14%向上しています」とのことでした。

RAM/ストレージの構成とディスプレイのサイズ・解像度はS9シリーズから全く変わっていません。RAMは最低でも12GB、ストレージはニーズに合わせて512GB(S10 Ultraでは1TBも)を選べますので、これで問題ないかと。

Galaxy Tab S10+/S10 Ultra

Galaxy Tab S10+/S10 Ultra
筐体の外観もほとんど変わっていないですね。サイズも「S10+、S10 UltraともS9シリーズよりも厚さが0.1 mm小さくなっただけ」です。どこかの情報サイトに「Galaxyシリーズ史上最薄」みたいな説明がありましたけど、0.1 mmなんて知覚できるのは「すごい職人さん」くらいでしょう。実用面ではなんの違いもないと思います。

なお、S10シリーズには画像に写っている「Sペン」が付属します。

S10シリーズでは「Galaxy AI」と称する各種AI機能が使えいます。「Samsung Notesのノートアシスト機能(AIを使って自動で書き起こしや要約を行える)」「PDFオーバーレイ翻訳(画面上でPDFを翻訳)」「手書きヘルプ(Sペンで書き込んだ整頓されていない手書きメモを整理することができえる」「AIスケッチ」など。

ただ、ちょっとわからないのが「OneUIのアップデートって既存のS9シリーズにも適用されるんですよね?S9シリーズもAI性能が低いわけではないので、Galaxy AIが使えるのでは?それとも、どこかのMicrosoftのようにS9シリーズとS10シリーズでAI機能を差別化するんですか?」という点です。この点についてGalaxyの製品ページに「Galaxy AIは、対応するGalaxyデバイスで2025年末まで無料で提供される機能です。 第三者が提供するAI機能には、異なる条件を適用する可能性があります。国や地域、OS/One UIのバージョン、デバイスのモデル、キャリアによって、使用できるGalaxy AI機能が異なる場合があります」という説明がありましたが、これだと正直良くわからないですね…。

2.価格など

Galaxy Tab S10+/S10 Ultraは10月3日に販売開始される予定で、プレスリリースに記載されている価格は下記のとおりです。

S10+
256GB:187,440円
512GB:216,480円

S10 Ultra
256GB:219,120円
512GB:248,600円
1TB:299,750円

Galaxy Tabシリーズのハイエンドモデルだけあって「いいお値段」ですが、Samsungでは6万円台から買える「S9 FE」や3万円台で買える「A9+」もラインナップしており、「そういった展開の中でのハイエンドモデルの価格」ですし、妥協することなくタブレットのスペックを追求した結果の価格でもあるので、「まあわかる」とは思います。買えませんけど。

3.関連リンク

Galaxy Tab S10+ | Tab S10 Ultra:Samsung 予約ページ
Galaxy Tab S10+:Samsung 製品紹介ページ
Galaxy Tab S10 Ultra:Samsung 製品ページ

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