Galaxy A55 5Gが国内発表されました(毎度記事公開が遅くなり、すみません…)。従来モデルのA54 5Gと外観はあまり変わっていないように見えますが、ディスプレイサイズが少し大きくなり、SoCやカメラの性能も向上しています。
1.概要
スペック表
Galaxy A55 5G | |
OS | One UI(Android 14) |
CPU | Samsung Exynos 1480 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.6インチSuperAMOLED(2,340 x 1,080)120Hz |
LTEバンド | LTE(FDD):B1/2/3/5/8/12/18/19/21/26/28/66 LTE(TDD):B38/39/41/42 5G FDD Sub6:N1/3/5/28 5G TDD Sub6:N41/77/78/N79 |
SIM | nanoSIM/eSIM |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト50MP+12MP+5MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 161.1 x 77.4 x 8.2 mm |
重量 | 213 g |
コメント
OSはAndroid 14ベースの独自UI、OneUIです。A55 5Gは最大4回のOSアップデートと最長5年間のセキュリティアップデートに対応しますので、安心して長期間愛用できますね。また、PIN、パスワード、パターンなどの機密情報(個人情報)を包括的に、OSから分離して保護するSamsung Knox Vaultも搭載しています。
SoCはA54のExynos 1380からExynos 1480になりました。Exynos 1380のAntutuスコアは約59万点(出所:Nanoreview)でExynos 1480は約72万点(出所:Nanoreview)なので性能は大幅にアップしていますし、一部のスマホゲーマーを除けば多くの人にとって十分な性能と言えます。
RAMとストレージは8GB/128GBで変更はありません。
ディスプレイはA54 5Gが6.4インチだったのに対し、6.6インチと若干大きくなり、解像度2,340 x 1,080・リフレッシュレート最大120Hzというのは変わりません。
カメラの画素数もA54 5Gと同じですね。ただし、新たにスーパーHDR動画撮影に対応するなど、機能面がレベルアップしています。
外観はA54 5Gとあまり変わりません。この筐体はIP68レベルの防水・防塵性能を備えています。また、前面・背面ともゴリラガラス・ヴィクタスが使われています。
なお、サイズはA54 5Gよりも若干大きくなりました。
A55 5G:161.1 x 77.4 x 8.2 mm / 213 g
A54 5G:158 x 77 x 8.2 mm / 201 g
筐体色はオーサムネイビー、オーサムアイスブルー、オーサムライラック、オーサムレモン(ドコモオンラインショップ限定色)の4色です。ちなみに、ほとんどの方はご存知と思いますが、オーサムというのは「awesome(素晴らしい)」のことです。
2.価格など
Galaxy A55 5Gはドコモとauで5月下旬以降に発売され、すでに予約注文がスタートしています。auでの価格は77,000円で、5G機種変更おトク割だと71,000円、スマホトクするプログラムだと実質負担額は41,900円となります。
Galaxyには上位にSシリーズがありますので、このAシリーズは中位クラス(言い方は悪いが下位モデル)ということになりますが、ほとんどの人が「これで十分」と思える製品だと思います。価格帯だと同日発表のPixel 8aがライバル、ということになりますね。
3.関連リンク
Galaxy A55 5G:Samsung