
FOSSiBOTのスマートフォン「F102」をご紹介します。FOSSiBOT製品をウインタブで取り上げるのはこれが初めてです。失礼ながら私はこのメーカー(ブランド)のことを知らず、最近コミュニケーションの機会が増えているAliExpressのご担当者から紹介してもらいました。調べてみると日本でもAmazonと楽天に出品(出店)しており、日本市場での主力製品はポータブル電源のようでした。また、確実な情報ではありませんが、AliExpressのご担当者によれば「技適も取得しています」とのことです。
AliExpress内の「FOSSiBOT Official Store」にはポータブル電源だけでなくタフネススマホやタブレットも販売されており、これならウインタブ読者にご紹介ができる、と判断した次第です。今回ご紹介するF102はスペックのいい、タフネススマホらしいタフネススマホです。
1.スペック
スペック表
| FOSSiBOT F102 | |
| OS | Android 13 | 
| SoC | MediaTek Helio G99 | 
| RAM | 12GB(拡張機能により最大20GB) | 
| ストレージ | 256GB | 
| ディスプレイ | 6.58インチ(2,408 × 1,080)120Hz | 
| LTEバンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 20/25/26/28A/28B/66/71 TDD: B38/39/40/41 | 
| SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) | 
| ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.2 | 
| 入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー | 
| カメラ | イン32MP/アウト108MP+20MP+5MP | 
| バッテリー | 16,500 mAh | 
| サイズ | 172.3 × 82.6 × 25.6 mm | 
| 重量 | 495 g | 
コメント
OSはAndroid 13、SoCはHelio G99と、最近の中国メーカーの上位モデルと同じような構成です。RAMは12GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージは256GBです。

ディスプレイは6.58インチでFHD+解像度、リフレッシュレートは120Hzです。ここまでのところ、BlackviewやDOOGEEなどの上位モデルとよく似ていて、悪くないスペックですよね?

カメラも高いスペックになっています。イン側32MP、アウト側は108MPのメインカメラに20MPのナイトビジョンカメラ(モノクロになるが、暗闇でも鮮明な写真・動画撮影ができる)、そして5MPのマクロカメラを搭載します。

バッテリーは16,500 mAhの超大容量で33Wの急速充電に対応します。もちろんリバースチャージ機能もついていますので、モバイルバッテリー代わりとしても使えます。
2.筐体


筐体色はブラックとレッドの2色から選べます。前面は水滴型ノッチが採用されていますね。タフネススマホでも最近はパンチホールを採用する製品が増えていますが、このあたりはお好みによるでしょう。あと、ロボットの手が邪魔ですが、ベゼルは比較的太めです。
背面はかなり個性的です。特に真ん中にある「黄色い丸」w

これ、ライトです。3W/495ルーメンと明るく、この画像にあるようにキャンプなどで照明として役に立ちそうですし、暗い夜道にも良さそう。また、SOS点滅も可能です。

側面にはカスタムキー(ユーザーが任意の操作を割り当てることができるボタン)がつき、電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。それと「もちろん」IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格の堅牢性を備えています。
ところで、この製品の「真横からの画像」がなかったのですが、超大容量バッテリーを搭載しているということで厚さは25.8 mmと、相当に分厚いです。また重量も495 gと、300 gオーバーが普通のタフネススマホジャンルにあってもかなり重いと言えます。
3.価格など
FOSSiBOT F102はAliExpressのFOSSiBOT Official Storeで販売中です。11月30日現在の価格は193.42ドル(28,845円)、ブラックフライデーのクーポン「wintab20bf」を使えばさらに安くなりますが、午後4時59分でセールが終了してしまいますので、ここでは価格をご案内しません。また、Amazonでも複数の出品者があり、11月30日現在の価格は33,915円です(製品ページにあるクーポンを使用した価格)。
システムスペック面ではBlackview BV9300に近いと思いますが、カメラ性能はこのF102のほうが上です。一方で、「タフネススマホとしての安心感」についてはやはりBlackviewに一日の長があるかと。
ウインタブとしてはFOSSiBOTについて「日本進出済みであること」と「F102のスペックと価格を見る限り」今後も積極的に紹介していきたいメーカーだと思っています。
4.関連リンク
FOSSiBOT F102:FOSSiBOT Official Store(AliExpress)
 FOSSIBOT F102:Amazon
FOSSIBOT F102:Amazon

 
  
  
  
  

コメント
F102 Amazonで売ってますよ
5000円だか6000円の割引クーポン付きで
おっしゃるとおりでした。記事の「価格など」の部分を修正してきました。ご指摘いただきありがとうございました。
僭越ながら、
FOSSIBOT F102はOUKITELのサブブランドです。
OUKITELだから防水、防塵は保証付き。
僭越ながら、
記事を書くならちゃんと調べてから記載したほうがいいと思います。
FOSSIBOT F102
FOSSIBOTはOUKITELのサブブランドです。
FOSSIBOTは防塵、防水等のタフネススマホだけになるようです。
悪しからずご了承ください。
そうなんですか?FOSSiBOTはポータブル電源が日本で主力だと思っていました。また、現在製品を実機レビュー中なので、OUKITELのサブブランドなんですか?と質問しておきます。