FFF SMART LIFE CONNECTED株式会社がAndroidタブレット「FFF-TAB8」を発売しました。また、同時に10.1インチタブレット「FFF-TAB10B0」も発売していますが、FFF-TAB10B0については以前紹介記事を掲載済みなので、この記事ではFFF-TAB8についてご紹介します。8インチサイズのエントリータブレットですが、国内メーカー製品としては価格が低く抑えられており、もちろん国内保証や日本語による製品サポートが受けられます。
1.FFF-TAB8 スペック
スペック表
FFF-TAB8 | |
OS | Android 12 |
SoC | Allwinner A133 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 8インチIPS(1,280 × 800) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン200万画素/アウト500万画素 |
バッテリー | 3.7V 4,000mAh |
サイズ | 211 x 121 x 10 mm(突起物除く) |
重量 | 341 g |
コメント
OSはAndroid 12、CPUはAllwinner A133です。Antutuスコアは65,000点程度なので、動画視聴やWebブラウジング、SNSの利用には問題ないと思われるものの、ゲームプレイは(比較的ライトなものであっても)厳しいでしょう。
RAMは3GB、ストレージは32GBと、(Go Editionでない)フルのAndroid 12を動かす上でミニマムな容量です。ただし、microSDカードリーダーは使えます。ディスプレイは8インチのIPS液晶、1,280 × 800解像度とあまり高精細ではありませんが、8インチサイズなので画面の粗さもそんなに気にならないと思います。また、10.1インチタブ「FFF-TAB10B1/FFF-TAB10B0」はWidevine L1ですが、このFFF-Tab8については製品ページにその旨の記載がないので、WidevineはL3と思われます(直販サイトの製品名のところにWidevine L1という記載がありますが、おそらく誤りかと思います)。したがって、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画サブスクリプションサービスでHD画質(720p)以上での視聴はできません(YouTubeであれば720pでの視聴は可能です)。
あと、カメラもWebミーティングには問題なく使えると思いますが、写真撮影、動画撮影については「メモ用」くらいの画素数です。
2.FFF-TAB8 筐体
…まあ、「普通」ですね…。背面素材は「マットブラックのプラスチック素材」で、メーカーによれば「手に馴染む」素材感とのことです。
エッジ部分は丸められ、柔らかい印象です。
8インチというのは「タブレットとしてはコンパクトで軽量、スマホよりも大画面(当たり前ですけどね)」なので、この画像のように片手で持って動画視聴や電子書籍を閲覧したりする際にも使いやすいです。
各部名称です。スピーカーはモノラル、イヤホンジャックは省略されずに残っています。
3.FFF-TAB8 価格など
FFF-TAB8はFFF SMART LIFE CONNECTEDの直販サイト「PREMIUM STAGE」やAmazon、楽天などで販売中で、12月23日現在の価格は税込み15,800円です。
ウインタブでは日頃Teclastなどの中国メーカー製品もご紹介していますが、それら中国メーカー製品の低価格帯タブレットよりは価格がやや高いと感じられます。また、スペック面でも特に目立ったところはなく、典型的なエントリークラスだと思います。
しかし、冒頭に書いた通り、FFF-TAB8は国内メーカー製品なので、1年間の国内保証が受けられますし、FFF SMART LIFE CONNECTEDにはサポートセンターもあり、製品の質問も気軽にできます。なので、ガジェットにあまり詳しくない人へのプレゼントにするのも良さそうです。
4.関連リンク
Android12 8インチタブレットFFF-TAB8:FFF SMART LIFE CONNECTED 製品紹介
FFF-TAB8:PREMIUM STAGE
FFF-TAB8:Amazon
FFF-TAB8:楽天