DOOGEEがAndroidタブレット「T36」を発売しました。現在楽天でセール中です。ウインタブでよくご紹介している中国メーカーの製品は近年日本のAmazonでの販売を積極化していますが、DOOGEEはどちらかというと楽天を重視しているようですね。T36は「性能ちょっと高め、ディスプレイちょっと大きめ」のAndroid 15搭載タブレットです。
1.スペック
DOOGEE T36 | |
OS | Android 15 |
CPU | UNISOC T620 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大20GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12型(2,000 x 1,200)90 Hz |
LTEバンド | FDD:B1/3/5/7/8/20/28A/28B TDD:B34/38/39/40/41 (AliExpressより引用、楽天はバンド記載なし) |
SIM | nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP |
バッテリー | 8,800 mAh |
サイズ | 281.6 x 177.2 x 7.9 mm |
重量 | 610 g |
2.コメント
OSは最近中国メーカーから出揃い始めたAndroid 15です。SoCはUNISOC T620でAntutuスコアは約33.6万点(出所:Nanoreview)と、低価格帯の中国タブレットに搭載例の多いUNISOC T606(スコア約25万点)よりもワンランク高性能です。
RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージは256GBです。
ディスプレイは12インチとちょっと大きめ、解像度は2,000 × 1,200でリフレッシュレートは90Hzです。WidevineもL1ということなのですが…、この画像にはNetflixのアイコンがないのがちょっと心配(WidevineがL1だと動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質で視聴ができますが、Netflixはちょっと厳しくて、他のサブスクでL1でもNetflixだけL3というケースが見られます)。ただ、以前ウインタブでレビューしたDOOGEE製のタブレットはNetflixでもL1判定になっていましたので、最新モデルたるT36でも問題ないのでは?とは思います。
カメラはイン側8MP、アウト側13MPです。やや大型のタブレット製品なのでカメラ(特にアウトカメラ)の使用頻度は高くないでしょうから、この解像度で十分だと思います。
バッテリーは8,800 mAhです。
筐体色はブルーとブラックの2色。
筐体は金属製でエッジの立った(角張った)形状、厚さも8 mmを切り、7.9 mmと薄型です。
3.価格など
DOOGEE T36は楽天とAliExpressで販売中で、1月23日現在だと両者の販売内容に違いがあります。
まず、楽天では本体に保護フィルム、マウス、キーボード、ケース、タッチペンといった周辺機器がセットになって31,900円です(製品ページにある6,000円OFFクーポンを使用した価格です。クーポンは1月25日23:59まで)。
一方、AliExpressでは保護フィルムやキーボードなどの周辺機器が付属せず(充電器、USB Type-Cケーブル、SIMイジェクトピン、取扱説明書など、常識的なものは付属しています)、169.71ドル(26,925円)です。どちらがお買い得か、ということはなんとも言えません。キーボードとかマウス、タッチペンにニーズがあるかどうか、ということだと思います。
性能的には「(中国タブによくある)Helio G99未満、UNISOC T606以上」という感じで、ディスプレイが大きめであることを考慮すれば割と妥当なお値段かな、とは思いますけどね。
4.関連リンク
DOOGEE T36(セット版):楽天
DOOGEE T36:DOOGEE Official Store(AliExpress)
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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