中国メーカーDOOGEEのタフネススマホ「S98」のワールドプレミアセールがスタートしました。この製品はタフネススマホながら背面にサブディスプレイを搭載しており、システムスペックも「ミッドレンジくらい」になっています。
DOOGEE S98については、以前紹介記事を掲載していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
DOOGEE S98 - 背面にサブディスプレイを搭載するミッドレンジクラスのタフネススマホ
1.DOOGEE S98 概要
スペック表
DOOGEE S98 |
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OS | Android 12 |
CPU | MediaTek Helio G96 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.3インチ(2,340 × 1,080) ※背面ディスプレイあり |
LTEバンド | FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 18/19/20/25/26/28A/28B/66 TDD: B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2 |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン16MP/アウト64MP+20MP+8MP |
バッテリー | 6,000 mAh |
サイズ | 172 × 82 × 15.5 mm |
重量 | 320 g |
パフォーマンス
まず、OSにAndroid 12を搭載している点に注目です。大手メーカーのニューモデルだとAndroid 12搭載、というのは珍しくもありませんが、比較的安価に購入できる中華スマホでAndroid 12搭載というのはまだ珍しいです。また、メーカーによれば「3年間のセキュリティアップデートとソフトウェアアップデートを保証する」とのことです。実際どうなるのかはわかりませんが、少なくとも大手ではない中華メーカー製品でこのような宣言を見たことはありません。
CPUのHelio G96はウインタブでも搭載機を何度か実機レビューしていますが、Antutu Ver.9のスコアが約33万点ですから、ミッドレンジと呼ぶにふさわしい性能です。また、RAMとストレージも8GB/256GBと余裕がありますし、microSDカードリーダーも搭載しています(nanoSIM × 2枚とmicroSDカードを同時に利用できます)。
デザイン
中華のタフネススマホはミッドレンジクラスの製品でもディスプレイ解像度がHD+どまり、というものが少なくありませんが、S98はFHD+を確保しています。ただし、非タフネススマホでは一般的となっている前面パンチホールではなく、水滴型ノッチを採用しています。また、IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810G)準拠の堅牢性がありますので仕方ないとは思いますが、ベゼルは太いですね。ただ、タフネススマホらしい、ゴツいデザインを好む人には素晴らしい筐体かと思われます。
デザイン面で特徴的なのはやはり「カメラまわり」です。S98のカメラはイン側16MP、アウト側は64MPと高い画素数になっており、さらに20MPのナイトビジョンカメラも搭載しています。私もナイトビジョンカメラを搭載するスマホを持っていますが、「夜間の探しもの」とか「暗がりを歩くとき」に重宝します(といっても夜間に探しものをするのは絶望的な気持ちになるのでおすすめしませんw)。ナイトビジョンカメラはモノクロにはなりますが、本当に鮮明に写りますので、タフネススマホにはぜひ搭載してもらいたい機能です。
それと、この製品の最大の特徴として、背面のサブディスプレイが挙げられます。
なんでも表示できる、というわけにはいかず、限定的な機能とはなりますが、時計や各種通知、またお好みの画像などを表示できます。…機能面に期待すると言うよりも、デザイン性ですかね、これ。
2.DOOGEE S98 価格など
DOOGEE S98はAliExpress内のDOOGEE Official Storeで販売中で、3月30日現在ワールドプレミアセールを開催しています。セール価格は239.99ドル(30,775円)です。残念ながら為替の円安が進んでいて、円貨だと3万円を越えてしまっていますが、ミッドレンジクラスでストレージ容量も大きく、背面サブディスプレイというギミックのあるタフネススマホとしてはお買い得な価格だと思います。
セールは4月2日午後4時までなので、興味のある人はお見逃しなく。
3.関連リンク
DOOGEE S98:DOOGEE公式サイト
DOOGEE S98:DOOGEE Official Store(AliExpress)